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30万人の大集会@ワシントンD.C.〜アメリカのルーツとは?
28日にワシントンD.C.のリンカーン・メモリアルで30万人が集う大規模な集会があった。保守派のラジオ・パーソナリティ兼政治コメンテイターのグレン・ベックが主宰し、参加者は<アンチ・オバマ政権><ティーパーティー><保守派><クリスチャン>、そして<白人>。


グレン・ベックは集会の幕開けにこう言った。
今日、アメリカは神に戻り始めます!


ニューヨーク・タイムズが参加者にインタビューをしている。
ある女性は以下のように語ったらしい。
ジーザスは景気刺激パッケージ(Economic Stimulus Package)と
呼ばれる“富の再配分”に賛成しないわ



つまり、この大不況の中、税金を使って貧困層や失業者を支援するべきではないということ。というか、キリストは賛成しないって、どーして知ってるの? 他者の意見を勝手に憶測してはいけません(笑)。


ニュースを見ていると、他の参加者も「アメリカのルーツに戻るべき時」とか。彼らにとっての「アメリカのルーツ」とは一体なんぞや。家族主義で信仰熱心で道徳観をキープし……それは良いのだけれど、マイノリティや貧者を排斥することがビミョ〜に含まれているわけで。そもそも黒人が大統領になったから、この国は崩壊の危機に瀕していると本気で信じているのだろうし。


ちなみに、参加者30万人のほぼ全てが白人だった。


会場周辺の、もっと小さな場所ではキング牧師の「I Have A Dream」演説から47周年を祝う集会もあった。そう、この日は、あの有名な演説がリンカーン・メモリアルで成された日なのだ。こちらはハーレムのアル・シャープトン師が仕切り、参加者は数百人。そのほとんどが黒人。


アル・シャープトンは、キング牧師が演説を行った記念日にその会場でグレン・ベックが集会を開くのは敬意を欠いていると非難。グレン・ベックの反応は、「あ、そうだっけ?」レベルだった。


ま、人それぞれ、自分の関心のないことに目は向かないということで。


何が怖かったと言って、グレン・ベックの集会は白人オンリー、アル・シャープトンの集会は黒人オンリーの図。


この国の人種問題はどこまで根深いのだ。ちなみにラティーノ、アジア系は「白人と黒人、揉めるならお好きにどうぞ。私たちは加担しません」という感じ。実際、この国では白人と黒人の問題に他者はクビを突っ込めない。


ところで、キング牧師の姪がグレン・ベックの集会で演説をするという凄い反則技を披露した。これはいいことだと思う。私個人はグレン・ベック側に賛同できないけれど、黒人は全員、キング牧師側でなければならない、保守派やアンチ・オバマであってはならないというわけではないので。これぞ思想の自由。


そうそう、さらに怖いのは、グレン・ベックが次期大統領選に立候補するのではないかということ。サラ・ペイリンを連れてくるなよ、集会に。




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author:堂本かおる, category:アメリカ文化・社会, 13:29
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author:堂本かおる, category:ニューヨーク, 03:42
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ラッパーとしての50セントを見直した。




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author:堂本かおる, category:Hip Hop, 05:02
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ワイクリフ・ジョン、ハイチ大統領の資格無し!
ハイチ選管が「ワイクリフ・ジョンは大統領立候補の資格なし」と判定。選管は理由を公表していないが、ワイクリフはハイチ国籍保持者ではあるものの、「5年連続でハイチに居住」の条件から外れるためと思われる。ワイクリフは「法的機関を通して立候補の道を探る」とコメント。


If I was President(もしボクが大統領だったら)2006
※まだドレッドロックだった頃



「大統領としての政策:教育、職、他」2010
※政治家スーツ着用




ワイクリフは常に「ハイチのパスポートをキープしている」と言い、「ハイチ国籍をキープしている」とは言わない。移民、特に開発途上国からの移民にとってパスポートは非常に重要なものなので、単に言い回しの問題なのか、それとも?



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author:堂本かおる, category:エスニックカルチャー, 18:28
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犯罪、増加中。ニューヨーク。でも超デンジャラスじゃないよ。
ニューヨーク市の犯罪件数

2010年8月8日現在

殺人  320 (昨年同時期 280 14.3%増)
レイプ 794 (昨年同時期 690 15.1%増)
暴行 10,287 (昨年同時期 10,128 1.6%増)
強盗 10,947 (昨年同時期 10,621 3.1%増)
家宅侵入強盗 10,586 (昨年同時期 10,579 0.1%増)


と、今年は昨年に比べて事件が増えている。NYPD は銃発砲事件数は一般公開していないけれど、殺人が増えているということは銃撃も増えている。殺人の多くは銃でなされていて、ただし、必ずしも標的に当たって殺せているわけではないので。


とは言え、治安最悪時代と比べると、これほどの激減。

1990年 年間事件数

殺人   2,262
レイプ  3,126
暴行  44,122
強盗  100,280
家宅侵入強盗  122,055



ちなみに現在、全米の大都市の中でニューヨークは「とても安全」な部類に入っている。


以下、笑い話にもならない「スーパー・デンジャラス・シティ」のお話。


ハーレム在住の知人(アフリカン・アメリカン)が、隣りのニュージャージー州ニューアークの新築アパートメントを見に行った。ニューヨークへの通勤圏内。間取りが広く、とてもきちんと造られた2ベッドルーム(日本だと2LDK)の家賃がなんと900ドル。ニューヨークではあり得ない安さ。ところが、案内してくれた人がこう忠告したと言う。

「アパートの真ん前にバス停があるけど、バスは7ブロック先の次のバス停まで止まらない。なぜなら強盗に襲われることを運転手が恐れているから、バス会社も黙認している。そうそう、日没後は外を出歩かないように。」


ニューアークは、全米に悪名を轟かせているスーパー・ウルトラ・ゲットーなのだ。もし危険を求めてニューヨークに来る人がいたら、それは間違い。今ならニューアーク、デトロイト、ボルティモアあたりが最高にイケてます。とは言っても、ニューヨークもエリアによって治安はさまざまなので、ま、危ないところは危ないですが。



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author:堂本かおる, category:ニューヨーク, 12:33
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ハーレム 黒い天使たち by 吉田ルイ子
Yoshida Ruiko


友人で関西在住のライター、田村のりこさんが復刻版「ハーレム 黒い天使たち」吉田ルイ子 を送ってくれた。(最近、もらってばっかり。嬉。)


フォトナーナリストの吉田ルイ子さんは1963年にハーレムのプロジェクトに暮し、翌年の暴動によってハーレムを出るものの、7年間をニューヨークで過ごしている。ハーレムを出た後もひんばんにハーレムに戻り、多くの写真を撮っている。その集大成といえるのが、この写真集。


昭和49年(1974年)に発刊され、36年振りの復刻だそう。ルイ子さんの他の本に収録されている写真もあれば、初めて見る写真もある。幼いズルは、おちんちん全開(笑)。


そんなズル(表紙の子ども)も含め、子どもが大好きなルイ子さんはハーレムの生き生きとした子どもたちを特にたくさん撮影している。だからタイトルは「ハーレム 黒い天使たち」。


* * * * * * * 

実はこのタイトル自体に、時の流れを感じる。今、ハーレムの写真集が出されるとしても、タイトルに「黒い」という言葉は使われないと思う。ページをめくると、その感はさらに強まる。白黒の粒子の粗い写真には、当時のハーレムの荒廃したアパートの前で遊ぶ子どもたち、にぎやかな商店街を出歩く大人たち、団地の集会所でのファッションショー、教会の礼拝に参加する人々、夏の野外コンサートに聴き入る人々などが写し出されている。


そういった光景の多くは、今のハーレムでもまったく同じように見掛けることが出来る。不変の日常の風景だ。変わったことと言えば、アフロヘアとブラックパンサーの消滅くらい。なのに「ハーレム 黒い天使たち」の写真には、むせかえるような「黒さ」があり、それは今のハーレムには、もう存在しない。


当時はまさに公民権運動のピークであり、特にハーレムでは1964年の暴動、1965年のマルコムXの暗殺と社会を大きく揺るがす出来事もあった。そういったことが、おそらく人々の意識に「ブラック・アメリカ」という概念を植え付け、覚醒させたのではないかと思う。それがハーレムという黒人の街の空気中に色濃く漂い、そこに居合せたルイ子さんもその空気に飲み込まれ、だからこそ出来上がった写真集なのだと思う。


※田村さん、本当にどうもありがとう!









↓ これは2003年に出版されたハーレムの写真集。この写真集の持つスキマ感が今のハーレムだと思う。「ハーレム 黒い天使」の濃密さと見比べると、とても興味深い。





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author:堂本かおる, category:ハーレム, 06:04
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アップタウン・キッズ〜ニューヨーク・ハーレムの公営団地とストリート文化
Uptown Kids  


「アップタウン・キッズ〜ニューヨーク・ハーレムの公営団地とストリート文化」
テリー・ウィリアムズ (著) ウィリアム・コーンブルム (著) 中村 寛 (翻訳)


上記の本を、翻訳者の中村寛氏よりいただき、読んだ。(以下、敬称略)


タイトルにある<アップタウン>とはハーレムのこと。<公営団地>とは、こちらではプロジェクトと呼ばれる低所得者用公団アパートを指し、貧困、犯罪といった都市問題の集積地として知られる。ラップのリリックにもひんぱんに登場することから、日本でもヒップホップ・ファンには徐々に知られつつある言葉のようだ。


本書は、そのプロジェクトに住む若者たちによるライティング・グループを1989年から4年に渡って追ったドキュメンタリー。ハーレム在住、New School の教授である社会学者のテリー・ウィリアムズと、彼のメンターであるウィリアム・コーンブルムによる社会学研究の報告書と言える。ハーレムにあるウィリアムズの自宅を解放し、毎週、メンバーとなった若者たちが集い、自分が書いた日記なり、エッセイなりを読み合い、ディスカッションを重ねるという試みの記録だ。


ただし、とても平易な文体であること、若者たちのセリフを多用していることなどから、学術書ではなく読みやすいノンフィクションとして楽しめる。そのため、訳者の中村寛は、1960年代のプロジェクトを舞台に書かれた吉田ルイ子のロングセラー「ハーレムの熱い日々」に結びつく作品だと後書きに記している。


* * * * * * * * *

1980年代はハーレムも含めてニューヨークの治安の悪さがピークに達した時代。つまり、本書はハーレムが最も荒廃した時代に生まれ育ち、ティーンエイジャーとなった世代が抱える重荷、障壁、葛藤と、彼らがライティングとディスカッション、ウィリアムズとコーンブルムのサポートによって希望を見出そうとする物語となっている。


一時はギャングのメンバーとして他人を殴り、刺し、撃ったこともあるバド。

保護観察中で、高校中退の瀬戸際にいるデクスター。

祖母に育てられ、18歳でシングルマザーとなったシーナ。

友人の家を渡り歩くホームレスのジャック。


著者は彼らの日記とディスカッション、日々の生活の有り様を記録していく。同時にプロジェクトを住みやすい場所にしようと格闘している大人たちにもインタビューを重ね、プロジェクトに関するデータも挟む。しかし、時として行き場のない状態に追い込まれる若者たちに深い同情を寄せ、主観的な思いを吐露する。何年も若者たちとライティング・セッションを続けて信頼を得、時には夜中に借金や刑務所からの請け出しの電話を受けるほどに深く関わったゆえだ。


著者のひとり、テリー・ウィリアムズは南部ミシシッピ州出身のアフリカン・アメリカン。1965年、高校卒業を機にニューヨークに移り、公民権運動に深く関わっていく。長年ハーレムに暮しているが、研究者/教授である彼はもちろんプロジェクトの住人ではなく、ライティング・チームの拠点となった彼のアパートはハーレムの中ではかなり高級な部類。おそらくこういったバックグラウンドから来るのであろう、理想主義者的な部分も見受けられる。ネガティブな面ばかりが強調されるプロジェクトは、実は良い住宅地に成り得るはずとの信念を持ち、ゲットーという八方ふさがりな環境にいる若者に対し、深いシンパシーを抱いている。


* * * * * * *


1960年代の黒く熱いハーレムを描いた「ハーレムの熱い日々」を今読むと、さすがに時は流れたな、と思う。私自身は1996年以降のハーレムしか知らないものの、あの本に凝縮されている、文字通りに<熱い>ハーレムは、今はもう存在しない。


けれど1980年代後半〜1990年代前半を綴った「アップタウン・キッズ〜ニューヨーク・ハーレムの公営団地とストリート文化」は、2010年に読んでも全く違和感がなかった。登場する若者たちのライフスタイルは、どれも現在のハーレムにごく普通に見られる。逆に言えば、20年経ってもプロジェクトに住む若者を取り巻く環境は変わっていないということなのか……。いずれにせよ、本書は現在のハーレムの若者とプロジェクトの在り方を知るためにも十分に有用な一冊だと思う。(敬称略)


* * * * * * *


ライティング・プロジェクトの場所であったテリー・ウィリアムズ氏の高級アパートを訪れたことがある。2001年にジャーナリストの本田勝一氏が「新・アメリカ合州国」を執筆するにあたり、ウィリアムズ氏の自宅でインタビューを行った際に、現地コーディネイターとして同行したのだ。「ハーレムの熱い日々」時代からウィリアムズ氏と知己であるフォト・ジャーナリストの吉田ルイ子氏も撮影のために同席。


取材後に全員で出掛けたレストランでの食事には、ウィリアムズ氏の息子で、ストリートファッション・ブランド、PNB Nation 創設者のズル・ウィリアムズ氏も参加した。錚々たる人々に囲まれて、なんだか緊張しながらキューバン・チャイニーズ料理を食べたことを懐かしく思い出す。


奇しくも、そのズルの子ども時代の写真を表紙に使った、吉田ルイ子氏の写真集「ハーレム 黒い天使たち」が再発された。友人がさっそくに送ってくれた。この写真集については、また後日に書きたいと思う。


※中村寛さん、とても興味深い訳書を本当にどうもありがとうございました。

中村寛(ゆたか) 多摩美術大学専任講師。ニューヨーク・ハーレムのアフリカ系アメリカ人ムスリム・コミュニティでフィールドワークを行い、2008年に一橋大学大学院社会学研究科で博士号を取得。博士論文はCommunity in Crisis: Language and Action among African-American Muslims in Harlem. 専門は文化人類学。人種関係、アメリカのムスリム・コミュニティ、都市、暴力等を研究テーマとする。ハーレムでのフィールドワークを通じて本書に出会った。




参考:「吉田ルイ子のアメリカ」に、「白人だって僕たちより上等ってことない〜黒人青年テリー・ウィリアムズの手記」と題された一章があります。




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author:堂本かおる, category:ハーレム, 14:04
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続報:23発撃たれても死なない不死身の男!
8月8日にハーレムで起こった銃撃戦の続報。


週末、真夜中3時まで200人の若者がブロックパーティ(ストリートでのパーティ)で騒ぎ続け、挙げ句に2人の若者が女性のことで口論、そして警察を含めて50発の撃ち合いに。以下、コトの詳細は今も捜査中だけど、だいたいこういう成り行きだったらしい。


ルイス・ソト(21歳)とエンジェル・アルバレス(23歳)がケンカ。ソトがジーンズの腰にはさんでいた拳銃をアルバレスが奪い、4発を警官に向かって発射(この部分、アルバレスの弁護士は反論)。パーティへの苦情、ケンカの通報により、現場にはすでに複数の警官がおり、アルバレスの発砲に対して警官が即座に応戦、計46発を発射。うち6発がソトに当たり、死亡。アルバレスは23発撃たれるも死なず。それどころか8日後には歩いて裁判所に出頭(写真)。 他に通行人3人と警官2人が銃弾により負傷。警官の1人は防弾チョッキを着ていたために命拾い。もう一人の警官と通行人3人はいずれも軽症。

Angel Alvarez
エンジェル・アルバレス(ブロンクス在住 23歳)
23発撃たれた8日後。フツーに元気。
23発は、当たっても死ななかった銃弾数の最高記録らしい。
www.nydailynews.com



亡くなったルイス・ソトは前科2犯、不死身のエンジェル・アルバレスは前科8犯。事件後、ブロンクスにあるアルバレスのアパートを警察が家宅捜査すると、ドラッグと87,000ドルの現金が発見された。


つまりエンジェルは名前に反してかなり悪いヤツなのだが、最初に「警官に向けて撃った」という部分、警察側と通行人の証言が食い違っていること、ソトが死んだのは警官による銃弾なので、殺人罪での起訴は免れた。


ソトを撃った警官も、これまでの似た事件と同様、「捜査中の事故」扱いで有罪にはならないと思われる。


エンジェル、23歳。こういう不思議な運命の悪者っているのだな。



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author:堂本かおる, category:ハーレム, 03:33
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私の友人のひろこさんが勤める子ども服の BIT'Z KIDS(ニューヨーク・トライベッカ店)で無料の折り紙教室が開かれます。

8月26日(木)午後4時〜4時30分
対象:2〜8歳

BIT'Z KIDS
275 Greenwich Street
(bet. Warren st. & Murray st., across from the Whole Foods)
New York, NY 10007
Phone:212-571-0803

By Subway
Take the 1,2,3 Train to Chambers Street. Walk two blocks west from W Broadway st.
For A, and C Trains, get off at Chamber Street and walk one block west from Church st.

By Bus
Take M20 or M22 to Chamber Street


※折り紙キットをプレゼント
※スタッフには日本語・英語・スペイン語のトライリンガルもいます

子ども服の BIT'Z KIDS(ニューヨーク)公式サイト


日本の子ども服店 BIT'Z KIDS のニューヨーク店第2号です。
かわいい服がたくさん。ぜひ、お子さんと出掛けてみてください。


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author:堂本かおる, category:その他, 15:30
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10歳が歌う DVソング「この痛みが好きだから」
近所のスーパーで買い物をしてると、<母親・姉10歳くらい・妹5歳くらい>の一家がいた。母親が缶詰の棚を見ている時に、店内の有線(ウソ)で、エミネムの「Love the Way You Lie」がかかり出した。するとお姉ちゃんがカートに乗せられている妹に向かって、やさしい声でリアーナのパートを歌い出した。


ただ、そこに立って
私が火に包まれるのを見るのね
だけど、いいの
なぜって、私はこの痛み方が好きだから

Just gonna stand there
And watch me burn
But that's alright
Because I like The way it hurts


ぎょっとした。
ヒット曲の罪。


そういえば、息子がサマーキャンプで習ったと言ってソウルジャ・ボーイ「Pretty Boy Swag」を歌い出した時にもぎょっとした。↓この部分までは教えなかったらしいけれど、そもそも「オレってモテ過ぎて困るぜ」がテーマの曲。6歳に歌わせる内容ではない。


I'm pretty boy swaggin' in the club I feel sexy, (no homo)
No homo shawty but my chest is straight flexin (flexin)
Tatted on my neck shawty said she choose me (choose me)
She got nice titties and a fat ass booty (booty)
Took her to my condo let the girl strip
Then she got naked then she pretty girl dipped (souljer)
Damn I like the way lil mamma shake that ass
She pretty girl dancin while I pretty boy swag
GOT DAMN!


さすがに親からのクレームの嵐だったと見え、今日はドレイク「Find Your Love」という安全ソングを歌ったらしい。


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author:堂本かおる, category:アメリカ文化・社会, 14:18
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