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記事)インド不可触民の父から生まれ、NYで医者に
雑誌インサイト2013年1月号では、幼い頃にインドからニューヨークに移住し、現在は貧困地区の子どもを専門に診療するニシャワラ医師のインタビュー。父親はインドのカースト制度の最底辺に置かれる不可触民でありながら苦学してエンジニアとなり、アメリカへ。父と子の、インドとアメリカに渡る物語。

Insight


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author:堂本かおる, category:-, 05:48
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映画『Our Friend, Martin』〜子どもに伝える黒人史
ハーレムで開催されたブラック・コミックブック・フェスティバルに息子を連れて行った。コミック作家たちがブースを並べて自分の作品を売っている。多くはマッチョ&バイオレントなアメコミ・スーパーヒーローの黒人バージョン。女性作家によるスーパーヒロインや、黒人の子どもを主人公にした子ども用コミックもあった。笑えたのは「アフロギーク(アフロヘアのオタク)」というキャラクター。

Afrogeek


別室ではコミックと人種をテーマにしたパネルディスカッションがあり、本当はそれに行きたかったのだけれど8歳の息子には無理。仕方なく子ども向けアニメの上映会へ。何も考えずに上映室に入ってみると、作品は「Our Friend, Martin」といって、キング牧師にまつわるものだった。1月21日はキング牧師デーの祝日であり、今年はオバマ大統領の就任式も行われる。


映画は12歳の黒人少年が過去にタイムスリップし、少年時代、青年時代、黒人活動家時代のマーティン・ルーサー・キングJr.に会い、友情を育むと同時にアメリカに於ける黒人の歴史を学ぶというもの。アニメに当時の実写フィルムをはさむ手法で、差別の実態がなかなかリアルに描かれている。

Our Friend, Martin
中央が少年時代のキング牧師(ちょっと男前すぎか。)


息子はまだ8歳ということもあり、黒人差別の歴史について私が意図的に教えることはしていない。ハーレムという白人のいない環境で育っている息子に一方的に情報を与えたくないのだ。教え方を間違うと「白人=悪い人」という先入観が植え付けられてしまう。とはいえ何も知らないわけでもなく、夫、学校、多種多様なイベントなどから自然と知識は入ってくるので今はそれくらいでいいと思っている。


けれどこの映画、ローザ・パークスがバスで白人に席を譲らずに逮捕されたこと、黒人は白人と同じ食堂で食事をさせてもらえなかったこと、デモでは警察犬をけしかけられ、消防ホースの水を噴射されたことなどが実写で出てきた。主人公がキング牧師の暗殺を防ぎたいがために少年時代のキングを現代にタイムスリップさせると、公民権運動が行われなかったために現代においても黒人差別が残っており、主人公は白人の親友(!)によって学校から追い出され、会社員のはずの母親はメイドになっており、ラティーノの友人は清掃人となっていた。このあたりで「これはちょっとキビしいかも」と思って隣りに座っている息子を見ると、結構、真剣に見ていた。


息子は黒人だ。母親がアジア系であろうが関係ない。もう少し年齢が上がって一人で街を歩くようになると、周囲からは黒人としてのみ扱われる。だからその時期までには黒人の歴史と現状を知っておかなければならない。この部分に非黒人である私の思惑は関係ない。私に出来ること、するべきことは、非黒人としての視点も伝え、息子の歴史観、アイデンティティにバランスを持たせることくらいなのである。


クリック→ OUR FRIEND, MARTIN トレイラー
ちなみにこの映画、声優が豪華過ぎ。アンジェラ・バセット、ウーピー・ゴールドバーグ、サミュエル・L・ジャクソン、オプラ・ウィンフリー、ダニー・グローヴァー、ジェームズ・アール・ジョーンズ、デクスター・キング(キング牧師の息子)、アシュレイ・ジャド、ジョン・トラボルタ



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author:堂本かおる, category:ブラックカルチャー, 09:33
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