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『エル・カンタンテ』 JLo & マーク・アンソニー
El Cantante 『エル・カンタンテ』
 サルサ界のスーパースター、エクトル・ラボーの伝記映画
 主役はマーク・アンソニー&ジェニファー・ロペス

 click 公式サイト(トレーラーが見られます)click


この映画、ジェニファー・ロペスが妻役を演じてるけど、彼女がプロデューサーでもあって、ぶりぶりに仕切ってる。演技に関しては JLo の方が上手いので仕方ないか。テレビのトークショーに出ていたマーク・アンソニーは「実生活でも仕切られてます」(She's the boss!!)と言ってたけど。でも歌のシーンはマーク・アンソニー、さすがの歌いっぷり。

とはいえ正直なところ、映画作品としては、よくあるスターのドラッグ凋落物語。大枠でいえば『ローズ』や『ドアーズ』と同じ。ただし、1970年代のサルサ界、当時のニューヨークの風景やファッションがは大いに楽しめる。( JLo のつけまつ毛!)

「ソウルトレーン/ニューヨークの壷」更新してます。
今回は上記『エル・カンタンテ』と、その舞台にもなったスパニッシュハーレムについて。
SoulTrain

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author:堂本かおる, category:映画, 04:19
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「アメリカン・ギャングスタ」デンゼル in ハーレム
去年、ハーレムで盛んにロケをしていた映画「アメリカン・ギャングスタ」の予告編が流れ始めている。

デンゼル・ワシントンが、1970年代に実在した大物ドラッグディーラー、フランク・ルーカスを演じる作品。ベトナムで戦死した兵士の棺にドラッグを仕込んで密輸するという大胆な手口を使った強者だ。

ロケ中はデンゼルの1人主役みたいに言われていたけど、広告では刑事役のラッセル・クロウと対になってる。白人の観客も呼び込むためだと思う。白人はブラックムービーをまず観ないので。

American Gangster 1American Gangster 2



「インサイド・マン」でデンゼルの相方刑事を演じたキウェテル・イジョフォーが、今回も似たような感じで出ている。T.I.は若いヒップホップ層を呼ぶために必要だったのでしょうが、フレッシュでいいかな。T.I.ファンより年齢が上で、物事考えてます系の人にはコモンも出てるし。

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トレイラーにあるフランク・ルーカスの決めセリフ「ここは俺の国だ」「This is America」が妙に印象に残る。黒人にとってのアメリカ、白人にとってのアメリカ、移民にとってのアメリカ。それぞれ、かなりディープな意味合いがあるので、監督のリドリー・スコットの解釈に期待したいところです。アメリカでの公開は11月。公式サイト/トレイラー

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author:堂本かおる, category:映画, 05:48
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ジェイソン・ボーン Bourne Ultimatum
……ジェイソン・ボーンは、ジェイソン・ボーンではなかったのであった……。

「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプリマシー」に続く完結編「ボーン・ウルティメイタム」を観て来た。(カタカナにすると、かなり苦しいですなー。)

「ボーン・ウルティメイタム」公式サイト

前評判が異様に高くて絶賛状態。なので立ち見まで出てましたわん。

哀愁のマット・デイモンが、これでもかって言うくらいのアクションの連続を披露してくれる。というか、アクションシーン以外はないのだ。余計なロマンチックシーンもなし。潔い。

けれど、あまりにもアクションばっかりで、凄い! 凄い! 凄い!と言っているうちに終わってしまったような気もする。とはいえ、あれだけのアクションシーンを無理無くストーリーの流れにはめ込んでいることには、かなり感心。最初から最後まで、作品自体がクレバー(かしこい)って感じだし、「ダイハード」のブルース・ウィリスなんかとは違って、マット・デイモンの巨頭には常に哀愁が漂っているし。(背は低いし、男前じゃないし。でも、スルメの味わい。コメディも巧いしね、「オーシャンズ」とか「Stuck on You」とか。)

蛇足:黒人もラティーノもアジア系も出て来なかった。CIA本部にも誰もいないの、マイノリティーが。最近の映画では珍しい。これ、モロッコ人の暗殺者を際立たせるためなのか。Desh という暗殺者、かっこいいです。

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author:堂本かおる, category:映画, 08:11
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映画『リトル・ミス・サンシャイン』〜「負け犬」復活戦
『リトル・ミス・サンシャイン』をようやく観た。

ルーザー(負け犬)大集合映画だった。(ヘロイン中毒のじいさんはイカしてだけど。)

この映画の制作者はアメリカ人の精神性について、私と同じことを感じているのだなぁ、と思った。ここではすべての人間が「勝者」か「敗者」のどちらかにカテゴライズされてしまい、なんだかなぁ、それってどう?みたいな。

アメリカ人の日常会話には loser, winner, lost, won (敗者、勝者、負けた、勝った)という言葉が鬱陶しいほど頻繁に出てくる。

やたら「勝つぞ」「勝たなくちゃ」と言うし、何かにちょっとつまづいた人間をみると途端に「負け犬だ」と言う。他人をルーザーと呼ぶ人間こそ、実はルーザーなことも多いのだけれど、これも「勝者でなくてはならない」という、アメリカ全体を覆っている脅迫観念のせいだと思う。

『リトル・ミス・サンシャイン』は、全員が「負け犬」である一家のロードムービー。子供美人コンテストに出ようとがんばっている7歳の女の子は、とても良い子なんだけれど、太っているし、ファッションセンスが世間の流行とはズレまくっている。「勝者になるための講義」をしているお父さんは、講義室がガラガラで、もう負け犬の典型。長男はニーチェに傾倒して喋ることを止めてしまった暗いティーンエイジャー。叔父さんは失恋して自殺未遂を起こしたゲイの学者。じいちゃんは、素行が悪くて老人ホームを追い出されて一家に転がり込んでいる。こんな家族に、ひたすらフライドチキンの夕食を食べさせている妻は、フラストレーション溜まり過ぎで、もうブチ切れ寸前。

でも、いいんだよ。世間が言うルーザーは、実はルーザーじゃないんだ。自分は自分だし、家族って思ったより良いものなんだ。……こう書くと、なんだかダサいけれど、これ、本質なのかも。最終的には人間は家族に支えられて暮らしているのだし、家族が、いわゆるルーザーの集合であっても、お互いに折り合いを付けるしかないのだ。

とにもかくにも、アメリカの「負け犬 vs. 勝者」文化に辟易している人なら、すっきり壮快な気分になれる作品だ。(最後はリック・ジェームズの『スーパーフリーク』で炸裂だ!)

ところで近年、日本でも「勝ち組」「負け組」なる言葉が定着しているようだけれど、これはアメリカの loser/winner の輸入だと思う。それが「組」という複数(集団)になるところが日本流というか。勝つのも負けるのも、一人ではなく。それぞれの国がそれぞれに国民性を持っているわけで。

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author:堂本かおる, category:映画, 10:09
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『ダイハード4.0』はマイノリティー俳優がいっぱい。
『ダイハード4.0』を観た。夫が観たいというので、お付き合い。アクション娯楽作品としては、よく出来ているのではないかな。サイバーテロ vs.アナログ不死身男という設定も面白いと思う。でも、超エリート・アメリカ人がテロリストになる理由が、あんな些細なこと??? ちょっと説得力に欠ける。

感心したのは、優秀なマイノリティー俳優がたくさん出ていること。

FBI副部長を演じていたクリフ・カーティス
『トレーニングデイ』でめちゃくちゃ怖いチカーノ・ギャングを演じていた人。顔立ちから実際はアラブ系なんだと思っていた。過去にそんな役もやっているし。でも、名前が英語名。改めて調べてみると、ニュージーランド出身のマオリ族だった。

FBIメンバー役の Sung Kang
アメリカ生まれの韓国系。『ワイルドスピード3 トウキョウドリフト』に出ていたクールガイ。『Better Luck Tomorrow』という、とても良い映画にも出ていた。今時の中国系アメリカ人の若者を描いた作品で、そこでもクールなコリアン・アメリカン役だった。なぜか今作、いきなり体重増えてたけど。

やはりFBIで、あっと言う間に殺される役のヤンシー・アライアス
ニューヨーク生まれのプエルトリコ系+コロンビア系ラティーノ。彼もいろいろ良い役をあちこちでやっているけれど、『Walk Out』でメキシコ移民を演じた時、アメリカ生まれなのでスペイン語訛りの英語がめちゃくちゃだった。

謎の女テロリストを演じたマギー・Q
この人も時々見掛ける顔。お母さんはベトナム人、お父さんはポーランド+アイルランド系の白人。両親はベトナム戦争時に知り合い、マギーはアメリカ生まれ。だけど最初は中国でスターになったらしい。

そういえば、やはり政府の高官っぽい役で、名前しらないけど『スタートレック』のレギュラーだった黒人の役者が出ていて驚いた。最近、全然見掛けなかったので。

こんなにマイノリティー役者がたくさん出ているのに、スタートレック氏以外は黒人が出ていないことが、もしかするとアメリカに於けるエスニック分布図の未来予想図なのかしらん?

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author:堂本かおる, category:映画, 15:44
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Sicko マイケル・ムーア
アポなし突撃取材でドキュメンタリーの新境地を開いたマイケル・ムーア、今回はなんとキューバにアポなし取材!

日本人なら行けるキューバ。でもアメリカとキューバは国交断絶中なので、アメリカ人はダメ。もっとも、最近は規制がかなりユルくなっていて、学生やジャーナリスにはビザが降りている。なのでマイケル・ムーア自身はビザを取っていたらしいけれど、映画の内容にアメリカ政府は怒ってしまって、マイケル・ムーアと同行者はトラブルに見舞われている模様。

……えー、映画自体の話ですが……日本の人は観なくていいと思う。なんだかんだ言いながら日本の国民健康保険制度はすばらしいので、わざわざ「先進国の中では最低最悪」なアメリカの医療保険の実態暴露映画を観ても、「あー、なんだかヒドいね〜」というだけで終わるかも。

ただし、「医療保険を民営化してしまうと、こういうコトになるから止めておこう」というブレーキにするためには観ておくといいかもしれない。

その一方、アメリカ人にとっては涙なくしては観られない内容となっている。特に保険に入っていなくて病院に行けなかったり(そんな人が大量にいること自体が異常。)、入っているのに『保険対象外』だと言われて法外な医療費を払ったり、治療をあきらめたりした経験のある人にとっては。

これ、ホラー映画以上にコワイ映画でもある。これまでは上に書いたような経験をしていなくても、「次にかかる病気が保険の対象外だったら……病気で衰弱+破産して、野たれ死にするハメになるのか?」という恐怖感をたっぷり味わえる。

アメリカはワイルドな魅力にあふれている国。けれど、その『ワイルドな魅力』の中には『人生、何から何まで、すべて自己責任』というスリルも含まれている。ぼんやりしていると誰も助けてくれないどころか、たちまち奈落の底行きとなる。

つまり、『儲かる立場にいる人間だけが際限なく儲かる』=『貧乏人は一生貧乏』というオソロしい掟の上に成り立っている社会なのだ。だから貧乏人は病気もしてはイケない。

アメリカって、こんなふうに『めちゃくちゃ間違っている』国でもあることを知るために、やっぱり、ぜひ観てくださいませ。(多少、感動的なシーンもあるけれど、そこで感動だけして終わることはせず、アメリカの暗部をがっちり観てやってくださいませ。)

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author:堂本かおる, category:映画, 14:53
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オーシャンズサーティーン Ocean's Thirteen
昨日、書き忘れたけれど、先週は映画「オーシャンズサーティーン」も観た。前作「オーシャンズ12」が目も当てられない失敗だったので「13」は無いだろうと思っていたから、かなり嬉しい。

今回は良いです。前回の失敗はジュリア・ロバーツが本人にバケる部分だったせいか、今回は女性抜きで男だけの物語。

それにしても、あの妙なエピソードは一体何だったんだろうといまだに不思議。凡百の監督ではなくて、シャープなセンスのソダバーグ監督なのに。

以前、映画関連のテレビ番組で、「同格の大物俳優が2人出る場合、出演場面の総分数を同じにしなければならない」と言っていた。本当? ジュリア・ロバーツとキャサリーン・ゼタ・ジョーンズを出しちゃったので、そういう事情でもあったのだろうか???

そういえば、今回の「13」のポスターには微妙なデザインのものがある。ジョージ・クルーニーの方が大きく写っているんだけれど、手前に立っているのはブラッド・ピット。2人の力関係、人気度、ギャラのバランスのせい? 映画も政治的なのだな。それとも深読みしすぎ?

それはさておき、今回はアル・パチーノとアンディ・ガルシアの対決が、ちょっとフフフな気分。「ゴッドファーザー3」以来の共演だと思う。

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author:堂本かおる, category:映画, 03:08
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↓「街で俳優をよく見掛ける。」の追記
↓の枠にアップしてあるドラマ「ロウ&オーダー SVU」の写真。

主要キャラクターが勢揃いしてますが、いつもドラマを観ている者としては、あるコトに気付く。

顔の色が皆、同じに写ってるのだ。

左端の男優は中国系。その隣りのブロンドの女優さんは、白人の中でも特に色白なタイプ。準主役なのに、なぜか真ん中に陣取っているアイス・Tは黒人だけどライトスキン。とはいえ左隣の女優さんよりは濃い。いちばん背の高い主演男優は白人だけど結構、日焼け系。昨日ベーカリーで見掛けた署長さんは、テレビとは全然違ってすごく色白な人でびっくりした。そして右端は黒人女優さんだけど、パッと観ると、全員、横並びで違和感なく収まってる。

映画やテレビの全員集合ポスターは、だいたいこんな風に作られる。メイク、照明、フォトショップを駆使して全員の肌色を限りなく近くするのだ。
author:堂本かおる, category:映画, 14:56
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街で俳優をよく見掛ける。
Law & Order SVU ←ニューヨークを舞台にした刑事司法ドラマ「ロウ&オーダー SVU」

SVUとはスペシャル・ヴィクティム・ユニットの略で性犯罪課のこと。


このドラマに出ている役者を街で時々見掛ける。実際にニューヨークに住んでいる人も多いのだ。

昨日、アッパーウエストサイドというエリアにあるベーカリーでスープとパンを買ってテーブルに付くと、隣りにいたのは署長を演じているダン・フロレックだった。(写真、右から2番目のハゲてる人)

知り合いらしい女性と話をしていた。私は有名人を見掛けてもあまり話し掛けない。相手は街を歩くたびにそれでは面倒だろうなぁと思うから。でも、いつも観ているドラマだし、ヒトコトくらい何か言おうかしらんと思ったら、後ろのテーブルにいた白人のおばあさん3人組が「あらまぁ!」とガヤガヤ話し掛け始めた。

有名人は大変だ。ちゃんとフレンドリーに受け答えしている。しばらくして彼は「じゃあ」と出ていった。するとおばあさんたちは、テーブルで食事をしている知り合いの女性にまで「彼は本当にナイスね!」とか言っている。女性もちゃんと返事をしていた。有名人の知り合いも大変なのだな。

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かなり以前、やはりアッパーウエストサイドの銀行でお金を下ろしていた時、となりのATMでガチャガチャやっていた男性に「キャッシュカード、どっち向けに入れたらいいのかなぁ?」と訊かれたことがある。顔を見ると、刑事を演じているリチャード・ベルツァーだった。(左から3番目のサングラス)

タイムズスクエアでは解剖医役のタマラ・チューニーを見掛けたことがある。すんごい華やかなオーラを振りまいていて、芸能人であることは一目瞭然だった。役柄上、テレビでは地味目だけど、女優さんってキレイなものなのだな、と思った。

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そして極め付け。

ハーレムでこのドラマのロケに遭遇したことがある。ツアー中、ハーレムの中にある高級住宅地を歩いていた時のこと。1軒の豪華な家の前に救急車が停まっていて、ちょうど病人が担架で家から運び出されていた。病人は白人だった。あれ?と思っていると、私の目の前を主役の刑事2人、マリスカ・ハガティーとクリストファー・メロニーが歩き過ぎて行った。(右から3番目と4番目) 我に返って周囲を見回すと、カメラやらのロケ機材に囲まれていたのだった。

ハーレムはこんな風に、ニューヨークを舞台にした映画やテレビのロケに使われることが多い。テレビを観ていて、「あ、あれ、あそこ!」となることも珍しくない。ゲットー地区はゲットーとして使われるし、瀟洒な住宅エリアは、この時のようにリッチな白人の邸宅として使われる。それほど建物が美しいということなのだ。

こうなったら全メンバー制覇を目指そう。取り合えず見てみたいのは刑事役のアイス・Tと、精神科医役のB.D.ウォン(左端)か。

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author:堂本かおる, category:映画, 03:53
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映画「Shooter」を観る
映画「Shooter」を観た。

「トレーニングデイ」のアントワン・フークア監督の最新作。米軍ナンバーワンの腕を持つシューター(狙撃手)が政治の謀略に巻き込まれるポリティカル・アクション・スリラー。

プレビューを見たとき、「トレーニングデイ」で嬉々として悪役を演じ、アカデミー主演男優賞を取ったデンゼル・ワシントンと、あの作品の過剰なまでの暴力と、そこから生じる爽快感(と同時に後味の悪さ)を思い出した。これは観に行かなくちゃ、と相成った。

そういえば「トレーニングデイ」で地元のギャングスタを演じていた男性のひとりボーンは、実は俳優ではなく元ブラッズ、つまり本物の元ギャングスタだ。彼は出所後に映画撮影現場で裏方の仕事を見つけた。そこでフークア監督と知り合い、「トレーニングデイ」撮影時に、LAのコンプトンで<ギャングスタ・コーディネイター>をつとめたそうな。

ボーンは、そんな成り行きから自分が生まれ育ちギャングスタとなってハバをきかせたコンプトンの歴史に興味を持ち、ドキュメンタリーを作ってしまった。彼が地元の年配者(今は普通のおじいさんにしか見えないけれど、もちろん元ギャング)にインタビューすると、「あの頃、コンプトンは白人の街で、黒人は映画館に行くにも自衛のための集団でなくてはならなかった」という答が返ってきて、ボーン自身が驚いていた。(ディープ……)

ちなみに彼が作った「Basterds of The Parties」のタイトルの所以(ゆえん)は、ブラッズ、クリップスという2大黒人ギャンググループはプラックパンサーの伝統を引き継いだものだという考え方。basterdは私生児、partyは政党のこと。

話を元に戻して。

こんなふうに濃い背景を持つフークア監督だけれど、彼はいわゆるブラックムービーに固執するつもりはなく、いろいろなジャンルに挑戦している。今回の「シューター」も、主役はマーク・ウォールバーグで、ヒロインも白人。黒人の主要キャラはダニー・グローバー。政府の要人で、こいつが悪役。このあたり、黒人監督としては逆に気の利いたセンスだと思う。

とはいえ作品としての出来は、やはり秀作「トレーニングデイ」の方がちょっと上かな?

邦題は「ザ・シューター 極大射程」???? 日本では6月公開だそうです。
author:堂本かおる, category:映画, 05:00
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