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- プロジェクトからピットブル追放
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2009.04.30 Thursdayプロジェクト(低所得者用公団アパート)が、5月よりペットに関するルールを変える。
●ピットブル、ロットワイアー、ドーベルマンは禁止
●他の犬種/動物に関しては、体重規制をこれまでの40ポンド(18kg)から25ポンド(11kg)以下に変更
●ただし、すでに40ポンド未満の犬を飼っている場合は登録すればOK
●飼える頭数は1頭のまま
良いことだと思う。
飼い主たちは当然、憤慨している。「うちの子はおとなしいのに」と。それも当然だと思う。けれど闘犬種が住人を襲う事故が続いているのだから仕方ない。個体の性格によって「この犬は穏やかだからOK、隣りの犬は凶暴だからダメ」とは出来ないだろう。そもそも都会の狭いアパートで飼うべき犬種ではないのだ。
プロジェクトは予算不足からエレベーターが異常なまでに頻繁に故障することで知られる。エレベーターに他人の飼うピットブルと一緒に閉じ込められたら? しかも自分は赤ちゃんや幼児を連れていたら?
少し前にセントラルパークの動物イベントに出掛けた時、動物愛護家の女性が「シェルターにピットブルがあふれている」と言っていた。ゲットー&ヒップホップ・カルチャーの一端としてピットブルを飼う人間が増え、そのうちに手に負えなくなってシェルターに連れ込むのだ。
セントラルハーレムとイーストハーレムで最も多く飼われている犬種はロットワイヤーとピットブル。たまに路上でピットブルの子犬を段ボールに入れ、「もらってやってください」とポスターを貼っている人を見掛ける。子犬だから、とてもかわいい。けれどピットブルなのだ。成犬になったら飼うことは難しい。ニューヨーク市は、ピットブルの避妊手術を無料で行っている。ヒップホップ風なイラストの広告を作っていたことからもターゲットは明らかだ。
先の動物愛護家の女性はシェルターからピットブルを引き取って飼っていると言っていた。プロだから出来ることであって、一般人はなかなか引き取らないだろう。今回の禁止令で、さらに大量のピットブルやロットワイヤーがシェルターに連れ込まれるはず。犬にはかわいそうだけれど、これも仕方ない。訂正:ピットブルなども現在飼われているものはキープ可
そういえば、うちのアパートにピットブルを飼っている若い白人男性がいる。エレベーターには一緒に乗り込まないようにしているけれど、再開発に乗じてハーレムに越して来た白人がピットブルを飼っている理由は何だろう?
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- バーベキューパーティーで銃撃戦 in ハーレム
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2009.04.27 Monday土曜の夜は珍しく早めにベッドに入ったのに、銃声で目が覚めた。5発。時計を見ると朝の3時半。しばらく耳を澄ませたけれど、悲鳴もパトカーのサイレンも聞こえなかった。例によってバカ者が空に向けて撃ったか、誰かを狙ったにしても外れたか。
日曜の午後、昨夜の銃声がニュースになっていないかとチェックすると、なんの報道もなかった。やはり被害者がなかったのだろう。その代わり、別件があった。屋外バーベキューパーティーがあって、300人が集まっていたらしい。若造たちがケンカを始めて撃ち合いがあり、3人が撃たれている。重症なのは13歳の少年。夜の1時半。
まただ。
ニューヨークの気温は不安定で、毎年、冬から急に夏日なる日があって、それが銃犯罪の要注意日。今年も木曜日まではダウンを着ている人も少なくなかったのに、土曜は真夏日。日曜の今日は33度もある。去年も5月末のメモリアル・デイのバーベキューで撃ち合いがあって10人が撃たれている。
去年も中学生くらいの少年が重体だったと思う。昨日の件も13歳の少年が重症を負っている。いちばんの責任は、もちろん犯人にある。けれど懲りもせず子どもを真夜中過ぎのパーティーに連れ出す親の責任も大きい。「ここでは当たりまえだから」「普段は忙しい母親、たまには息抜きが必要だから」……は言い訳にならない。子どもが死んでしまうと、いちばん悲しい思いをするのは母親なのだ。
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- 外から見る「日系ブラジル人帰国支援金」問題。
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2009.04.24 Friday今朝、ニューヨークタイムズに、かなり驚かされた記事があった。日系ブラジル人への「帰国支援金」だ。このニュース、寡聞にして知らなかった。
見出しは
「日本は外国人労働者を帰国させ、戻ってこさせないために金を払う」
Japan pays guest workers to go, and not return
写真は日系ブラジル人男性の妻。泣いている。夫婦揃って失業したとはいえ、今さらブラジルに帰って職があるか不明で不安らしい。
見出し、写真ともに「帰国支援金」に対して、かなり批判的なトーン。
で、中身を読んでびっくり。見出しのままの内容。一度はビザを出して入国させながら、金払うから出て行け、二度と戻ってくるな。???????
実はタイムズの記事を読んでからネットで日本の記事を探し、「帰国支援金」という言葉を見て、さらに驚いた。英文記事には「支援」に相当する言葉はなかったのだ。だってこれ、「支援金」じゃなくて「手切れ金」でしょうが。
アメリカにいる私は日本の雇用状態、外国人労働者問題をリアルには知らないし、タイムズの記事がすべてを伝えているわけでもないと思う。それでもこの帰国支援金の基本的な考え、とんでもなく違和感を感じる。記者も同様らしく、「長期的に見ると、高齢化社会で労働力不足に陥る日本にダメージを与えるだろう」と書き、武蔵大学助教授の「日系人に対する侮辱」という発言を引用している。
衆議院議員で元厚労相の川崎二郎の発言がたくさん引用されていて、それを読んで、またまた驚いた。「日本は多民族社会になるべきじゃないと思う」 川崎議員はアメリカの移民問題がトラブりまくっていることを、その理由に挙げている。確かに、アメリカの移民問題はむちゃくちゃになっている。けれど多民族社会であることがアメリカの強みであり、そもそも国の成り立ちが、異なる民族の集合体なのだ。
背景がまったく異なる日本はアメリカの真似ばかりしてもダメなのは本当だけれど、これほど地球が狭くなっている時代に「多民族社会になるべきじゃない」っていうのは凄い。
つい最近もブログに書いたけれど、公民権運動、ゲイの結婚、国家の多民族化……こういうことって異常に強く反対するグループがいて時間がかかるものの、いつかは成ってしまうのよ、好むと好まざると。だから強固に反対するだけエネルギーの無駄だと思うのだ。(議論もなしで即決OKしろと言っているわけではないよ。)
日本の未来を憂う。本気で。草薙くんのハダカ問題に費やすエネルギーをもっと有効に使おうよ。
いやはや。あまりに驚いたので、思わず書いてしまった今日のブログでした。まる。
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- 黒人絵本あれこれと、映画「シュガー」
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2009.04.23 Thursday以前、黒人絵本を買い集めていた時期があった。絵がカラフルで楽しいし、テーマも奴隷の物語から現在のゲットー・サバイバル、はたまた人種にまったく関係ないかわいいものまでバラエティに富んでいて飽きないのだ。
その絵本を今、4歳の息子がガサゴソと探っては「これ、読んで」と持ってくる。
昨夜、「面会」の絵本を選んできたときには困った。主人公は小学生の女の子で、月に一度、刑務所にいる父親に面会に行くという話。キョーレツ。とはいえ、「刑務所」や「犯罪」という言葉は登場せず、グレーのジャンプスーツ(囚人服ね)を着たダディも誠実そうな人物(?)に描かれている。テーマは面会日がいかに楽しみか、そして、それが終わるといかに淋しいか。女の子を引き取っているおばあさんが、「ダディはそのうちに戻ってくるの。そうしたら、ずっと一緒に暮らせるのよ」と元気付けるシーンで終わる。途中、バス代が工面できず、息子に面会に行けない女性も登場し、これもゲットーのリアリティ。
息子にも刑務所の物語であることは言わず、娘と父の楽しい面会シーンを盛り上げて読み、無事終了(笑)。
その後、この絵本も読んだ。
これは大人のブラックミュージック・ファンにも楽しい。
アフリカの音楽が奴隷の歌となり、ブルースやジャズが生まれ、ゴスペルも派生。やがてR&Bが生まれ、ブラックロック、そしてヒップホップ。すべてのブラックミュージックは、アフリカのリズムをもとに生まれたという黒人音楽の歴史モノ。なにより絵が楽しい。ついでを言うなら、内容に則したCDかDVDが付いてくればモンクなし。
途中、息子が文面に登場するジェームズ・ブラウンを「誰?」と聞くので、「ダディに聞いておいで」と言った。私が説明するよりいいだろうと思って。案の定、夫は「もっとも優れたシンガー&ダンサーだ」と説明した。ソウルのゴッドファーザーは、こちらではダンサーとしても、とても評価されているのだ。
敢えて「ブラックミュージック」または「ソウルミュージック」の第一人者と言わず、単に「優れたシンガー&ダンサー」と言ったのは、息子をいわゆる黒人文化浸けにしたくないから & JBがジャンルを超えて優れたアーティストだからだろう。
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祝・新ヤンキー・スタジアム
華やかな大リーグを支える無数のラティーノ選手たち。ドミニカ共和国出身の若きプレイヤー、シュガーの旅路を追った美しくも切ない映画「Sugar」レビュー。
映画「Sugar」トレイラー
久々に、本当に胸にきた映画です。堂本
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- ターバン姿のゴスペルシンガー
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2009.04.20 Monday閉店してしまった
魚屋のシャッターが
こんなことになっていた
教会でのゴスペル・コンサートのポスターだった
エドワード・ケンドリック
ターバンを巻いている
妙に楽しそうだ
ハーレム良いとこ、一度はおいで。
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- ゲイの結婚、ついにニューヨークで合法化?
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2009.04.17 Fridayパターソン・ニューヨーク州知事
ゲイ・マリッジ推進で人気を立て直すか?
歴史とはタイミングの問題なのだなーと思った一件。
ニューヨーク州知事のパターソンが「同性愛者の結婚を認めよう!」と、いきなり大車輪で動き始め、法案を提出。なぜ今?
思うに、理由のひとつは先月アイオワ州とバーモント州で合法化され、現在、他にも合法化に向けて動いている州があること。かりにもゲイのメッカたるニューヨーク、アイオワなどに先を越されてどうする!?という面子があると思う。どう考えてもゲイ人口、ニューヨークの方が格段に多いだろうし。
理由2は、パターソン州知事の人気回復策。スピッツァー州知事が高級コールガール事件で辞任し、急遽、副知事から昇格。その時は「ニューヨーク初の黒人知事」として大いに盛り上がったものの、知事としての手腕はいまいちで人気ガタ落ち。もしかすると次の選挙には出られないかもしれないほど。なので、ばばん!とハデな見せ場を作っる必要があるのですわね。
パターソン州知事はゲイ・マリッジ推進を「公民権問題だ」と言い、奴隷解放まで引き合いに出している。記者会見時、自分の背後にオキテ破りの市長3選目を狙うブルームバーグ、ゲイであることをカミングアウトしているクリスティン・クイン市会議員長も含めて、やたらとたくさんの政治家を満員電車並みの窮屈さで立たせていた。「これほど多くの支持者がいるんだぞ」ということ。パターソン、本気なのだ。
けれど教会と共和党はさっそく気分を害していて、法案が通るかどうか、まだ定かではない。とはいえ全米規模ではゲイ・マリッジ合法化の流れは止められないと思う。すでに数州で合法化が始まっているのだから、時間はかかっても最終的には全米でOKとなるのだ。うーむ、つまり奴隷解放や公民権運動と同じなのだな、やはり。
ただ、今回のように「州知事に人気回復策が必要」とか、根本とかけ離れた理由があってコトが実際に進み出すのを見ると、「歴史ってやはりタイミングなのだなー」と思うのだった。
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フライドチキンとスイカと黒人の関係。(けっこうマジメ)
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- 海賊・犬のボー・イースターのウサギ・メガ銀行
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2009.04.16 Thursday大統領の仕事ってマジメにやると、かなり大変だ。
ソマリアの海賊を討伐して、イースターにはウサギの着ぐるみバイト君と寸劇を演じて、娘のために犬と走り回って、それが終わった途端に大型銀行の実情公開に着手して。
ホワイトハウスにファーストドッグが、ようやくお目見え。おとうさん、娘との約束を守ったのだね……と、ほのぼのニュースなので、メディアも「キュート!」一点張りだけど、ちょっと文句を言ってる人たちもいる。
以前、オバマはリポーターに「どんな犬にするのか?」と聞かれ、「雑種。ボクみたいな」と大変にビミョウな返答をしたのだ。ところが、やってきたお犬様のボーは血統書付きのポルトガル・ウォータードッグで、「雑種の件はどうなったのだ?」と。
ボーはオバマの大恩人ケネディ議員からのプレゼントということで、これは断れんわね。
ケネディがオバマの雑種発言を無視した理由は不明。それでもボーという名前の由来は「ボー・ディドリー」ということで、一応ファンキー(笑)。
←老いてなお盛んだった故ボ・ディドリー御大
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- ハーレムに白人ティーンの溜まり場出現。
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2009.04.15 Wednesdayいやー、驚いた。
ハーレムに白人のティーンエイジャーが10人も溜まって遊んでいるなんて。
ちょっとした公園というか、2本の通りに挟まれた小さな三角スペースがあって、そこは木が少々植えてあったりするものの、スケートボードにちょうど具合がいいらしい。以前からよく黒人のティーンが2〜3人でスケートボードする姿が見られた。
ところが昨日、春休みで天気も良かった日。
なんと10人もの高校生<白人オンリー>が、そこでスケートボードしているではないか。かなり白人の増えた最近のハーレムとはいえ、相当にショッキングな光景だったなぁ。
もっともハーレムに住んでいるわけじゃなくて、スケボー仲間から情報を得て集まったんだと思う。つまり、これまでハーレムに足を踏み入れたことのない白人のティーンにとっても「行ってもOK」な場所になっているわけだ。
さてさて、ハーレムの未来や如何に????
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- ジャッキー・ロビンソンの絵本 人種差別てんこ盛り。
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2009.04.12 Sundayジャッキー・ロビンソン
黒人初の大リーガー
LAドジャーズじゃなくて
1940〜50年代のブルックリン・ドジャーズ
引退後はコーヒー・チェーン店の社長になったマルチな人
昨日のブログに書いた息子との半日散歩には続きがあった。
クリニック、ドーナツ屋、アフリカン・マーケットと回って帰宅し、ご飯を食べてシャワー、寝る前の絵本タイムと続く。昨夜、息子が本棚から取り出した「ベースボールのほん」とは、ジャッキー・ロビンソンの伝記絵本だった。
ジャッキー・ロビンソンは優れた野球選手で、黒人初の大リーガーとして大活躍した人。昔、大リーグに黒人選手は入れなかったのに、あまりの才能に白人側からオファーがあってブルックリン・ドジャーズに入り、殿堂入りまで果たした人で、今では「偉人」扱い。ハーレムにもあちこちに「ジャッキー・ロビンソン公園」とか、「ジャッキー・ロビンソン・センター」とかある。
で、この絵本。友人がくれたもので私もまだ中身をチェックしていなかったし、小学校4年生レベルで、うちの息子にはちょっと早いけれど、まぁ、野球偉人伝だからカンタンでしょと読み始めると……
いきなり「ジョージア州の奴隷の孫息子でした」から始まるではないか。やがて若者に成長して、「軍隊に入ると黒人は出世ができませんでした」。嫌気が差してアーミーを辞めてスポーツに転向するも、「ドジャーズ時代、遠征先で白人のチームメートと同じ宿には泊まれませんでした」&「脅迫状まで受け取りました」……と、人種差別問題てんこ盛りなのである。
まだ4歳で人種の概念すらないのに、これはダメだなぁ……と思いながらも読んでいると、息子には意味不明で退屈だったらしく居眠り状態。
この絵本、あと3〜4年は棚の奥に寝かせておこう。
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- ハーレム半日散歩〜アフリカン・マーケット
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2009.04.11 Saturdayこちらは春休みである。
定期健康診断のために息子(4歳)をクリニックに連れて行く。
ハーレムであってもお医者さんにはインド系が多く、
今日もインド系の若い男性のドクター。
息子は例によって「名前は何?」と聞く。誰にでも聞くのだ。
「ドクター・ニシャワラだよ」と答えてくれた途端に
「チワワみたいだね」とボケた突っ込みを入れる。
カタカナ的にチワワと発音するとまったく異なるけれど、
英語で chihuahua と発音すると、確かにドクターの名前とイントネーションの上下が似ている。
クリニックを出てドーナツ屋に行く。
ハーレムであっても、ダンキンドーナツの店員はやはり全員が南アジア系だ。
インドかパキスタン。で、同郷のよしみなのか、よく南アジア系の交通警官がコーヒーを飲んでいる。今日もひとりいた。
店を出る時に息子が警官の方を見たので、
「おまわりさんだね」と言うと
「Hi」と手を振る。人見知り指数ゼロなのだ。
警官も笑顔で手を振り返してくれた。
交通警官はともかく、黒人コミュニティーでは一般の警官は疎まれることが多い。
特に若い黒人男性にとって警官は天敵となる。
なので夫は息子と一緒にいる時に警官を見掛けると、意図的にコミュニケーションを取らせると言う。「おまわりさんは街を守ってくれてるんだよ」などと言いながら、チャンスがあれば話をさせるらしい。
ドーナツ屋の向かいにアフリカン・マーケットがある。それを見た息子が「あそこに行きたい」と言う。そういえば今まで連れて行ったことがなかったと思い、週末だからか、いつもより人出の多いマーケットに入る。春休みゆえに店のオーナーの子どもたちも何人も集まって遊んでいた。昔の市場みたいな光景だった。
息子はジャンベを見つけ、当然のように走り寄って叩き始める。ドラムの類いが大好きなのだ。店番のアフリカ人女性は何も言わないけれど、気兼ねしてそこそこで止めさせる。すると隣りに置いてある Shekere やアフリカン・ギター(?)を触り出す。その後はアフリカの衣装やアクセサリーを珍しそうに眺めながら歩き回る。普段はどんな店に連れて行っても、まだ4歳ゆえにオモチャ以外の商品に興味を見せることは、ほとんどないのに、あら不思議。
春うららな日に、息子とハーレム半日散歩。
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アメリカ生まれの日系二世でありながら、あの和太鼓集団・鼓童のメンバーとなり、現在はブルックリン在住で活躍するミュージシャン渡辺薫プロデュースのライブイベント「Naka Naka」リポート。
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ニューヨークに居ながらにして和太鼓や篠笛が学べる
渡辺薫(笛)がオーガナイズする「Naka Naka」ライブ
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