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- マダムと呼ばれた。Kマートで。
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2008.06.29 SundayアメリカのダイエーことKマートのオモチャ売り場でアルファベットのおもちゃを見るともなしに見ていた。
アルファベット26文字のキーが並んでいて、「A」のキーを押すと「エイ」、発音は「エイ」または「エァッ」と教えてくれる知育玩具の定番だ。
アルファベットは26文字しかないから英語圏の子供はラクでいいやと思ったら、実はそうでもない。同じ文字でも綴りによって発音が変わるので、その法則「フォニックス phonics」を学ばなくてはならないのだ。たとえば phonics という言葉からして、どうして「フォ」が「pho」なのよ、「fo」じゃないの?……と、子供としては納得できないですわね、これは。
さて、「私もこのオモチャで発音の基礎を学び直すか?」などと考えていたら(結構マジ)、背後から「それ、いくらですか?」と声を掛けられた。若いアフリカ人の男性だった。
値札が付いていなかったので、そう言うと、「そうですか。……それ、いいですね」と言う。実は棚に残っていた最後の一台だったので、男性は買いたかったのだろうけれど、私が買うと思って遠慮していたのだと思う。いやー、いいですね。移民。アメリカ人だったら直球で、「あなた、それ買うの? 買わないんだったら私が欲しいんだけど」とくる。
「私は買わないので、どうぞ」と言っても、男性はまだ遠慮がちな態度のまま。「でも、値段は分からないですよ」と念惜しすると、「じゃ、店員に聞いてきます」と、いきなりつむじ風のような早さでレジカウンターに向かっていった。本当はすごく欲しいんだ(笑) いいお父さんだ。
次の瞬間、隣の棚に同じタイプのオモチャがどっさり並んでいることに気付いた。機能は同じみたいだけれど、さっきの商品より安いこと確実の10ドル。
男性が戻って来て「24.99ドルでした」と報告してくれた。だから、私は買わないんだってば(笑)
せっかくだから、「こっちは10ドルですよ」と教えてあげた。すると「10ドルですか? ふーむ……」と、そちらを念入りにチェックし始めた。
なので、そこで「ハバナイスデー」と言って去ろうとすると、男性が言った。
「マダム、あなたも良い一日を」
マダム。初めて言われたよ。
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- 爆発崩壊消滅するゲットー・ハイスクール
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2008.06.26 ThursdayHard Time at Douglass High: A No Child Left Behind Report Card
ダグラス高校の苦難:“1人の子供も置き去りにしない”法の成績表
今、インナーシティ(都市の貧困部)に住むティーンエイジャーのことを書いている最中。タイミングよく、ボルティモアの高校の様子を激写(まさに激写)したドキュメンタリーがオンエアされたので見てみた。ちなみにメリーランド州ボルティモアの荒廃振りはハーレムの非ではない。
学級崩壊という言葉、今も日本で使われているのか分からないけれど、ここはもう学校全体、個々の家庭、そして地域全体が崩壊し切っている。高校生が非行に暴走する場合、そこにはまだ暴走するエネルギーがあるということで、ある意味、救いがあるのかもしれない。けれど暴走することも出来ない、まるで栄養失調で衰弱したホームレスのように無気力な子供たち。
トレイラーの中で校長が「学力テストで合格点を取るのはクラスで3人だけ」、女性教師が「生徒の4分の3が中退する」と言っている。
この事態は子供が高校に入ってから始まるのではなく、崩壊家庭、崩壊コミュニティに生まれた瞬間から始まっている。番組にはその部分も否応なく登場するが、焦点はあくまで高校内の事象に絞られている。
なぜならこの学校崩壊現象、実はブッシュ政権の悪法「No Child Left Behind」が大きく作用しているからだ。全米の子供の学力低下をなんとかするために作られたこの法は、現場の実情を無視してテストのスコアを上げることだけを要求し、基準レベルに達しない学校は閉鎖という強攻策。教師は子供の学力を本当の意味で上げることに時間を割けず、点数を上げるスキルを教えざるを得ないという。そもそも、まともな教材を買う予算すら割り当てられていないので、学力を伸ばすことなど不可能なのだ。
黒人社会の抱える問題の出所は、やはり子供だ。子供がまともな教育(学力だけではなく、人としての有様も含めて。)を受けられない事態が続く限り、黒人社会は良く成りようがない。
もっとも、ダグラス高校には光も見える。ディベートチーム、ドラムライン・バンド、バスケットボール・チームがとても優秀なのだ。そこに参加している生徒たちの幾人か(全員ではない。)は、なんとかゲットーをサバイバルし、将来を切り開くだろう。しかし、その他大勢の生徒たちの今後の行方は? 中退していった大量の生徒たちのその後の行方を聞かれた教師は「……分からない」とだけ、答えた。
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- NYもう住めない。家賃8.5%値上げ
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2008.06.23 Monday家賃ストライキの光景 1919年
現在はプエルトリコ人、メキシコ人地区となっているイーストハーレムが、まだ貧しい白人移民の街だった頃
ニューヨーク市の来年の家賃値上げ率が決まった。
1年契約だと4.5% 2年契約は8.5%
過去最大の上げ率だ。
仮に現在の家賃が700ドルのアパートなら1年契約でも731.50ドルとなる。年間(12ヶ月)で378ドルのアップ。
1,500ドルの物件なら2年契約で1,627.50ドル。年間1,530ドル。
中低所得者とって、これはキツい。
給料がほとんど上がっていないし、わずかな賃上げがあっても今年に入ってからの物価上昇率は驚異的で、賃上げ率をはるかに凌いでいる。
ニューヨークタイムズには生活保護の食料クーポンでかつかつの生活をしている人たちのリポートがあった。賞味期限が切れた食品を買い、ビーフやポークを断って鶏肉オンリー、果物もあきらめているそうだ。(鶏肉のほうが健康に良いと思うかもだけど、皮と脂肪たっぷりの安い部位を買ってフライドチキンにするから不健康。)
ニューヨーク市はいずれ、マンハッタンにスーパーリッチ、他の4区に貧しい移民が住み、中流層はすべて出て行くと予想されている。この仮説にいよいよリアリティーが出てきた。
先週末(↓セックス・アンド・ザ・シティ鑑賞記)に書いたけれど、ロクな男もいない上に物価は高過ぎるでは、ニューヨークに住む意味がないですなぁ。もっとも、既婚の身としては良い男がいても何も出来ず、通りすがりに眺めるだけなので、それに関しては問題ないと思うが。いかがか。
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- セックス&ザ・シティ NYのダメンズを知る映画
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2008.06.21 Saturday映画「Sex and the City」、行ってきました、一応。世間の流れに乗って。
よく出来た娯楽作品でございました。2時間15分はちょっと長いけれど、それでも飽きずに楽しめた。とはいえ、テレビで観ていた頃から「ニューヨークの男のダメさ加減」にいらいらさせられていたので、それがさらに増幅、炸裂していた映画版では、「あー、もうー、ニューヨークって本当にこんな男ばっかり!」と舌打ちも出る始末(笑)。
「SATC は夢物語。ほんとうのニューヨークはあんなに甘くない」という意見もあるけれど、ダメンズに関してはリアリティーあります。仕事では成功しているものの、大人になり切れない大人子どもが多い。仕事も出来ない(または無職の)大人子どももいて、こちらはさらにタチが悪い。キュートなこと以外は取り柄無しってことで(笑)。
ニューヨークの女性がこの映画を賞賛するのは、そんなダメ男をてなずけてリッチになるキャリーをリスペクトしてのことなのか。「至難の業を見事やってのけた!」みたいな?
ところでジェニファー・ハドソン。彼女は演技も出来るし好きなんだけど、あのキャラクターはいかにも取って付けた感じで存在が不自然。
マネージメント側の売り込み作戦なんだろうけれど、SATC は4人で完結している話なので他のキャラクターは不要でしたね。でも、今後も楽しみな人です。
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携帯サイト「ソウルトレイン/ニューヨークの壷」更新デー
今回は「黒人消防士はなぜ存在しない?」の巻
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- レゲトンでプロムする中学生 in ハーレム
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2008.06.19 Thursdayステイシーアダムスのスーツ(子ども用)
ハーレムの男性は好きなんですよ、こんなスーツ。おじさんだと帽子とワニ革の尖った靴でコーディネイトする。
夕方6時。ハーレムにあるオフィスビルにて、あるセミナーに参加する。仕事帰りの人が来れるように6〜8時の開催。
セミナーの開かれる3階に着いてみると、ソフトなR&Bが聴こえてくる。セミナー会場に入ると、司会の男性が「となりの部屋でプロムやってるんですよねぇ。私も知らなかったんです。私の声、聞こえますか?」
このビルはハーレムに今はまだ少ない高層ビルで(これから再開発でじゃんじゃん増えるけど)、ハーレム地区選出の議員の事務所があったり、セミナーやコンベンションに貸す部屋があったりする。
なので中学や高校の卒業ダンスパーティー、プロムをやっていても不思議はないのだけれど、普通、セミナーと隣り合わせで貸すことはしないだろう。そこがハーレム。ブッキング担当者がなーんも考えてないのだ。
最初は大人しめのR&Bだったのが、そのうちにサルサやレゲトンに代わり、ボリュームも上がっていった。時々「イエー!」みたいな掛け声も聞こえる。DJ がなかなか良い仕事をしているのだ。壇上でしゃべっている人の声が聞こえ辛くてセミナー参加者は迷惑そうだったけど。
セミナーを終えてホールに出ると、プロムの部屋から男の子が出て来た。高校生じゃなくて、中学生だ。こちらの中学は卒業時に14歳の子もいて、写真みたいなズートスーツを着ていたけれど、まだまだスーツに着られている感じ。けれど「オレってさ、キマってるよね」な顔付きが、ほんと、ハーレムっ子だった。9月に高校に入学したら、そのまま真面目に通って、ちゃんと卒業するんだよ。
※ニューヨーク市の公立高校でちゃんと卒業する生徒はたったの40%で、黒人男子生徒に限ると数字はさらに下がる。ただし、上には上がいてデトロイトは22% 教育システム全体が崩壊しているのだろう。
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宣伝です。
ニューヨークで発行されている日系新聞「週刊NY生活」に新連載「ボイス・オブ・ニューヨーク」を始めました。
ストリートに飛び出し、アメリカ旬の問題についてニューヨーカーに直撃インタビュー。第1回目は「あなたがオバマを支持する理由は?」
No.212 6/21号 店頭出しは19日(木)、ウエブにもアップされますので読んでみてください。
「週刊NY生活」ウエブサイト版
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- そしてハーレムの場外馬券売り場は生き残った。
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2008.06.18 Wednesdayブルームバーグ市長が、また無茶なことを言い出していた。
「市内にある OTB(場外馬券売り場)をすべて日曜日でクローズする」
なんでも市がかなりの助成金を出しているらしいのに、赤字だそうで。
競馬にはまったく興味ないので詳細は知らないのだけれど、ハーレムの OTB にたむろしているおじさんたちのことが少し心配だった。「あの人たち、これからどこに行けばいいのだろう」と。今時のことだからネットでも馬券は買えるんだけど、コンピュータ持っていない人も多いだろうし、そもそも彼らが OTB に集うのは場の雰囲気や社交のためだと思う。自宅でひとりパコパコとキーボードを叩くんじゃ意味ないのだ。
そうしたら、期限直前になってパターソン州知事が「クローズはさせんぞ、おい」と待ったをかけた。ブルームバーグも「そんなこと言われてもクローズすると決めたんだよ」と対抗するから、一時はブルームバーグvs.パターソンのケンカになるのかと思った。
結局、月曜日となった今日、OTBのサイトには「注意! 今日もちゃんと開いてますよ」とお知らせがアップされていた。ハーレムのおじさんたちはオアシスを無くさずに済んだのだ。
ところでパターソン知事のこと、覚えてる? 鳴り物入りで当選したスピッツアー知事が高級コールガール問題で辞任した後、副知事から昇格した人。初の黒人知事、初の盲目知事で、ハーレムの人。
デヴィッド・パターソン・ニューヨーク州知事
先々週だったか、「ゲイの結婚が認められている他州で婚姻したゲイカップルを、ニューヨーク州でも夫婦と認める」と言ってニューヨーカーを驚かせたのもこの人。特にハーレムの人は驚いた。一般的に黒人社会にはゲイ・アレルギーがあるから。
ユーモアのあることでも知られていて、ゲイ結婚問題では「(ゲイであることを公表、ゲイ人権活動もしている)ロージー・オドネルから(お礼の)電話を期待していたんだけど、掛かってこないねぇ」とか言ってた。
なんだか、好きなんだよね、パターソンさん。
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- 本、書いてます。
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2008.06.15 Sundayといっても単著ではなくて、12人の著者の論文を1冊に収めるオムニバス本。アメリカ文学に関してなのだけれど、私の場合は論文には成り得なくて、やたらと長い読書感想文か。
そういえば小学校3年生の頃、「赤毛のアン」の感想文を書かされた。市内の小学校の読書感想文コンクールに出すためだったと思う。居残りで先生と1対1で添削された記憶がある。提出後、何の音沙汰もなかったから落選したのだと思うけど。
「赤毛のアン」を選んだのは自分。当時、夢中になって読んでいたから。すごく面白く感じていた。アンがお招きした牧師さん夫妻のために焼く「レイアー・ケーキ」って、いったいどんなケーキなんだろう?ってワクワクしたのを覚えている。(Layered Cake つまりスポンジケーキの間にクリームをはさんだ、日本でもありきたりのケーキだったんだけど、そんな言葉の意味、知らなかったからねえ。)
当時から洋物カブレだったんだなぁ。
アンの舞台はアメリカじゃなくてカナダだったけど。
で、今回の原稿書き。
以前、読んだ小説の中から取り上げる作品を決めて、まずはそれを読み直す。原稿に作品のディテールを盛り込まなくてはならないから、「これは要るかも」と思う部分にラインマーカーを引く。メモを取ることもしたけど、地下鉄の中で読むこともあるからラインマーカーに切り替えた。さらに重要な部分には付箋も貼る。
お気に入りの小説が、小説本ではなくて参考書のようになってしまった。
ちなみに今回の「読書感想文」、舞台はカナダではなく、ブロンクスとブルックリンとハーレムです。
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- オバマのベイビーママ(人種差別ね、これは。)
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2008.06.13 Fridayミシェル・オバマ
次期ファーストレディになるかもしれない女性なのに。
ブッシュ系テレビ局として知られるフォックスニュースが、オバマの奥さん、ミシェルを「オバマのベイビーママ」と呼んだ。で、当然のように非難ゴーゴー。(正確にはニュースキャスターが発言したのではなく、画面下方にニュースタイトルとして文字で表記)
ベイビーママとはブラックスラングで「シングルマザー」のこと。最近は黒人以外にも浸透してきて、つい最近も「サタデーナイトライブ」出身の脚本家兼コメディアンのティナ・フェイ(白人)が自身の主演で「ベイビーママ」という映画を作ったけれど、今回の使われ方は、やはりミシェルが黒人だからでしょ。マケインの妻、シンディを嫌っている人がいるとしても、彼女のことをベイビーママとは呼ばないでしょ。
フォックスの番組ライターは何考えてたんでしょうかね、やり玉に上げられるの 300%確実なのに。それとも非難浴びるのは承知の上で、
「オバマとミシェルは黒人だ!」
と世間に念押しをしたかったのか?
根深いです。はい。
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2008.06.13 Fridayハーレムに住む友人、
スケッチアーティストの
<ナカムラアキツ>さん
がTシャツを作りました。
筆ペン+消しゴム印の摩天楼画
大人サイズ
子供サイズ
赤ちゃんロンパース
色もいろいろ
詳細は以下!
日本以外へも発送するそうです。
Tシャツ・ストア Store Dragonfly
ナカムラアキツ・ブログ
↑とってもかわいいモデルさん
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さてさて、携帯サイト「ソウルトレイン/ニューヨークの壷」更新デーです。
今回はスパニッシュハーレムのプエルトリカン・ストリートフェスティバル。
8日に行われたプエルトリカン・デイ・パレードはミッドタウンでやることもあってリポート記事も多いけれど、エル・バリオで開催されるストリート・フェスの記事はかなり貴重! サルサにレゲトン、カスタム・チャリも凄かった。
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- マケイン候補の妻、ハーレム探訪???
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2008.06.12 Thursdayシンデイ・マケイン、ハーレムの小学校を訪れるの図。なんだか不自然(笑)。
さよなら、ヒラリー。
そして、いよいよオバマ vs.マケイン対決の火蓋が切って落とされたわけです。最重要課題は国内経済。オバマがビル・クリントンの庶民救済政策を踏襲するのに対し、マケインはお金持ち優遇のブッシュ路線(マケイン、本当はブッシュのこと嫌ってるけど。)
メディアには、「どっちも何やってんだか自分でも分かってない」みたいに書かれてた。経済についてはアマチュアよねえ、2人とも。この先、どうなるのかアメリカ。
さて、昨日、マケインがニューヨークで資金集めに勤しんでいた時、奥さんのシンディはハーレムの小学校を訪れていた。昔、教師だったそうだ。億万長者なのに???
ニュースで子供たちと一緒のシンディを見たけど、なんと言うのか、この人、ハーレムにいると違和感ありまくり。顔立ちとか、髪型とか、雰囲気のせいか。ふーむ。そもそも「シンディ in ハーレム」を見てマケインに鞍替えする黒人有権者は皆無だと思うけど。
今日、アフリカ人の友だちに会ったら、彼もオバマ・バッジを付けてた。ハーレムの人、99%はオバマ支持。いや、どうなんだろう、ラティーノの動向がいまいち読めないから。
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