- スポンサーサイト
- 「バスケのユニフォーム」は仮装なのか?
-
2009.10.30 Friday今年、ハロウィーンは土曜日なので息子の学校では金曜日にパーティー。アフタースクール(学童保育)でも同様。土曜日は午前中に参加しているサタデープログラムでパーティー、その後は仲良しの友だちと街に出てトリック・オア・トリート。
息子さんは、もう楽しみで楽しみで仕方ない様子。親は大変なのだけれどね。ところで、今年は「バットマン・ダークナイト」になりたいというのでコスチュームを買いに行くと、写真のようなバスケのユニフォームがハロウィーン用に売られていた。
……これって「仮装」なのか? ハーレムじゃこれ、子どもから大人まで含めて夏の普段着なんだけど。
ということはフェンシングとか、乗馬とか、黒人があまりやらないスポーツなら、ハーレムでも仮装に成り得るのか。ふーむ、アメリカに於ける人種とスポーツの関係。
↓ 今日のブログ、面白かったらバナーをクリックお願いします!
**************************************************
携帯サイト「ソウルトレイン/ニューヨークの壷」最終回! 2年半に渡る連載、ご愛読いただき本当にどうもありがとうございました。オバマがんばれ! ヤンキーズ(NYのために)がんばれ! 昨夜は Jay-Z も嬉しそうだったよ、ワールドシリーズで歌えてさ。
**************************************************
★ブロンクス・ウォーキングツアー NEW!!
★ハーレム・ウォーキングツアー
★スパニッシュハーレム・ウォーキングツアー
ブラックカルチャーを100%体感できるスペシャル・ウォーキングツアー。ハーレム在住9年のガイドが黒人史からヒップホップ、レゲエ、差別問題までストリートを歩きながらじっくり解説。ラティーノカルチャーツアーもあり。
●詳細はここをクリック
★ハーレムYMCAゲストルーム
ハーレムのど真ん中にリーズナブルなホテル。シングル50ドル、ダブル66ドル!
●詳細はここをクリック
- 黒人と韓国人の関係(もしくは米国人と移民の関係)
-
2009.10.24 Saturday近所のクリーニング屋に出してあったダウンジャケットを取りに行った。先々週だったか、すでにダウンが必要な日があったのだ。それが今週はいきなり暑くなっちゃって、ロックフェラーセンターのアイススケートリンクではタンクトップで滑っている人がいたり、もう無茶苦茶。で、風邪を引きの。
それはさておき、ハーレムで開業してはいてもクリーンニング屋は韓国系。なのでここのオーナー夫婦は私に愛想良くしてくれる。なんといってもほぼ100%黒人とラティーノを相手に商売しているのだから、同じアジア系というだけで親近感を持ってもらえるのだ。彼らは常連の黒人客にも愛想がいい。冗談を言い合っている時もある。けれどこの日は初めてこの店を使うという若い黒人男性の対応をしていて、なんだかぎくしゃくしていた。
初回は客の名前・住所・電話番号をコンピューターに打ち込む。けれど奥さんはあまり英語が達者ではなく、番地や通りの番号を何回も聞き返している。男性は根気よく住所を繰り返す。ようやく聞き取った奥さんは「え? ●●丁目?」と、不思議そうに聞き返す。男性は「そうだよ」と答える。その時、背後にいた主人が「(同じハーレムとはいえ)●●丁目ってここからかなり遠いじゃないか?」と突っ込む。ハーレムでは自宅の近所の店を使う人が圧倒的に多いから不審に思ったのだ。男性はさすがにいらだった風に「そこに住んでるけど、この近所で働いているんだよ」と、答える。主人も奥さんも返答せず、男性のジャケットを無言で受け取る。
奥さんはまだ入力が終わっていない。「名前は?」
男性:「ブレイディ」
奥さん:「は?」
男性:「ブレイディ。B・R・A・D・Y」
奥さん:「え?」
男性:「だから、ブレイディ。B・R・A・D・Y」
この後も会話はいちいちつっかえて、まったくスムーズに進まない。とうとう最後に男性が「Understand? (ボクの言ってること、分かった?)」と言った。
男性が店を出るまで両者の間に笑顔なし。これが黒人コミュニティに出店する韓国系商店の問題なのだ。男性にしてみれば名前や住所を何回も聞かれた挙げ句に住んでいる場所を疑われ、これでは定番の「英語が分からないなら国に帰れ」の一言も言いたくなるかもしれない。幸いにも温厚そうな人だったけれど。
ロドニー・キング事件に端を発したLA暴動も韓国系商店がターゲットにされたし、ハーレムでも韓国系商店と地元黒人が揉めた時期があった。その仲裁をした韓国移民の女性に話を聞いた時、「英語が出来ないから、何も言えないのよ」と言っていた。同じアジア系として、それはよく分かる。
日本人や中国人も含めて、東アジア人はシャイで人見知り、黒人の「見ず知らずの他人とも、まずはおしゃべりでコミュニケーション」という文化の対局にある。それ以前に、外国人にとって低所得者の街であるゲットーで商売をすること自体が、とても厳しい。相手の足下をすくおうとする人間もいるから隙を見せてはいけないのだ。
そんなアジア系の態度に黒人たちは「ある日突然、私たちの街に店を開き、儲けるだけで『ハロー』の一言もなし」と不満を抱える。中には24時間3交代で働き、みるみる財産を成すアジア系を妬む人間もいる。するとアジア系は「じゃあ、あんたたちもみっちり働けばいいじゃないか」と反駁する。けれどアメリカ人には移民のように「24時間、働きまくる」という概念がない。「それでは人生、なんのために生きてるんだか」と考える。ちなみに同じ黒人であっても、アフリカやカリブ海からの移民は、やはり移民なので働く。
話は逸れるけれど、上記の男性客、テニスラケットを持っていた。黒人のテニス人口はまだ少ない。私が店主なら「若い黒人男性でテニスをしているなら、クリーニング代をちょろまかすようなことはしないだろう」と判断すると思う。これもある意味のステレオタイプであることに違いはないけれど。
↓ 今日のブログ、面白かったらバナーをクリックお願いします!
**************************************************
携帯サイト「ソウルトレイン/ニューヨークの壷」更新!
ニューヨーク・ヤンキーズ、ワールドシリーズ進出なるか? 今回は黒人アスリートのお話。
**************************************************
★ブロンクス・ウォーキングツアー NEW!!
★ハーレム・ウォーキングツアー
★スパニッシュハーレム・ウォーキングツアー
ブラックカルチャーを100%体感できるスペシャル・ウォーキングツアー。ハーレム在住9年のガイドが黒人史からヒップホップ、レゲエ、差別問題までストリートを歩きながらじっくり解説。ラティーノカルチャーツアーもあり。
●詳細はここをクリック
★ハーレムYMCAゲストルーム
ハーレムのど真ん中にリーズナブルなホテル。シングル50ドル、ダブル66ドル!
●詳細はここをクリック
- アメリカで社会福祉を利用して暮らすことについて。
-
2009.10.22 ThursdayU.S.フロントライン
2009年10月20日号
巻頭特集「アメリカで子育て How Much? 〜工夫次第で、ここまでできる」
全米の日本食レストラン、日本食スーパーなどで入手可
ウエブでも読んでいただけます
U.S.フロントライン公式サイト
「アメリカで子育て How Much?」をクリックするとPDFでダウンロードされます
↑ ↑ ↑
クリック
この特集、アメリカで子育てしている人たちにインタビューし、それぞれの子育てハウマッチを聞いた。インタビュー相手は全員が日本人で、その配偶者はアメリカ人もいれば日本人も。したがって子どもはミックスだったり、日系人だったり、その年齢もばらばら。
ただし、今回の特集に関しては人種はまったく関係なし。しいて言えば、アメリカという外国に暮すガイジン(日本人)でありながら、皆、アメリカのシステムを勉強してすごくがんばっているってことか。そして、その「勉強」の対象が、アメリカの福祉システムの場合もある。つまり、計画的に社会福祉を受給して賢く育児している人がいるのだ。
日本は先進国間では貧しさ4位(相対的貧困率 15.7%)ということらしいけれど、その1歩先をいく(?)アメリカは 17.1% で3位。この国では社会福祉は「使ってナンボ」みたいになっている。このブログに何度か書いている映画「プレシャス(旧題:PUSH)」には、母親が、妊娠した十代の娘に向かって「とっとと生活保護を取って来い!」と怒鳴るシーンがある。
こんな風に生活保護によって育った子どもは、それが当たり前だと思う。それ自体は責められない。子どもは自分の育った環境を「標準」だと思うし、親自身がそれを「当たり前」だと考えているとなおさらだ。だからアメリカの貧困層には社会福祉依存の体質が出来上がってしまっている。
けれど、実際はさまざまなケースがあって、貧困層でなくとも何かあれば使わざるを得ないケースも出て来る。特に医療保険に関しては日本やヨーロッパ先進諸国と違って公的なシステムではないため、高額な民間保険に入れない人口が異常に多い。今回の特集の内容からは離れるけれど、この不況で解雇され、再就職は無い、そもそもたいした給料ではなかったために貯金は無い、頼れる家族も無い。そんな時に病気をすればどうなるか。給料が少ないと言いながらも昨日まではそこそこ普通に暮していた人間の生活が、明日からは暗転するのだ。
話を元に戻して、今回の特集。良きに付け、悪しきに付け、日本の将来像を占う際のサンプルになるアメリカでの社会福祉と教育(資金)の在り方、使い方。日本の人にも読んでいただきたいです。
なお、ニューヨーク州は移民(非米国市民)に優しい州。他州ならアメリカ人しか受けられない福祉が受けられることも多い。しかし税金がやたらと高い。さて、これをどう考えるか。移民の立場としては、ちゃんと納税しているんだから、アメリカ人同様にもしもの時には福祉が受給出来て、これ当然のことではないだろうか。
↓ 今日のブログ、面白かったらバナーをクリックお願いします!
**************************************************
★ブロンクス・ウォーキングツアー NEW!!
★ハーレム・ウォーキングツアー
★スパニッシュハーレム・ウォーキングツアー
ブラックカルチャーを100%体感できるスペシャル・ウォーキングツアー。ハーレム在住9年のガイドが黒人史からヒップホップ、レゲエ、差別問題までストリートを歩きながらじっくり解説。ラティーノカルチャーツアーもあり。
●詳細はここをクリック
★ハーレムYMCAゲストルーム
ハーレムのど真ん中にリーズナブルなホテル。シングル50ドル、ダブル66ドル!
●詳細はここをクリック
- ニューヨークに神サマはいない?
-
2009.10.21 Wednesday「100万人のニューヨーカーは神様がいなくても善人です。あなたは?」
↑地下鉄に貼られ、物議をかもしている「無神論者団体」のポスター。
統計によるとニューヨーク市の人口のうち15%に当たる100万人は信仰を持っていない。で、そういう人たちのグループが作ったポスターがこれ。どうしてわざわざこういうことをするかというと、キリスト教国家のアメリカで無神論者であることは結構、大変なことだから。
そもそも「変人」だと思われる。ニューヨークのような都会だとその程度で済まされるけれど、地方都市では無神論者であることが周囲に「バレて」引っ越しを余儀なくされたという話も聞く。つまり、その一家は村八分にされてしまったのだ。ニューヨークでも特定の環境では、やはり辛い思いをしている人がいると思う。家族揃って宗教熱心な家庭、上司がとても信仰深く、無神論者を認めないヒトである職場など。
ニューヨークでもこのポスターに不快感を示す人は多いらしい。「こんなもの、子どもに見せられない。神様を信じなさいと言っている私(母親)を嘘つきだと思うわ」とか。うーん、気持ちは分かるけれど、それはダメだと思う。子どもには「いろんな人がいるのよ」ということを教えるべき。
また、信仰と政治ががっちり結びついていることも多く、信仰を持たない人間としては「なんで、そうなるのさ?!」と地団駄踏むこともあったりするし。
こういった困難さがいろいろあるからこそ、無神論者団体が作られたのだろう。でも、そんな団体を作ること自体、どうかと思う。どんな宗教にも属さない(ほとんどの宗教は団体化しているから、グループに属さないということにもなる)、個人性を尊重する、それが無神論ではないのかなぁ。団体つくってしまうと意味が無いのでは??? ま、アメリカ人はことあるごとに団体つくって自己主張してしまう人種なわけだけれど。
いずれにせよ、無神論者の多いニューヨークだからこそ貼ることが出来るポスターだ。バイブルベルトと呼ばれる信仰熱心な南部諸州でこんなポスター、まず公共の場には貼らせてもらえないはず。仮に貼ってしまったら、作り手はエラい目に合うと思う。
ちなみに人種別にみた無神論者の割合、全米規模の調査でもっとも少ないのが黒人で(つまり宗教熱心)、いちばん多いのがアジア系。
↓ 今日のブログ、面白かったらバナーをクリックお願いします!
**************************************************
★ブロンクス・ウォーキングツアー NEW!!
★ハーレム・ウォーキングツアー
★スパニッシュハーレム・ウォーキングツアー
ブラックカルチャーを100%体感できるスペシャル・ウォーキングツアー。ハーレム在住9年のガイドが黒人史からヒップホップ、レゲエ、差別問題までストリートを歩きながらじっくり解説。ラティーノカルチャーツアーもあり。
●詳細はここをクリック
★ハーレムYMCAゲストルーム
ハーレムのど真ん中にリーズナブルなホテル。シングル50ドル、ダブル66ドル!
●詳細はここをクリック
- 黒人と白人のミックスの子は不幸になる。と断言。
-
2009.10.18 Sunday
アメリカって、やっぱりアンビリーバボーな人間が少なくない。
白人女性と黒人男性の結婚を却下した判事がいるのだ。
ルイジアナ州の異人種カップル(写真右)が結婚しようとしたところ、判事(写真左)が許可を与えなかった。非難が巻き起こり、却下の理由を訊かれた判事はこう答えた。
「私は人種差別主義者ではない。白人と黒人の間に生まれた子どもは苦労する。それを防ぎたいのだ。黒人カップルは結婚させている。私には黒人の友人がたくさんいるし、自宅のトイレだって使わせている」
凄いなぁ。判事の脳内では時代が止まってるのだ。
さっそくコメディアンに「人種差別主義者の定義とは、自分が差別主義者だと知らないこと」とやられていた。
この判事は過去に計4組の異人種カップルの結婚を却下しているらしい。それが今まで表沙汰にならなかったルイジアナ州の風土って。さすがに今回はメディアが騒いでいるのでルイジアナ州知事(インド系)も、「憲法に反している。判事の資格を剥奪するべきだ」とコメント。(ちなみにこの州知事、共和党の若きスターとして時期大統領選に出るかもと言われたものの、オバマ批判の演説がお粗末すぎてシーンから抹殺されてしまったヒト。)
この判事のような人間の本当に恐ろしい部分とは、上記の発言内容を本気で信じていることなのだ。
ちなみにカップルは、他の判事によって目出たく結婚したらしい。お幸せに。
↓ 今日のブログ、面白かったらバナーをクリックお願いします!
**************************************************
★ブロンクス・ウォーキングツアー NEW!!
★ハーレム・ウォーキングツアー
★スパニッシュハーレム・ウォーキングツアー
ブラックカルチャーを100%体感できるスペシャル・ウォーキングツアー。ハーレム在住9年のガイドが黒人史からヒップホップ、レゲエ、差別問題までストリートを歩きながらじっくり解説。ラティーノカルチャーツアーもあり。
●詳細はここをクリック
★ハーレムYMCAゲストルーム
ハーレムのど真ん中にリーズナブルなホテル。シングル50ドル、ダブル66ドル!
●詳細はここをクリック
- キス・キス・ジェラシー
-
2009.10.16 Friday先日、夫が学校に息子(5歳)を迎えに行った時のこと。息子のクラスメートの男の子がやってきて、夫になにやら訴え始めたという。5歳にしても小柄な子で、言葉も舌足らずで何を言っているのかよく分からなかった。けれど一生懸命にしゃべり続ける。何度か聞き直すうちに、とうとう「うちの息子が女の子にキスをした」ということだと分かった。
ちょうどそこに当の女の子もいたので、夫が「本当にキスされたの?」と聞いたら「イエス」と答えた。そのあとに「キスのことで先生が手紙をくれた」と言って、カバンの中をごそごそ探してその手紙を夫に見せた。それは彼女の保護者に宛てたもので、「お宅のお子さんは休憩時間に男の子にキスをしています」という内容だった。
夫が「君たちはまだ大人じゃないからキスはよくないよ」「もし、男の子の方からキスしようとしても『ダメ』って言わなくちゃけないよ」と諭したら、バツの悪そうな顔をしたそうな。
実はうちの息子も結構キス魔だったりする。けれどこの件については女の子が有罪っぽい(笑)。ま、5歳児のキスなんて、この程度にいさめておけばいいと私も思う。夫から話を聞いた後に、一応「新型インフルエンザが移るかもしれないからキスはダメよ」と念押しはしておいた。この理由の方が実際、重要かも。
それより告げ口した男の子のほうが気になった。夫からこの話を聞く前日に、ちょうど育児雑誌で「子どもが他の子のイタズラを大人に告げ口する理由」について読んだところだったのだ。(この雑誌、申し込んでもいないのに毎号、勝手に送られてくる。) 理由はいくつかあり、そのうちのひとつが「嫉妬」だった。夫に告げ口をした男の子は、女の子にキスされたうちの息子がうらやましかったのかもしれない。
夫にそう言うと、「それもあるだろうけれど、たぶん父親がいないんだと思う」とのこと。その男の子は夫を見掛けるたびに、なにかしらの理由をつけて付きまとうのだと言う。
黒人の子どもの3分の2は父親不在の家庭で育っている。
↓ 今日のブログ、面白かったらバナーをクリックお願いします!
**************************************************
携帯サイト「ソウルトレイン/ニューヨークの壷」更新!
セサミストリートのエルモは、なんと黒人だった! ガセじゃないよ、ホントだよ!
**************************************************
★ブロンクス・ウォーキングツアー NEW!!
★ハーレム・ウォーキングツアー
★スパニッシュハーレム・ウォーキングツアー
ブラックカルチャーを100%体感できるスペシャル・ウォーキングツアー。ハーレム在住9年のガイドが黒人史からヒップホップ、レゲエ、差別問題までストリートを歩きながらじっくり解説。ラティーノカルチャーツアーもあり。
●詳細はここをクリック
★ハーレムYMCAゲストルーム
ハーレムのど真ん中にリーズナブルなホテル。シングル50ドル、ダブル66ドル!
●詳細はここをクリック
- アウンサンスーチーと50セント。フォーとベーグルとリコッタチーズ。
-
2009.10.15 Thursday
今日はノリータにある日本酒バーに行き、オランダ出身のオーナーにインタビュー。
その後にチャイナタウンを歩き、ベトナム料理屋でフォーを食す。美味しかった。
それからヴィレッジに向かって北上する途中、アウンサンスーチーのグラフィティを見掛ける。と思ったら、これ、グラフィティではなく、紙を壁に貼ったアート。
その後に「イタリアン&チャイニーズレストランズ ドーナツ&ベーカリーショップス」という、文法的にも滅茶苦茶な店名の看板を掲げる店に遭遇。ここは実はレストラン器具の卸屋。看板もサンプルなのだろう。チャイナタウンとリトルイタリーに隣接しているから、その2者がお得意様なのだ。
帰途の地下鉄の中でヴィレッジヴォイスをパラパラと眺め、50セントの出した本の書評を読む。ちなみに彼のニューシングルのタイトルは「オレが生ませた赤ん坊」。おい。
その後、しばらく居眠りをし、目が覚めた途端にとなりに座っていた黒人女性に「あなたの髪の色、すてきね。ヘアダイはなんていう色なの?」と聞かれる。寝起きで、しかもヘアダイの色の名前なんて思い出せなかったけれど、それなりに会話をする。
ハーレムに着いたので下車。
晩ご飯はベーグル、卵、リコッタチーズ、にんじん、コーン。手抜きで、しかも変な取り合わせ。
↓ 今日のブログ、面白かったらバナーをクリックお願いします!
**************************************************
★ブロンクス・ウォーキングツアー NEW!!
★ハーレム・ウォーキングツアー
★スパニッシュハーレム・ウォーキングツアー
ブラックカルチャーを100%体感できるスペシャル・ウォーキングツアー。ハーレム在住9年のガイドが黒人史からヒップホップ、レゲエ、差別問題までストリートを歩きながらじっくり解説。ラティーノカルチャーツアーもあり。
●詳細はここをクリック
★ハーレムYMCAゲストルーム
ハーレムのど真ん中にリーズナブルなホテル。シングル50ドル、ダブル66ドル!
●詳細はここをクリック
- Home boy ビル・クリントン Baby!!
-
2009.10.11 Sunday
シークレットサービスにガチガチに警護されているビル・クリントン in ハーレム
本日、ハーレムでビルにばったり遭遇。って知り合いってワケじゃないんだけど、ビル・クリントンはハーレムに事務所を構える「ホームボーイ」なので、結構ちょくちょく会ってしまう。
ビル・クリントン、やはり愛想は良い。たくさんの通行人に笑顔と握手。かなりの時間をかけていた。けれどシークレットサービスに急かされて、いよいよ車に乗り込もうとした瞬間、私の背後にいた女性が叫んだ。
「こっち見てよ、ベイビー! We love you!!」
ハーレムでは元大統領も「ベイビー」なのね。
↓ 今日のブログ、面白かったらバナーをクリックお願いします!
**************************************************
★ブロンクス・ウォーキングツアー NEW!!
★ハーレム・ウォーキングツアー
★スパニッシュハーレム・ウォーキングツアー
ブラックカルチャーを100%体感できるスペシャル・ウォーキングツアー。ハーレム在住9年のガイドが黒人史からヒップホップ、レゲエ、差別問題までストリートを歩きながらじっくり解説。ラティーノカルチャーツアーもあり。
●詳細はここをクリック
★ハーレムYMCAゲストルーム
ハーレムのど真ん中にリーズナブルなホテル。シングル50ドル、ダブル66ドル!
●詳細はここをクリック
- 男前のリスト
-
2009.10.10 Saturday
というか、単に好みってことですが「顔」のハナシであって、人格や素行、アーティストとしての質は考慮なし。アメリカ人が少ないというより、カリブ海系が多いですな。
いずれにしても、中には「鑑賞用」の人も含まれている。だって家の中にこんなハデな顔の人がいたら、ちょっとイヤかもしらんから。……ワイクリフはいいかもね、かわいいし、すっかりお父さんになって地に足が着いているし。……いや、彼はそういうレベルではないのだけれど。
↓
クリック:ワイクリフは凄いのだ。「60ミニッツ・ビデオ」(英語のみ。すんまそん。)
↓ 今日のブログ、面白かったらバナーをクリックお願いします!
**************************************************
★ブロンクス・ウォーキングツアー NEW!!
★ハーレム・ウォーキングツアー
★スパニッシュハーレム・ウォーキングツアー
ブラックカルチャーを100%体感できるスペシャル・ウォーキングツアー。ハーレム在住9年のガイドが黒人史からヒップホップ、レゲエ、差別問題までストリートを歩きながらじっくり解説。ラティーノカルチャーツアーもあり。
●詳細はここをクリック
★ハーレムYMCAゲストルーム
ハーレムのど真ん中にリーズナブルなホテル。シングル50ドル、ダブル66ドル!
●詳細はここをクリック
- SOHO・ミッドタウン・ブロンクス
-
2009.10.10 Saturday今週は公私とり混ぜて、やたらとあちこちに出掛けた。
日曜:コロンビア大学
月曜:ハーレム
火曜:SOHO
水曜:ブロンクス
木曜:ミッドタウン→ブロンクス
金曜:ハーレム
土曜:ハーレム
コロンビア大学では恒例の子どもブック・フェスティバル。高学歴っぽい親たちが、将来かしこくなりそうな子どもたちを連れてやってくる。
演し物トップは幼児番組の人気者 DJランスロック。朝っぱらから子ども相手に手抜き一切なしの全力投球ステージで好感度アップ。
翌々日はヴィレッジのチョコレート・カフェで5ドルもするホットチョコレートを飲んでから、SOHOにあるブルーミングデール・デパートにリサーチに出掛けるる。100年に一度の大不況と言われる中、平日の午後早くからそれなりに高価な服をショッピングしているキャリアウーマンっぽい女性たちを見る。
翌日はサウスブロンクスに出掛け、「この辺りでホットチョコレート頼んだら1.5ドルくらいかな」などと考えていたら、アホな男が通りすがりの男性に「何、見てんだよ、この野郎!」「おまえの母ちゃんにオレのチンポコ舐めさせるぞ!」と最低なセリフを浴びせるのを見る。しかし、考えさせられてしまったのは最低男と連れ立っていた年上の女性2人。姉か、イトコか、はたまた伯母か? 彼女たちは「止めなさい、さ、もう行こう!」と最低男をなだめてはいたけれど、男のセリフについては言及なし。彼女たち自身が「母親」であろう年齢なのに。
その翌日はミッドタウンのオフィス街の高層ビルに入っている出版社へ。このビルに日系企業はおそらく1社しか入っていないので、身分証明書をチェックする警備員は「あの会社へ行くんでしょ」というニュアンスの対応。そこで仕事を済ませてからブロンクスの家庭裁判所へ。ヤンキースタジアムの側。途中、3歳くらいの子どもを連れた若い母親が携帯に向かって「ファック!」を連発するのを耳にするけれど、特に珍しい光景でもなし。この周辺にはアジア系はほとんど住んでいなくて、しかも家庭裁判所のお世話になったりなどはしない。ゆえに裁判所入り口で荷物検査をする警備員に、「ここに勤めているのか?」と聞かれる。常に持ち歩いているデジカメをX線で見つけられ、一時預かりとされる。
あー、明日もがむばろう。
↓ 今日のブログ、面白かったらバナーをクリックお願いします!
**************************************************
携帯サイト「ソウルトレイン/ニューヨークの壷」更新!
映画「プレシャス」(PUSH改め)の公開迫る! 1987年のハーレム。麻薬中毒の父親の子どもを身ごもった16歳の少女は……。ひそかにアカデミー賞候補かとささやかれている今年のダークホース・ムービー!
**************************************************
★ブロンクス・ウォーキングツアー NEW!!
★ハーレム・ウォーキングツアー
★スパニッシュハーレム・ウォーキングツアー
ブラックカルチャーを100%体感できるスペシャル・ウォーキングツアー。ハーレム在住9年のガイドが黒人史からヒップホップ、レゲエ、差別問題までストリートを歩きながらじっくり解説。ラティーノカルチャーツアーもあり。
●詳細はここをクリック
★ハーレムYMCAゲストルーム
ハーレムのど真ん中にリーズナブルなホテル。シングル50ドル、ダブル66ドル!
●詳細はここをクリック