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NYC リアリティ・チェック〜ある銃撃事件によせて
26日、ブルックリンのプロジェクトで24歳の青年が何者かに撃たれて亡くなった。
ニュースによると
23歳のガールフレンドとの間に6歳と1歳の子どもがいる。
ふたりは10年間の付き合い。
青年の母親は42歳。


つまり母親は18歳で息子を産み、
息子14歳、ガールフレンド13歳で付き合い始め
息子18歳、ガールフレンド17歳で第一子出産、
母親は36歳で祖母となる。
息子は犯罪歴があり、無職。
ある理由によりプロジェクトから退去勧告を受けていた。
そして24歳で射殺された。
ガールフレンドは23歳にして2人の子どもを抱え、未亡人となった。


このカップルの背景は「中絶」の問題につながる。
14歳と13歳の中学生カップルが子どもを産むべきなのか。
そもそも青年の母親も18歳で出産しており、
高校在学中の17歳で妊娠したことになる。
3人とも高校卒業資格を取っていない可能性が高い。
つまり職に就くことが困難、運良く見つかっても低賃金。
だから貧困から抜けられない。
なのにカップルは2人目の子どもを出産している。


この2人の子どもの将来はどうなるのか。


親は未成年の妊娠を防ぐ手立てを講じつつ、妊娠した場合、特に今回のカップルのように極端に年齢が低い場合、「仕方ない」「おろすなんてとんでもない」「子どもは神様からの授かり物」といった態度を取るべきではないのだ。キリスト教社会において「神様からの授かり物」という考え方は大きなウエイトを持つけれど、親(妊娠した子ども。そう、まだ子どもなのだ。)の年齢によっては現実を見据えるべきなのだ。


産むとしても、出産直後に養子に出すという方法がアメリカでは充分に有効で、「世間体が悪い」「子どもが肩身の狭い思いをする」といった心配はしなくていい。だから妊娠した子どもの親が、子どもと語り合ってお腹の中の子どもの行く末を決めるべきなのだ。とはいえ、親自身がティーンエイジャーで出産をしているし、まわりにも10代のシングルマザーがたくさんい過ぎる。だからそれが「フツー」に思えてしまうのだ。



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author:堂本かおる, category:ニューヨーク, 13:53
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治安が良くなってビンボーになるニューヨーク
「ニューヨークはすっかり治安が良くなったから、今後、政府から NYPD(ニューヨーク市警)への補助金はナシね」

ということになったらしい。


そうなのさ。アメリカの大都市の中でニューヨークはかなり安全なほうなのよ。


だからといって予算不足になって、おまわりさんのクビ切りをしたら、それでまた犯罪が増えるのではないかしらん。


最近のハーレムはおまわりさんが多い。「そんなにたくさん必要なの?」と思うこともある。街角に5人も固まって歓談してるってのもなぁ。でも、そのおかげか、今年は事件が少ない。


今年、ニューヨーク市全体の殺人数は前年比 18%減。
ハーレムだけだと 54%減。すごい。
今年、ハーレムではまだ7人しか死んでないから、このペースだと年間12人になる。
1990年のハーレムでは年間100人以上が殺されてたのに。なんと劇的な変化よ。


でも、狭いハーレムで今、毎月1人が殺されてることを「安全」と思うか。



治安の見方って、基準をどこに置くかによって変わるのだ。




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author:堂本かおる, category:ニューヨーク, 17:59
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Hip hop と救急車(2つの仕事を掛け持つニューヨーカー)
雑誌「インサイト Insight」の7月号に、「ニューヨーカー〜2つの仕事を掛け持つ人種」というエッセイを書いた。ひとくちにニューヨーカーと言ってもリッチからプア、アメリカ人から移民、アーティストからホームレスまでさまざまな人がいて、それぞれ複数の仕事を掛け持ちしていることが多い。タイトルには「2つの仕事」と書いたけれど、実際は3つも4つも掛け持ちしている人がいる。それをエンジョイしている人もいれば、仕方なくやっている人もいる。……で、その理由は?


まぁ、そんなことを書いたわけですが、なんとタイミングぴったりにかっこいい仕事の掛け持ち方をしている人を地下鉄で発見。

Joe

↑ 地下鉄内に貼られている公務員組合のポスター。看護師やら、横断歩道員(と言うのかしらん。)やら、いろいろな職種の本物の公務員がモデルとなっている。その中の救急隊員(上の写真)は、実は知る人ぞ知るヒップホップ・フォトグラファー、ジョー・コンゾなのだ。


私の友人にサウスブロンクス出身の MC(伝説のユニット、コールド・クラッシュ・ブラザーズのEasy A.D.) がいて、ジョーはその友人の幼なじみ。長年に渡ってサウスブロンクスのシーンを撮り続け、80年代の写真なんて今となってはめちゃくちゃ貴重な時代の証言記録となっている。


一度だけ会ったことがあって、向こうは覚えてないと思うけれど、私の方は「とても地に足の付いた人だなぁ」という印象を受けた。個展を開き、写真集も出しているのに、救急隊員もずっと続けているのだ。音楽業界という浮き沈みの激しい世界にあって、なんと堅実な。顔付きにもそれが表れてますなぁ。ニューヨークの救急隊員なんてもの凄い修羅場を目撃しまくってるはずだから、度胸も座ってるんだろうなあ。なんか憧れるぞ、ニューヨークには浮かれた人が本当に多いからさ。


Insight知的情報マガジン Insight 7月号





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author:堂本かおる, category:ニューヨーク, 13:19
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ニューヨークの新型インフル・リポート
●5月25日現在のニューヨークの状況

5月25日(月)はメモリアルデー(戦没者追悼記念日)という祝日だった。過去に戦争で亡くなった将兵を讃える日で、ニューヨークでは市長や州知事、ワシントンD.C.ではオバマ大統領が参加して追悼イベントが開かれた。ニューヨークではこの時期にフリートウィークというイベントも毎年行われる。戦艦がハドソン川に集まり、一般公開されるのだ。たくさんの水兵さんがやってきて、彼らが白いセーラー服姿でマンハッタン観光を楽しむ姿も風物詩。(ハーレムに里帰りしてくる水兵さんもいるし。)

これは夏の始まりを告げる日でもあって、家族や友人が集まり、庭や公園でバーベキューをするのが習わし。我が家も都合で前日に繰り上げ、しかも屋外ではなく室内で行ったたものの、親戚と友人を招いてホットドッグやマカロニ&チーズを食べた。

これらの恒例行事、新型インフルもなんのその、っていうより、それが理由で止めておこうとは誰も思わず、すべて開催された。加えてニューヨーク市長の提案で、この日曜日はタイムズスクエアが歩行者天国となり、ニュースを見ると、かなりの人ごみだった。※少なくとも年内は毎週日曜にブロードウエイの42〜47丁目(タイムズスクエア)と33〜35丁目(ヘラルドスクエア)が車両通行禁止となる



●感染者数

ニューヨーク市内の新型インフル感染者280名、多くは軽症。うち入院94名。死者は2名で、55歳の男性、50代の女性。両者ともに既存の疾患を持っていたらしいが、この週末に亡くなった女性のほうに関しては詳細はまだ不明。少し前に新型インフルで死亡したと伝えられた18ヶ月の赤ちゃんは死後の検査で新型インフルではなかったことが判明。3名ともニューヨーク市クイーンズ在住者だった。

全米では死者12名。感染者は6,700名以上で、そのほとんどが軽症。


●休校数
 ※ニューヨーク市はマンハッタン、クイーンズ、ブルックリン、ブロンクス、スタテンアイランドの5区から成る

 クイーンズ 26校
 ブルックリン 10校
 ブロンクス 5校
 マンハッタン 5校

・感染と認定された患者が出たのはクイーンズの1校のみで、残りはすべて「インフルエンザらしき症状の生徒が多数出た」ための休校
・ブルックリンの4校のみ連休明けの26日(火)から休校、他は全て26日〜28日に再開予定
・マンハッタンの休校はイーストハーレム3校、アッパーイーストサイド1校、チャイナタウン1校


●世論調査(NY1 5/15、16実施)


新型インフルの流行によって日常の習慣を変えましたか?
 ・イエス 50%
 ・ノー 50%

イエスと答えた人、何を変えましたか?
 ・人ごみを避ける 26%
 ・地下鉄・バスの利用を避ける 14%
 ・仕事・学校を休んで家に留まる 9%
 ・握手を避ける 15%
 ・手をよく洗う 62%
 ・ハンドサニタイザーを持ち歩く 37%

これは「イエス」と答えた50%の人のみの回答だから、ニューヨーカー全体では以前よりも手をよく洗うようになった人は31%しかいないということ。これはさすがにトホホな数字だ。ちなみにアメリカにはマスクを着用する習慣はなく、ここでも質問事項にも上がっていない。ただし、新型インフルによる休校がもっとも多いクイーンズ区ではマスク着用者もいる模様。



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author:堂本かおる, category:ニューヨーク, 11:57
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なかなか: JAPANESE ARTS AND CULTURE SERIES
私の友人である写真家:西村亜希子さんがオーガナイズする写真と音楽の夕べです。
ニューヨーク在住の方、新型インフルエンザをものともせずニューヨーク旅行中の方、ぜひお越し下さいませ。
(旅行や出張で来た人、誰もインフルエンザで騒いでないので肩すかしを喰ったことと思いますが)



5月22日(金)7:00pm〜


なかなか: JAPANESE ARTS AND CULTURE SERIES

●THE SHASHIN-KA SLIDE SHOW:
Slide Show and Exhibition curated by GEORGE HIROSE and AKIKO NISHIMURA

12人のフォトグラファーの作品を複数のスクリーンに投影し、渡辺薫(元・鼓童)がオリジナル曲をライブパフォーマンス。


フォトグラファー:
杉浦邦恵 | 寺田真由美 | 吉永マサユキ |楢橋朝子 |白井里実 | ジェームス・ウィットロー・デラノ | Q サカマキ | 金山貴宏| 真由美・レイク |パメラ・マツダ・ダン| 西村亜希子| ジョージ・広瀬

ライブ・ミュージック: 渡辺薫 / ディープ・セィング / ほか

フォトグラファーとのQ&Aあり

入場料:$10

会場:アートスペースDROM
85 Avenue A (between 5th and 6th streets)
F train to 2nd Ave / 6 train to Astor Place
212.777.1157
www.dromnyc.com


●「写真家」展

5月26日〜6月17日
火〜日 6:00 - 7:30 pm (要予約)

Akiko Nishimuraphoto by Akiko Nishimura


Asako Narahashiphoto by Asako Narahashi
author:堂本かおる, category:ニューヨーク, 16:34
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ゲイの結婚、ついにニューヨークで合法化?
Patersonパターソン・ニューヨーク州知事

ゲイ・マリッジ推進で人気を立て直すか?



歴史とはタイミングの問題なのだなーと思った一件。


ニューヨーク州知事のパターソンが「同性愛者の結婚を認めよう!」と、いきなり大車輪で動き始め、法案を提出。なぜ今?


思うに、理由のひとつは先月アイオワ州とバーモント州で合法化され、現在、他にも合法化に向けて動いている州があること。かりにもゲイのメッカたるニューヨーク、アイオワなどに先を越されてどうする!?という面子があると思う。どう考えてもゲイ人口、ニューヨークの方が格段に多いだろうし。


理由2は、パターソン州知事の人気回復策。スピッツァー州知事が高級コールガール事件で辞任し、急遽、副知事から昇格。その時は「ニューヨーク初の黒人知事」として大いに盛り上がったものの、知事としての手腕はいまいちで人気ガタ落ち。もしかすると次の選挙には出られないかもしれないほど。なので、ばばん!とハデな見せ場を作っる必要があるのですわね。


パターソン州知事はゲイ・マリッジ推進を「公民権問題だ」と言い、奴隷解放まで引き合いに出している。記者会見時、自分の背後にオキテ破りの市長3選目を狙うブルームバーグ、ゲイであることをカミングアウトしているクリスティン・クイン市会議員長も含めて、やたらとたくさんの政治家を満員電車並みの窮屈さで立たせていた。「これほど多くの支持者がいるんだぞ」ということ。パターソン、本気なのだ。


けれど教会と共和党はさっそく気分を害していて、法案が通るかどうか、まだ定かではない。とはいえ全米規模ではゲイ・マリッジ合法化の流れは止められないと思う。すでに数州で合法化が始まっているのだから、時間はかかっても最終的には全米でOKとなるのだ。うーむ、つまり奴隷解放や公民権運動と同じなのだな、やはり。


ただ、今回のように「州知事に人気回復策が必要」とか、根本とかけ離れた理由があってコトが実際に進み出すのを見ると、「歴史ってやはりタイミングなのだなー」と思うのだった。



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author:堂本かおる, category:ニューヨーク, 14:06
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銀行強盗・顔写真ばっちり。
Bank robber監視カメラに写る
銀行強盗犯。
@アッパーウエストサイド、マンハッタン



今回の不況に入る前から、ニューヨークでも銀行強盗は多発している。最近の強盗、多くは銃なんか使わないのだ。窓口に行って「金を出せ。銃を持ってるぞ」みたないなメモを渡すだけ。本当に武器を持っているか確認のしようがないので、窓口職員は現金を渡すように決められているらしい。あとはスタスタと歩き去るのみ。なので、ある意味、とても簡単なのだな。


しかし、監視カメラがある。上記の強盗方法だと顔を隠す目出し帽とか使えないし、カメラは強盗犯を撮影するべく、窓口に来た客の顔が映るように設置されているわけで、その成果が上の写真。で、こんな写真がちょっちゅうニュースに流れる。


これ、その場は逃げ仰せても、後日に絶対逮捕されるパターン。


たまに、なぜだか「3ヶ月に渡って6軒の銀行を強盗」なんていう強者がいるけれど、どうして捕まらないのか不思議。事前に念入りなリサーチして、カメラのない窓口を選んでいるのかしらん。


それにしても今回の犯人。顔付きが間抜け。
というか、カメラを凝視してどうする。



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author:堂本かおる, category:ニューヨーク, 05:10
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ニューヨークは第三世界並みのカオス。
ここ最近、息子の幼稚園入園手続きに奔走している。ニューヨークって全てに於いて、もうめちゃくちゃな都市で、子供を幼稚園に入れるだけのことに、どれだけの時間とエネルギーを費やさなければならないか、これはもう体験しないと到底信じられないと思う。ブルームバーグ市長は混乱の極みにある公立教育システムに大改革を施すために、何年も前に金融畑出身の人物を教育庁のトップにすえたけれど、いやー、道のりは長い。


こちらでは1年だけの幼稚園が公立小学校にくっついている。幼稚園部門は義務教育ではないけれど、そのまま小学校卒業まで通学できる。ただし、学区内にあるどの学校に申し込んでもよく、その代わり、申し込んだ学校に必ず入れるとは限らないので、複数の学校に申し込むことになる。その申し込み期間が1/12〜3/2なのだ。幼稚園が始まるのは9月である。


ところがハーレムという街は、公立学校のレベルがおそらく市内最低なのだ。何も考えずに近所の公立小学校に入れてしまうと子供の人生がそこで終わってしまう……これはさすがに言い過ぎかもしれないけれど、でも、そういうレベル。


行政も、各学校を改革しようにも、そもそものレベルが低過ぎてお手上げ。そこで最悪の学校は閉鎖し、民間教育企業などにカリキュラムと運営を任せ、予算は公立学校同様に行政が出す、いわば半官半民のチャータースクールというものを作った。こちらは全て抽選である。ハーレムでもっとも人気のあるチャータースクールの今年度入園分の抽選は2007年にすでに終了している。くわえてチャータースクールがすべて質の良い学校とは限らない。新設校ゆえに試行錯誤で運営されているのが実情だ。


救いはダウンタウンにある、質の良い公立学校である。学区制とはいえ、ある程度の人数を学区外から取ることを市のルールで決められている。ところが、学校に問い合わせると「まー、ほとんどチャンスはないですね」。市のルールをまったく無視しているのである。多くの親が現住所をごまかして入園手続きするのは、これが理由である。ちなみにダウンタウンには公立でも質の高い学校が多いので、チャータースクールは少ない。


私立は学費が高いので論外である。ただし、教育関係者に教わったことだけれど、幼稚園でありながら奨学金を持つところもあるし、「うちの子にはどうしてもこの学校の教育が必要なのだ」と、弁護士を立てて入学交渉することも可能だそうな。……幼稚園にそこまでしなくてはならないシステムって、いったいどうよ。


結論
ハーレムのようなゲットーに生まれると、幼稚園のレベルで人生を決められてしまうのである。公平な公共教育といいながら、人種と所得によって選択の幅が極限まで限られ、質の悪い教育に甘んじることになる。したがって子供たちが大人になった時、「黒人は高校中退が多い」「働かない」「犯罪者が多い」とレッテルを貼られることになる。中退、無職、犯罪に走らざるを得ないレールを子供の時にしかれているのである。あぁ、アメリカのインナーシティが抱える問題の深刻さよ。


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チャイナタウンで旧正月パレード。チャイナタウンには意外なことに黒人が多いのだ。獅子舞ってライオンダンスというのだな。ま、そのままですが。

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author:堂本かおる, category:ニューヨーク, 03:53
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不況だけど、殺人が起こらないニューヨーク。
ニューヨーク(市)、今年に入って犯罪が減っている。
殺人事件の被害者、1月は28人。去年は41人だったのに。
ちなみにハーレムでは0。ゼロ。zero!


昨年は年末に入って急に事件が増えて、「あぁ、やっぱり不況だと治安が悪くなるんだ」と言われた。


年が明けて不況はますますシャレにならないレベルになっているのに、なんだか街は静か。


寒さのせい?
今も外は吹雪いているし、−10度なんて日もあるし、こう寒いと悪いことも出来なくなるってことか。


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author:堂本かおる, category:ニューヨーク, 06:18
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サウスブロンクスの未来とグラフィティ
TATS CRU
↑肝心のピンクパンサーが電柱で見えない


今日はサウスブロンクスに写真撮影に出た。またブロンクス。なんでブロンクスばっかり。


サウスブロンクスの中でも特に荒涼としたエリアを歩いていたら、突然にヴィヴィッドなグラフィティに遭遇。周囲の風景とショッキングピンクの壁が妙なコントラストを醸している。ここは泣く子も黙るグラフィティ・ユニット、TATS CRU の地元だから、実はあちこちに彼らの作品が描かれている。侘しい道でこんなにハイクオリティーなアートに出会えると、ほっとする。


とはいえ、先週の雪がまだ路肩には残っていて、そもそも淋しい風景がさらに荒んで見える。こんな日にもボデガの前には必ずドラッグディーラーたちが佇んでいる。ハーレムで彼らを見掛けても、もうさほど何も思わなくなってしまったけれど、ブロンクスだと、なぜかため息が出る。


2人の若いディーラーが立っている店から1ブロック歩くと保育園があって、小さな子供たちが今からお散歩なのか、それとも帰ってきたところなのか、門扉の内側にいて、無邪気にぴーちくぱーちくとおしゃべりをしていた。


今から10年経てば、この子たちは14歳。12年で16歳。14年で18歳。
この保育園の子供の中から、その年月の間に1ブロック東に移動してドラッグを売る者が、確実に出る。


サウスブロンクスとは、そんなことを思わせる街。


TATS CRU は、だから街中に明るいグラフィティを描いているのかも。



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