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- キング牧師の夢が白人コメディアンに託されて。そしてハイ・イエローとは。
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2010.06.29 Tuesday結構好きなデニス・レアリーというコメディアン兼俳優がいる。最近はアニメ「アイス・エイジ」シリーズのサーベルタイガー、ディエゴの吹き替えで日本でも知られているかもしれない。ディエゴ同様、ちょっとニヒル(死語)なところが魅力。
そのレアリーが、なかなか面白いジョークを言った。
「肌の色で人を嫌うのはなぜだ? 他人を嫌う理由なら他にいくらでもあるだろうが」
意訳:白だろうが、黒だろうが、他の色だろうが、嫌なヤツは嫌なヤツ
ははは。昔、キング牧師は「自分の子どもたちが肌の色ではなく、人格で評価される時代になって欲しい」という有名なスピーチをやってるけど、それの裏返しバージョン。
* * * * * *
そういえば先週だったか、ある年配の白人女性と話していた時のこと。いつも朗らかな彼女が、この日もニコニコしながら「私の夫はハイ・イエローなの」と言った。次の瞬間、彼女の顔付きがちょっとこわばった。「しまった!」というショック+「なんと言い訳すればいいかしら」という戸惑い。
ハイ・イエローとは肌の色の薄い黒人のことだけれど、やや古い言葉でもうあまり使われない。彼女はそろそろ定年退職も近い歳なので、いまだに使っているのだろう。実は白人が黒人に面と向かって言っていい言葉ではなく、それでも夫婦間であれば問題はないのかもしれない。
ただし、単にイエローと言うとアジア系への蔑称になるので、それで彼女はとまどってしまったのだ。一方、私は彼女の世代であれば「ま、使うでしょ」くらいに思ったし、それよりも彼女が黒人男性と結婚していることの方にかなり驚いてしまった。だからきまりの悪い思いをしている彼女が少し気の毒に思えたくらい。
ちなみに色の薄い黒人のこと、最近はライト・スキンという。これは差別的なニュアンスがなく、誰でも使える。
いずれにせよ、アメリカって人種に関しては何かと大変というか、面倒なわけです。
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★ブロンクス HIP HOP ウォーキングツアー
7月2日:グラフィティ展オープニング・パーティ付き特別ツアー
★ハーレム(ブラックカルチャー)ウォーキングツアー
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ブラックカルチャーを100%体感できるスペシャル・ウォーキングツアー。ハーレム在住10年のガイドが黒人史からヒップホップ、レゲエ、差別問題までストリートを歩きながらじっくり解説。
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- 雑誌執筆:レゲエ・バンド in NYC メタ&ザ・コーナーストーンズ
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2010.06.27 Sunday
メタ&ザ・コーナーストーンズ
雑誌インサイトにて今月から始めた連載インタビュー「ニューヨークに生きる」……ちょっと気恥ずかしタイトルかも。でも、このタイトルが言い得て妙なのだ。
連載初回を飾るのは、メンバー6人がサミット状態のレゲエ・バンド、メタ&ザ・コーナーストーンズ。
ヴォーカルのメタは西アフリカのセネガル出身。他のメンバーはイスラエル、コートジボワール、日本、レバノン、アメリカ出身。(アメリカの人もメキシコ系なので、バンド内でワールドカップが盛り上がっているのではないかと推測。) 出身国もバラバラなら、過去にプレイしてきた音楽のジャンルもバラバラ。そもそもレゲエ・バンドなのにジャマイカ人がいない。こんなバンドが存在し得るのも、ニューヨークという多国籍・多人種シティだからこそ。
インタビューのあと、新たにホーンセクションが加わったということで、来月はニューサウンドを聴きに私も再度、ライブに足を運ぶ予定。
メタ&ザ・コーナーストーン マイスペース
雑誌インサイト7月号
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- PR:夏のグラフィティ・イベント by Shiro
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2010.06.26 SaturdayYOU GO GIRL! GO, GO and GO!!
ニューヨーク滞在中のグラフィティ・アーティスト Shiro は今回も活発です。
7月2日にブロンクスの Da Bakery での個展オープニングパーティに続き、
7月4日(独立記念日)はブルックリン・ウィリアムズバーグでのアート・フェス Yume Fest BK-NY でライブ・アート・パフォーマンス!
Da Bakery での個展オープニングパーティ
グラフィティ・アーティスト Shiro 公式サイト
夏の夜にGO!!
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- 君が落としたものは……
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2010.06.25 Fridayハーレムでバスに乗ったら、
プエルトリカンの親父に
「お嬢さん、何か落としたよ」と言われ、
振り返って床を見るも何もなし。
すると親父は言った。
「君が落としたのはハートなのさ」
周囲の年配の女性たちは
「あー、もう朝からくだらんことを」という顔付き。
次のバス停で若い白人女性が乗ってきた。
親父はまったく同じことを繰り返した。
白人女性は300%無視。
年配の女性は冷たい視線。
親父の隣りに座っていた友人らしき親父Bが言った。
「もう使い古しだよ。新しいのを考えなよ。」
ハーレムよいとこ、一度はおいで。
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- タバコ 11ドル in ニューヨーク
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2010.06.22 Tuesdayニューヨークは相変わらず景気の悪い話ばかりだけれど、14日に書いた地下鉄の学生無料パスが無くなるという件、高校生たちのがんばりが実ってか、続行する模様。やはりアクションを起こすことは大切なのだと再認識。
6/14 ニューヨークの貧困に高校生、立ち上がる!
とはいえ、ニューヨーク市もニューヨーク州も無い袖は触れないわけで、予算カットの嵐・嵐・嵐。9月の学校新年度からは、ますます大変なことになりそう。学童保育1,200万ドルを含む青少年関連4,000万ドルカットって。
こういった行政サービスが無くなると中流層や低所得層には直撃パンチとなる。貧困が進む。人心が荒れる。コミュニティの荒廃が進む。
……なんか暗くなってしまったので、ばりばり不人気のパターソン・ニューヨーク州知事、ひさびさの快挙を。すでにえらく高い州のタバコ税を、7月よりさらに1.60ドル上げるそうな。ニューヨーカーは市税も払わなければならないので、今はミッドタウンで10ドルくらい、ハーレムだとまだ8.50〜9.50ドル程度のタバコが、確実にどこでも10ドルを超えることになる。その10ドルのうち、5.85ドルが税金だと。税金を吸っているも同然か。
ハーレムのストリートで違法の半額タバコを売っているみなさんは、ことさらにハッピーでしょう、このニュース。
* * * * * * * * *
全然関係ないけれど、メキシコ湾の原油流出問題、アメリカでは今も一大事として連日、揉めに揉めている。環境にとってだけではなく、オバマにとっても絶体絶命のピンチ。景気問題からティーパーティー・ムーブメントが起こってしまい、どうなることかと見守っていたけれど、この件で再選は断たれてしまったかも。いや、まだあと2年あるさ。
いずれにせよ、BPのCEOはどうにもならないヒトらしく、失言、失態の連続。そんなCEO氏、アメリカでの半泣き公聴会風景、全然どうでもいいんだけれど、背後のビデオグラファーが意味なく気になりました。意味、全然ありませんが。
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- (続き)ハーレム:この箱の外では、もっとたくさんの事が起こっている。
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2010.06.18 Friday(下の続き)
そんなことをあれこれ考えつつ、実はサマーキャンプの説明会だった。
で、これがエラく長引き、学童保育所を出たのはなんと7時45分。帰宅後は息子に宿題をさせなくてはならないというのに。幸いにも夫は出掛けている。なので家の近所のマクドナルドに直行。ハッピーミール(子どもセット)をさっさと食べさせ、とっとと帰って宿題とお風呂だ。
うちの周囲は住宅地なので、このマクドナルドはお年寄り客が多いことで知られている。すでに夜8時だというのに、まだ若干名のグランマ、グランパがいる。不良なのか(笑)。そして、そんなグランマの一人が突然、朗々とゴスペルを歌い出した。ま、たまにあることなのだが。
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この箱の外では、もっとたくさんの事が起こっている。
とか言いながら、やっぱりハーレムって良いかも……。
と、フレンチフライを食べながら思った木曜の夜。
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- ハーレム:この箱の外では、もっとたくさんの事が起こっている。
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2010.06.18 Friday今日、息子の学童保育所へ行った時、たまたまスパニッシュハーレム出身の壁画アーティスト、デラヴェガのTシャツを着ていたわけです。シャツにはとてもシンプルに、こう描かれている。
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この箱の外では、もっとたくさんの事が起こっている。
で、ですね、学童保育所の壁に最近描かれたグラフィティを見て、ちょっとため息。
ゲットーの街並みを走り抜ける高架の地下鉄。
(高架で地下鉄ってのもヘンだけど、ニューヨークではそうなのだ。)
学童保育所を一歩出でたら、そこに実際にあるゲットーの風景をなぜ、わざわざ描くか。ハーレムという、いわば密室というか、箱の中で暮している子どもたちに外界を知らせる(もしくは、そのヒントになる)絵を描くべきではないのか。
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この箱の外では、もっとたくさんの事が起こっている。
もちろん黒人コミュニティには特有の文化と歴史があって、皆、それをとてもプライドにしているし、これだけブラックカルチャーを死守するからこそ、ヒップホップであれ、ダンスであれ、その分野で突出した才能を持つアーティストが出て来るわけで。
とは言え……。
2日前にここで行われた年度末の学芸会でもアフリカンダンス、ヒップホップなどの濃〜いブラックカルチャーな演し物のオンパレードだった。ま、それはいいとして、学童保育所長さんの最初のスピーチに黒人奴隷ネタが含まれていたのには参りました。まぁ、彼女はいつもそんな感じなのだけれど、そろそろ気付いて欲しいわけです。今は少数とはいえアジア系や白人もいるし、なによりアフリカ人、ラティーノがたくさんいるのだから。
ラティーノも祖先が島で奴隷制度を体験しているグループとはいえ、アメリカ黒人とは異なる歴史。(ニューヨークのラティーノの多数はメキシコ系ではなく、カリブ海系)
そして西アフリカ諸国からの移民と、その二世の子どもたちもいるけれど、彼らの祖先はアフリカに残り、奴隷制を体験していないのだよ。
というわけで、ちょっと声を大にして言いたいわけです。
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この箱の外では、もっとたくさんの事が起こっている。
そろそろ本気で息子をハーレムの外に連れ出すべき時期なのかもしれない。
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- 赤ちゃんポスト? 当たり前でしょう。in ニューヨーク
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2010.06.17 Thursdayニューヨークには16,000人の里子がいる。総人口830万人、20歳以下の人口605万人なので(アメリカは21歳で成人)、子ども1,000人中7人が里子ということになる。当然、貧しい地区に集中しているので、ゲットーだと1クラスに何人もの里子が存在する。
貧困、アルコール中毒、麻薬中毒、育児遺棄、失踪、病気……理由がなんであれ、実の親に育ててもらえず他人や親戚に引き取られた子どもにトラウマの無いはずがなく、里子は精神的、心理的、肉体的、学業的に問題を抱えていることが多い。したがって里親は大変な苦労をすることが珍しくない。
けれど里親とはテンプで子どもを預かっているだけ。里子は市の児童福祉局および里子事務所に属しており、どんな問題であれ里親の単独判断は許されない。たとえば引き取った里子の行動に問題があり、カウンセリングが必要だとなると、里子事務所のソーシャルワーカーに依頼してカウンセリングの手配をしてもらうことになる。自分で良い医者を探して連れて行くことはできない。
ところがソーシャルワーカーが機能しないのだ。山ほどの仕事に囲まれ、手続きは一向に進まない。里親は、反抗的で、時にはリストカットまでする子どもを抱えて、なのにカウンセリングを受けさせることができない。
里親はフラストレーションを抱えながら孤軍奮闘することになる。
こんな里親のおかあさんたちの話を聞いていると、低所得地区が生み出した問題児を、その内部で志のある人間が救おうとしている図式が見えてくる。里子システムの全体は一応、行政が管理しているとはいえ、まるで「ゲットーの問題はゲットーで内部処理せよ」と言われているようなもの。低所得コミュニティの抱える、これほど深刻な問題が外部に漏れることはあまりない。
なぜ、里子の於かれている状況が「深刻」なのかと言うと、この子たちはトラウマを抱えたまま、やがて大人になる。そして自身の子どもを産み始める。ティ−ンエイジャーなら明日にでも妊娠出産をしてしまう。実の親との関係に問題を抱え、健全な家庭の在り方を知るチャンスの無かった、精神的にも未成熟な人間、または子どもが子どもを産み、育てる。生まれた子どもたちの多くには、やはり多大な困難が待ち構えている。
ちなみにニューヨークでは赤ちゃんを育てられない場合、病院、警察、消防署などに匿名で赤ちゃんを託すことができる。このシステムの善し悪しを論じることに意味はなく、そうせざるを得ない状況がある。もちろん行政は赤ちゃんを置き去りにすることよりも、養子に出すべく正式な手続きするよう推奨しているが。
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- ニューヨークの貧困に高校生、立ち上がる!
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2010.06.14 Monday
中高生用無料メトロカード
アメリカおよびニューヨークの不況というか、貧困転落に歯止めがきかない。それは教育面にも大打撃を与えている。教師と教員補助はどんどん解雇され、市長はさらに4,000人を首切り宣言。これはさすがに揉めて、「解雇しないけど、2年間昇給なしよ」で落ち着いた模様。
そして今度は通学定期。今、小中高生には無料の地下鉄&バス乗車券(メトロカード)が支給されている。それを無くしてしまうというのだ。
そうなると親はもっとも割引率の高い月間メトロカード(89ドル)を自前で購入することになる。ややこしいから1ドル=100円で書くけれど、8,900円、もし子どもが2人いれば18,800円の出費増となり、低所得家庭だと、これは生活を根底からおびやかす金額。ニューヨークには平均世帯年間所得200万円というエリアもある。しかも地下鉄は毎年のように値上がりしているし。
月間カードが買えない家庭は必ず出てくる。すると月間カードより安くても割引率の低いカードを1週間、または2週間ごとにチマチマと買ったり、最悪の場合2.25ドル(225円)の1回乗車券を買わざるを得ないケースもあり得るだろう。結果的に余計な金額をつぎ込むことになるにもかかわらず。さらには「地下鉄に乗れない=不登校」も続出するだろう。
だから有志の高校生1000人は先週の木曜日、正午に学校をウォークアウト(抜け出す)し、市庁舎で反対デモを行った。午前中に学校を抜け出すと、目的地に向かう途中でサボりの生徒と間違われて警官に補導される可能性があるので午後に行ったという。
このデモによって無料メトロカードの廃止が考え直されるかは分からない。けれど高校生にしてこの行動力、組織力。これがアメリカのアメリカたる所以だと思う。
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- PR:ブロンクスツアー/グラフィティ展オープニングパーティ
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2010.06.13 Sunday
サウスブロンクス(ヒップホップ)ウォーキング・ツアー特別バージョン
グラフィティ・アーティスト Shiro エキシビション・オープニングレセプション
日本が世界に誇るフィメール・グラフィティ・アーティスト Shiro が、ブロンクスにあるグラフィティ・ショップ&ギャラリー Da Bakery にて個展 "グラフィティ デライト" を開きます。私の主宰するブロンクス・ウォ−キングツアーでは、7月2日に個展オープニング・レセプションを含むスペシャル・バージョンのツアーを催行します。
サウスブロンクスのストリートを歩き、グラフィティもたっぷり鑑賞。最後にグラフィティ・ショップでオープニング・レセプションに参加します。
当日はショップに DJが入り、アーティストの Shiro、ショップのオーナーであり、自身も著名なグラフィティ・アーティストである Sen2 (ex TATS CRU), Beond にも会えます! 皆、アーティステックで、しかもストリートのエネルギーがいっぱい! ボジティブにインスパイアされること請け合いです。
単独ではなかなか歩けないサウスブロンクスを体感するチャンス! お申し込みは以下のツアーサイトよりお願いします。集合場所など詳細はお申し込みいただいた方にお知らせいたします。
2010年7月2日(金)
集合 @ マンハッタン + ブロンクス散策 + レセプション参加
4:30pm -7:30pm
1名さま50ドル
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グラフィティ・アーティスト Shiro 公式サイト
※エキシビションは7月30日まで開催
ダ・ベーカリー スライドショー New York Times
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