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ニューオリンズに大型ハリケーン再び
naginレイ・ネギン ニューオリンズ市長

ハリケーン・カトリーナ禍の際、救援のノロい政府に対して「さっさとケツを上げて来やがれ!」とか歯に衣着せぬ物言いで名を挙げた人で、私は結構好き。



ハリケーン・カトリーナの襲撃からちょうど3年。再度、ニューオリンズに大型ハリケーンが迫っている。グスタフと名付けられた今回のハリケーンは月曜日にニューオリンズに上陸予定。本来なら夏の終わりを祝ってアメリカ中がバーベキューを楽しむ祝日レイバーデイに、ニューオリンズ市民は強制避難をするよう言い渡された。


今日、ネギン市長が全市強制避難について記者会見を開いた。あいかわらずのストレートな物言いだった。

「尻を上げてニューオリンズから出て行け」(前回の“ケツ”から“尻”に軟化)
「ガンコに避難しない者は自己責任でなんとかしろ」
「避難しなかった者について行政は救急援助はしないからな」


カトリーナの際、「家に愛着がある」「ペットを置いていくことはできない」と避難しなかった市民がいた。結局、洪水の中に取り残されてどうしようもなくなった彼らを救うために多くの人手、時間、予算が費やされたのだ。そもそも救出作業をする側にも危険が及ぶ。


実はネギン市長が「史上最大の嵐」「避難しない者は人生最大の失敗を冒すことになる」と言っているのは、やや誇張表現らしい。そこまでの規模になるかはまだ不明。けれど3年前の被害の大きさと、その後、ニューオリンズがまだまだ復旧できていないことを考えると(ほぼブッシュ政権の怠慢による)、市長としてはこれくらいの脅しをしてでも「万が一」に備える必要があるのだろう。


ネギン市長の脅しが空振りになることを、市長同様に祈る。ハリケーン・グスタフよ、おとなしく通過しなさい。


ところで、大統領選はまたもや思わぬ展開に。
44歳・女性・アラスカの副大統領?
これはまた後日。

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luire 2008-10ルイール10月号 連載エッセイ「125th Street, Harlem」

今回はブルックリンでハイチ難民サポート団体を主宰する素敵にストロングな女性、ニナージ・ラウルへのインタビュー。やはりブルックリン在住のフォトグラファー、詩乃コバントによる写真も素晴らしいです。

7年間(!)もの長きに渡って連載を続けてきましたが、今回が最終回です。ご愛読くださった皆さん、本当にどうもありがとうございました。



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携帯サイト「ソウルトレイン/ニューヨークの壷」更新!
今回は超呑気なアフリカンパレードについて。

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author:堂本かおる, category:アメリカ文化・社会, 13:15
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次期ファーストレディ 〜ガール from サウスサイド・シカゴ
m-obama民主党大会でスピーチするミシェル・オバマ

「シカゴのゲットー、サウスサイドで生まれ育った黒人の女の子」が次期アメリカ合衆国ファーストレディか?

党大会という場にあってファッションが
カジュルなのも、ちょっと新鮮な驚き。



25日にコロラド州デンバーで民主党大会が始まった。4年に1度開かれる、大統領候補を正式に決定、指名するための大イベント。今日で3日目だけど、連日、デンバー・スポーツスタジアムに7万人(!)を集めての、まるで巨大ロックコンサート並のド派手さ。


毎日、民主党の顔である人物が何人もスピーチして、「オバマを大統領に!」ムードを盛り上げていく。初日のトリはミシェル・オバマで、彼女のスピーチがお見事だった。彼女は弁護士で、シカゴ大学病院の地域対外広報統括責任者というポジションにあったから、ある程度の規模のオーディエンスを前に話をする経験はあったはず。けれど7万人を前に、自分の夫が一国の大統領にふさわしい人物だという確信、自分がそのパートナーであるという自信を落ち着きと余裕をもって話してみせるというのは、ちょっと出来ることではないと思う。「あぁ、この人が次期ファーストレディになるんだ〜」と、妙に納得させられたりして。


2日目のメインはヒラリー・クリントン。これがまたミシェルとは違った意味で凄いスピーチでございました。オバマと共和党候補ジョン・マケインがかなりの接戦なので、かつてのライバルであるオバマをサポートし、「民主党はひとつ。私の支持者もオバマに投票して民主党政権を!」をアピールするためのスピーチだったのだ。


「彼こそが大統領にふさわしい人物です!」と言い切るのは辛かっただろうなあ。本音は「私こそ大統領になるべき」だから。なのに電気が走るようなシャープで、しかも余裕しゃくしゃくな貫禄のスピーチで会場を盛り上げまくったのには脱帽。あらためて感服。今日のメディアもヒラリーのことばかりだった。


ヒラリーのスピーチを時には目を細め、時には満面の笑みを浮かべ、時には感無量って感じで(涙ぐんでなかったか?)、聞き入っていたのがビル・クリントン。自分自身が世界の表舞台に帰り咲くためにもヒラリーに大統領になってほしかったわけだけれど、うーん、なんか不思議な夫婦だ。


そして今日、3日目のメイン・スピーカーがそのビル・クリントンだった。実はうっかりうたた寝してしまい、聞き逃した。あとで CNN で再放送を見てみよう。


最終日の明日は、いよいよオバマ本人が登場する。異常な盛り上がりになるんだろうなあ。史上初の黒人大統領の誕生という歴史的な瞬間に立ち会えるかもしれないという期待感、戦争&不況でブッシュに心底辟易してフレッシュなものを渇望……。大観衆が総立ちになるネタは揃っている。


大会場、大観衆、大音響……。
アメリカって政治ですら、こんなふうに一大エンターテインメントになるのだ。


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author:堂本かおる, category:2008大統領選・政治, 22:49
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アメリカ流ヘルシー食生活とは?
food pyramid最近のアメリカの食品ピラミッド図。昔、家庭科で習ったのとは違って縦割り。



ピラミッドの右端は「肉&豆」グループ。「ピーナツバター」の瓶がデカデカと描かれていて、魚貝類が「ツナ缶」だけというのが、あぁ、アメリカよ……。


ところでイラストに描かれている子どもたち、人種はいろいろで車いすの子もいる。この配分を怠るとクレームが出るので、アメリカではどんなモノでも作り手は結構大変。(加えて、自転車とスケボーしている子のイラストにはちゃんとヘルメットを被らせなくてはならない。)


とはいえ、クリップアートなども含めて実際はまだまだ白人オンリーのものも多く、黒人地区の学校で使う際に困ることもある。


子どもにしてみたら、自分も含めてクラスには黒人とラティーノしかいないのに、教材に白人しか描かれていないのは「???」なのだな。


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author:堂本かおる, category:アメリカ文化・社会, 10:38
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ブラックカレッジ・ツアー参加者募集!
シカゴ在住の友人、今入亜希子さん主宰のブラックカレッジホームカミングツアー(アメリカ南部の歴史的黒人大学見学ツアー)の参加者募集のお知らせです。楽しいイベントもてんこ盛りで、ニューヨークとはまた違うブラックカルチャーを体感できること間違い無しの内容です。以下は今入さんからのメールの転載です。


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★ブラックカレッジホームカミングツアー参加者募集

お待たせしました。歴史的黒人大学の一つ、ノーフォーク大学を舞台に文化祭とも言えるホームカミングイベントを体験していただく、ブラックカレッジホームカミングツアーの参加者を募集させていただきます。今年の開催期間は10月23日から27日までです。今回は自由参加イベントとして、最終日に近隣の私立ブラックカレッジの一つであるハンプトン大学のキャンパスツアーも盛り込みました。


ブラックカレッジ入学を真剣にお考えの方にとって州立、私立のブラックカレッジを比べることができる良い機会です。これまで同様にアメリカ他都市を回ってブラックカレッジツアーに合流される方も大歓迎です。


ガソリンの値上げで航空券も高くなっているこのごろですので、ホームカミングツアー参加を決められたら、この機会にニューヨークやアトランタなどブラックカルチャーを見ることができる都市もぜひとも回られることことをお奨めします。ツアー会社ではストップオーバーのプランを提供しています。またこれからアメリカ旅行をお考えの方はぜひともこのブラックカレッジホームカミングツアーも旅行プランの一つに加えてください。絶対に損はさせません。過去4年間開催の実績から自信を持ってお奨めします。


興味のある方はブラックカレッジコネクションのホームページ:>ブラックカレッジコネクション公式サイトしてください。


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★ フロリダA&M大学とは?

歴史的黒人大学の一つ、ノーフォーク大学を会場に文化祭とも言えるホームカミング
を体験するブラックカレッジホームカミングツアーを今年は再開しますが、ホームカ
ミングのメインイベントとも言えるアメリカンフットボール試合でノーフォーク大学
と対戦するのがフロリダA&M大学。


フロリダA&M大学はフロリダ州の首都であるタラハシにある公立大学で、9000人以上の学生数、62の学士号プログラム、32の修士プログラム、そして11の博士号プログラムを持ち、ブラックカレッジの中では大規模な大学と言える。2006年には「ブラックエンタープライズ」という雑誌が選ぶ「アフリカンアメリカンのための最高の大学」に選ばれている。これは学生の大学を卒業していく割合やプログラムの質などを総合的に判断しての結果ということ。


ブラックカレッジの伝統校であるハワード、モアハウス、スペルマンなどと肩を並べ、フロリダA&Mはブラック達には人気の大学の一つだ。ホームカミングゲームも盛り上がること間違いなし。またフロリダA&Mはマーチングバンドでもかなり有名。毎年マーチングバンドベスト100に選ばれている。ホームカミングイベント最終日の日曜日には恒例になってきた「マーチングバンドバトル」が今年も開催される見込みで、もちろんそうなればフロリダA&Mも参加校の一つとなる。個人的にはこのマーチングバンドバトルが一番の楽しみだ。


2008年のホームカミングツアーは10月23日から27日まで。ブラックカレッジコネクションの主宰である私がツアーガイドとして同行します。ツアーの詳細はブラックカレッジコネクションのウエブサイトをご覧ください。
http://www.blackcollegeconnect.com/


ブラックカレッジの学生とも触れあい、ステップやマーチングバンドなどブラックカ
ルチャーを目の前で見ることができるまたとない機会です。興味のある方は今すぐブ
ラックカレッジコネクションまでお問い合わせください。
>ブラックカレッジコネクション公式サイト


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Black Collegeと Blacksを知るために・・・

◆ブラックカレッジコネクションブログ展開中!
http://hbcu.exblog.jp/

◆ブラックカレッジライフを知る一冊!
今入亜希子著「Black College 私の見つけた、こんな留学!」は文芸社より発売中です。全国の書店にてお求めになれます。インターネットショッピングでも購入ができます。
詳しくは http://www.blackcollegeconnect.com/jp_book.html

◆今入亜希子のシカゴ日記
シカゴ転居にともない青森朝日放送で展開しているエッセイもシカゴ日記としてスタートしています。
http://www.aba-net.com/chicago/index.html

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転載ここまで



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author:堂本かおる, category:ブラックカルチャー, 03:58
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オバマとジョーの物語(の始まり)
obamabiden

言わずと知れたオバマ      副大統領候補のジョー・バイデン

明日のアメリカを背負って立つかもしれん爽やかコンビ。
(さわやか好青年ジョン・エドワーズは不倫問題で脱落。)


月曜から開かれる民主党の党大会直前、オバマがついに副大統領候補を発表した。その名はジョー・バイデン上院議員(デラウエア州)。皆さん、すでにお忘れでしょうが、バイデン自身も今回の大統領選に立候補していて、早々に離脱した人。議員歴35年で外交の専門家であるバイデンに白羽の矢が当てられたのは、経験が浅く、外交に弱いオバマを補完するためか。


それにしてもバイデンの個人史が凄い。35年前に30歳で初めて議員に当選。その直後に妻と3人の子どもが交通事故に遭い、妻と乳児だった末の女の子は死亡、男の子2人は重傷を負った。本来は華やかな式典になるはずの議員の宣誓式をバイデンは息子の病室でおこなったそうな。後に息子たちは回復し、今では長男はデラウエア州の検事総長を経て州兵隊の法務総監(で良いのかどうか?)。10月からイラクに出向くらしい。二男も弁護士。


このエピソードが大きくフューチャーされているのは、バイデンの「冷たいエリートじゃなくて、血の通った人間」イメージをプッシュするためか。実際、労働者階級の出身らしいし。オバマとセットで強烈な「フツーの人」路線。


驚いたのはバイデンがアイルランド系カトリックだということ。これが何故、驚きかというと、歴代大統領の中でカトリック教徒だったのは、やはりアイリッシュだったケネディだけ。アメリカってプロテスタントの国だから、過去の副大統領にもカトリックはいないと思う。


でも、そう遠くない将来にラティーノ大統領が出現するだろうから、そうしたら、いよいよカトリック・プレジデントの誕生だ。……ま、それはまだ少し先の話で、まずは黒人大統領か。

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宣伝です。

ニューヨークで発行されている日系新聞「週刊NY生活」に連載中の「ボイス・オブ・ニューヨーク」

ストリートに飛び出し、アメリカ旬の問題についてニューヨーカーに直撃インタビュー。第2回目は「北京オリンピックは中国のイメージを変えたか?」

6/23号 ウエブにもアップ済みです。読んでみてください。

NY seikatsu
「週刊NY生活」ウエブサイト版


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author:堂本かおる, category:2008大統領選・政治, 16:08
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未来の NBA スター
ESPN未来のNBAスターと
ハーレムの子どもたち。
ほのぼの。


GRANTウエストハーレム(モーニングサイドハイツ)にあるグラント将軍のお墓。お墓と言っても、この巨大さ、壮麗さ。南北戦争時の英雄で、第18代大統領でもあるからなんだけど。


今日は朝から↑でちょっとしたイベントがあって、全米選抜の高校生バスケプレイヤーと、ハーレムの子どもたちがお墓掃除のボランティア。


いやー、高校生といっても皆、背が高いですなー、190cm とか。当たり前なんだけど。加えて、なかなかの男前も多かった。まだ10代なのが残念だー(なにが?)


将来は全員 NBA に入って活躍してほしいものです。夢を持つ若人よ、頑張れ!(←こんなセリフをあっさり言わせるほど、皆、初々しくて、目標があって、あ〜、若いっていいなーと思わせる顔付きだったのだ。)


彼ら、明日はハーレムの伝説のバスケコート、ルッカーパークで試合をする予定。用事があって行けないのが残念だー。

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今回はハーレムに棲息する、愛すべきヘンな人たち観察日記。

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author:堂本かおる, category:ハーレム, 15:34
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コルト45
colt45道に落ちていた
コルト45 のキャップ

いわゆる発泡酒で、ビールを買えない貧乏人がストリートで茶色い紙袋に入れて飲んでいる


ブログをちょっとさぼっているうちに、すっかり秋の気配になってしまった。ハーレムウィークは終わったし、オリンピックも終盤戦だし、その代わりに大統領選がいよいよ本番になるし。ってハーレムウィークと大統領選を同列に語って良いものか。


この夏、ニューヨークでは子どもが被害者となった事件が続いた。銃撃の流れ弾に当たって重体、エレベーターから転落して死亡、親(または兄)からの虐待で死亡など事件の種類はさまざまなれど、ほとんどの場合、根底に貧困という原因が横たわっている。(まともなマンションに住んでいたらエレベーターの修理も徹底しているから、子どもが10階のシャフトから転落死することもない)


そんなニュースを見るたびに「イラクとか、アフガンとか、イランとか、ロシアとか、グルジアとか言ってないで国内をなんとかしろ」と思う。ブッシュなんか、あんなに長期間、北京に居残ってオリンピック観戦してたし。ま、アメリカ国内にいても今となっては無用の人だけどさ。


話を元に戻すと、貧困は怒りを招く。「清く貧しく」な素晴らしい人もいるんだけれど、多くの場合、耐乏生活はフラストレーションを蓄積し、それは些細なことで怒りとなって爆発する。


先週末のハーレムウィークでも「怒りの婆さん」を見た。空気でふくらませた子ども用のトランポリン遊具。人気があって、そこそこの行列だった。中にひとり、12〜13歳くらいで身長が 150cm もありそうな女の子がいた。係員が「体格の違う子どもを一緒に遊ばせることは出来ないから」と、女の子の前後に並んでいた小さな子どもたち5〜6人を遊具に入れた。


すると 150cm の女の子の祖母(と言っても50歳代。出産年齢が早い社会なのだ)が、「なんでうちの子が後回しなのよ!」と噛み付いた。係員が「だから体格の違う子どもを混ぜられないんですよ。安全上の決まりなんです」と繰り返すと、小さな子どもたちに囲まれていることもおかまい無しに、婆さんはゲットー伝家の宝刀を出した。
「So what!!」(だから何なのよ!)


この後も彼女は速射砲のごとく怒鳴り続けた。こんな風に怒りがコントロールされずに出てしまう。理屈もへったくれもない。50代になっても角が取れるどころか、長年に渡って内包された怒りの炎がますます燃え盛ってしまうのだ。パートナーの欠落も関係している。シングルマザーが圧倒的に多い母系社会。女性は皆、独りで子育てを頑張るけれど、パートナーがいれば分かち合ったり、癒されたりする日々の生活の怒りや疲れの行き場がないのだ。


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author:堂本かおる, category:ハーレム, 14:25
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銃が氾濫するブルックリン。撃たれるのは子ども。
shamseanシャムショーン・ケリー(9歳)

ニューヨークのブルックリン、クラウンハイツ地区のプロジェクト(低所得者住宅)で頭に銃弾を受けて重体


8月2日(土)夜
Wプロジェクトに住むギレスピー(17歳)が同じ地区にあるAプロジェクトでのパーティーに出掛け、銃の盗難を巡って他の少年たちに殴られる


8月4日(月)3:00pm
ギレスピーは報復のためにAプロジェクトに出向き、自分を殴ったフレイザー(18歳)に発砲するが当たらず


8月4日(月)9:00pm
今度はフレイザーが報復のために自転車でWプロジェクトに出掛け、ギレスピーと友人のゴンザレス(18歳)に向かって発砲。ゴンザレスも撃ち返すが3人は無傷。その場にいたシャムショーン(9歳)が頭に流れ弾を受けて重体に陥る


拳銃を巡るトラブルが撃ち合いを招き、9歳の子どもが撃たれただけではなく、自身もまだ子どもである17〜18歳の少年3人も、その人生を台無しにしてしまった。


3人のうちの1人は犠牲者の少年と同じプロジェクトに住んでいる。
3人は成人として裁判にかけられる。
今は殺人未遂だが、もし少年が亡くなると殺人罪に問われることになる。


この事件をブルックリンに住む11歳の甥っ子に話すと、「撃たれた子は死ななかったの? ラッキーだったね」と言った。


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author:堂本かおる, category:アメリカ文化・社会, 12:13
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カニエ・ウエストになれる薬
市バス車両内に貼られている「Be KANYE(カニエ・ウエストになれる薬)」のポスターがすんごい面白いんだけれど、写真を撮るチャンスを逃がしてばかりなので、断念してテレビCMをアップします。



ついでに公式サイトも。
Be KANYE カニエ・ウエストになれる薬 公式サイト


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author:堂本かおる, category:Hip Hop, 13:30
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黒人選手を探せ! オリンピック
softballナターシャ・ワトリー

オリンピック
ソフトボール
USAチーム

唯一の黒人選手

太ももがたくましい。



いよいよ北京オリンピックが始まる……ということで、ハーレムの学童保育所のロビーにオリンピック関連のディスプレイをした。


土地柄、黒人選手をフィーチャーする必要があるのだけれど、人種にのみこだわるよりも黒人の子どもたちに馴染みのないスポーツを紹介しようと思った。なので乗馬、カヌー、シンクロナイズドスイミングなんかの写真を用意した。だって、これを見て「わたしも乗馬してみたい!」と思う子どもがいたら、それは素敵だから。さらに、その子が将来、本当に乗馬を始めてくれたら、すごいな、私のディスプレイが人生を変えたことになるのだ。


ところが問題発生。そういったリリーホワイト(白人の独壇場)なスポーツで黒人選手の写真を見つけることは至難のワザ。なので白人選手の写真を使わざるを得なかった。するとディレクターが「黒人の写真が少ないな」とつぶやいた。「子どもたちに黒人選手が活躍する写真を見せることは重要なんだ」と付け加えた。


それは分かってる。「どんな分野でも活躍するのは白人」という無意識の思い込みを払拭するためなのだ。


改めて今回のオリンピックの USA全選手の顔写真とバイオをチェックしてみた。


結果は予想どおり。男子バスケは全員黒人。陸上とボクシングも黒人率高し。水関連、馬関連はほぼ全滅。(テニスはヴィーナス姉妹が出るんだけど、いまだになんとなく釈然としない。オリンピックに世界トップレベルのプロが出ること。)


始めて知ったこと=バドミントンと卓球はアジア人ばかり。しかも中国生まれの移民選手が多い。シンクロや射撃などにもアジア系が少しずつ進出している。こちらはアメリカ生まれの、おそらく中流以上の家庭出身者。(お金がないとできないスポーツ。)


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これまでオリンピックに出場したアメリカ黒人水泳選手の数は?

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author:堂本かおる, category:ブラックカルチャー, 16:06
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