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NYはバイリンガル・キッズだらけ。
Bilingul books子供向け各言語と英語のバイリンガルブック&DVD

今日行った、ある言語関係のイベントにブースを出していた出版社のバナー。

こんなに多種多様出てるんですなー。中には聞いた事もない言葉も。

以前からずっと思ってたことだけど、移民の子供ってお得。自然にバイリンガル。英語学校に大金払ったり、時制や冠詞を一生理解できないまま……なんてことにはならないからねぇ。(それなりに苦労はあるんだけどね、バイリンガル・キッズにも。)



ニューヨークでバイリンガルと言えば、圧倒的にラティーノたち。完璧なバイリンガルも多いし、スペイン語と英語を見事にミックスさせたスパングリッシュで速射砲のようにしゃべりまくる人も。


ハーレムからは東に行けばプエルトリコ系とメキシコ系の街、スパニッシュハーレム。西に行けばドミニカ系の多いウエストハーレムっていうか、モーニングサイドの北側というか。そして北にはドミニカ系の一大本拠地、ワシントンハイツが広がっている。


携帯サイト「ソウルトレイン/ニューヨークの壷」更新してます。
今回はワシントンハイツの巻。楽しいぞ、物価安いぞ、英語通じないぞ!(時々、物騒なコトも起こるけどさ。)
st


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ブラックカルチャーを100%体感できるスペシャル・ウォーキングツアー。ハーレム在住8年のガイドが黒人史からヒップホップ、レゲエ、差別問題までストリートを歩きながらじっくり解説。ラティーノカルチャーツアーもあり。
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author:堂本かおる, category:エスニックカルチャー, 16:34
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ガリフナ族。すてきなお父さん&お母さん。
USFL-2008-6-1U.S.FrontLine 6月第一週号

ここからPDFバージョンがダウンロードできます



はっと気付くと、「移民物語 第5回」掲載の U.S.フロントラインが発行になっていた。アメリカ在住の皆さま、よろしくお願いします。日本の方は上記のリンクからPDFにて読んでいただけます。


毎回、世界中からニューヨークにやって来てニューライフを築き上げた人々へのロングインタビューを敢行。今回は:


中米ホンジュラス出身のガリフナ族の夫婦。日本語で「●●族」なんて書くと違和感あるかもしれないけれど、どこの中にも複数の民族グループが同居していて、ガリフナはホンジュラスのマイノリティー。アフリカ直系の血を引くアフロカリビアン。


お父さんはちょっとコリン・パウエル似で、お母さんは、それはそれはキレイな方でした。2人で懸命に働き、4人の子どもを育て、アメリカンドリームを体現。トゥルー・イミグラント・サクセス・ストーリー。


フィリピン出身の看護師さん。彼女は年齢を聞いてびっくりの若々しさ。でも肝心なのは看護師として優秀だということ。彼女の母親も、やはりフィリピンからの看護師さんだった。さて、日本にもフィリピンからの看護師さんを招く案、どうなることでしょうか。こちらにいて思うことは、フィリピン人ナースは本当に優しいということなのだけれど。


ドイツからやってきた、ライター志望の女性。ドイツ人とフィリピン人のミックスである彼女のアイデンティティーは???


西アフリカ、マリ出身のテキスタイル店オーナー。マリでの子ども時代のエピソードは、なんだか懐かしい気もする。奥さんはアフリカを憧憬するアメリカ人。


移民で成り立っている街なんですよ、ニューヨーク。なんたって820万人ニューヨーカーのうち、実に 37% が外国生まれなのですよ。移民ばんざい!



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author:堂本かおる, category:エスニックカルチャー, 17:07
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今夏のファッショントレンドは海パン in ハーレム
nautica海パン by NAUTICA

本当は swim trunk という。




メモリアルデーの夜、ブロンクスからハーレムに戻る地下鉄に乗っていたら、ある駅で若者たちが10人以上、ドヤドヤと乗り込んできた。「ヒョ〜!」とか、雄叫びを上げていたから、きっとメモリアルデーのバーベキューか何かのイベントで盛り上がって、その興奮さめやらぬ、だったのだろう。


1ダースくらいいた若造のうち、かなりが海水パンツを履いていた。ナイロン製でカラフルなやつ。上の写真のモデルは正しい履き方をしているけれど、若造たちは大きめのサイズを腰履きし、Tシャツと海パンの間からパンツを見せている。なのでスソは膝下あたりまで届く。(ひとり、かなり背の低い若造がいて、彼の場合はふくらはぎまで到達。もう海パンには見えない状態。)


海パンといえどもブランドものなら当然高いけど、若造のひとりが履いていたのはオールドネイビーだった。15ドル。安い。カラフル。ニューファッション。こういうストリートファッションって、本当にストリートの若造たちが考案するのだ。エラいと思う。


そのうちに若造たちはひとりふたりと降りて行き、列車はサウスブロンクスからマンハッタンのハーレムに。最後の若造たちもハーレムでドヤドヤと降りて行った。


メモリアルデーも過ぎて、これでニューヨークも夏本番。


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Luire-7ルイール7月号、明日28日発売です。

デザイン一新の連載コラム「125th Street, Harlem」2回目は、ニューヨークの地下鉄車内に貼り巡らされた求人ポスターについて。

意志が強く、聡明で、優しい心を持つ人材を募集するポスターに登場したのは、モデルではなく一般のブラック&ラティーノ・ニューヨーカーたち。さて、その職業とは?


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メモリアルデーが過ぎて、ニューヨークもいよいよ夏本番。
author:堂本かおる, category:ブラックカルチャー, 10:46
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Uptown vs. BK
BAM
ダンスアフリカ@BAM 公式サイト


土曜日にブルックリンのBAM(ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック)というホールで行われた「ダンスアフリカ」に行った。毎年5月に開催されるアフリカンダンスのステージで、これに行くのは我が家の習わし。


今年も夫、夫の妹、妹の友人と私の4人で出掛けた。実はこれ、夫の母への「母の日プレゼント」として始めたこと。でも義母は昨年亡くなってしまったので、今年はもう行かないかなと思っていたら、皆が「今年も行きたいよね、マムがいなくても」と意見一致にてチケット購入。


BAMがあるのは、ブルックリンの中でも特にカルチャー度数の高いエリア。若い人から年配の人まで皆、オシャレ。ハーレムのベタなブラックファッションとはひと味もふた味も違う。人種も良い具合に混じっているし、毎年「あ〜、こんな場所に住みたいな〜」と思う。


開けて日曜日。ちょっとした買い物がしたくてハーレム125丁目に出た。週末の午後はいつもかなりの人出になる。


露天もぎっしりで、オバマTシャツ(オバマ選挙事務所の公式商品では当然ない。雑誌の写真をパクって勝手に作っている。肖像権や著作権などという言葉はハーレムの辞書には載ってない。)から海賊版DVDまで、売り込みの声もにぎやか。


立ち退きを迫られている老舗レコード店の店員さんが、今日も店頭で「立ち退きを防ごう!」と通行人に声を掛けていた。取材でしつこく通ったから「やぁ!」と声を掛けてくれた。知り合いのレゲエシンガーにもばったり出会って、出来たばかりのCDをもらった。(皆、がんばってるなぁ。まだ聴いていないのでレビューは後日。) その後、多分ブルックリンにはないであろうココ・ヘラド(ココナッツ・アイス)を買ってなめなめ歩いた。


ブルックリン、行くたびに隣の芝生が青く見えるのだけれど、UPTOWN(ハーレム)の下町情緒(ゲットーとはあえて言わない・笑)も、やっぱり捨て難いかなぁ……と思った初夏の日曜の午後でした マル。


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author:堂本かおる, category:ハーレム, 15:08
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天気が良いのに……刺される人。
久々に良い天気。気分も良い。うきうきとワシントンハイツを歩いていたら、ちょっとした人だかりに遭遇。


救急車と警官もいた。交通事故かと思ってのぞくと、男性が路上に倒れているだけで、彼を轢いたと思える車が見当たらない。しかも、男性の頭と、肩の一点から血が出ていて、その出方が、あ〜、撃たれたか、刺された感じ?


周囲の人に事情を尋ねようと思ったら、ここはワシントンハイツ。皆、スペイン語でしゃべってる。年配の人は英語を話さないことが多いし、島からやってきたばかりなら若い人でもスペイン語オンリー。なので若くて英語をしゃべりそうな人(って、何を根拠に判断するのか?)を探して聞いてみた。


赤ちゃんを連れた若い女性が、「後ろから殴られて、それから刺されたのよ」。


こんな天気の良い日の、真っ昼間の午後2時過ぎ。しかも、にぎやかなメインストリート。何を揉めたかは知らないけれど、ちょっと度胸あり過ぎではないか。もっとも犯人はとっくの昔に逃げている。


黒人警官が野次馬に向かって言った。「誰か、この男性の身元を知りませんか?」


だから英語じゃダメだって。知ってても誰も関わり合いにはならないと思うし。


誰も何も答えないと、警官は今度は「車道からどいて、どいて」と人払い。これはジェスチャー付きなので、皆、理解。


火曜日なんてダウンジャケット着ている人もいたくらいだったのが、やっと初夏っぽい天気になって、しかも月曜が祝日だから3連休のうきうき気分な金曜日に。


子どももたくさん見ていた。こんな光景が「割りと当たり前」な環境に育つ子どもたち。ヤクザな大人には、この辺りのことをもう少し考えてほしいものだと思うのだけれど、皆、どうしようもないモノを背負っちゃってるから、本人にもどうしようもないのだろう。嗚呼、ワシントンハイツ……。


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ブラック・バービー人形のレーゾンデートル(存在理由)と使命とは?
いや、そんな難しいことじゃないんですけど。キモラ・リー・シモンズ
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author:堂本かおる, category:アメリカ文化・社会, 08:11
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人種:ミックスであるということ。
月曜日にブルックリンでミュージシャンの女性をインタビュー。母親はイタリア系フランス人、父親はナイジェリア人。人種が混じると、あんなにユニークで魅力的なルックスになるわけで。でも、ミックスゆえに子どもの頃には、そこそこしんどい思いもした模様。


フランス育ちの彼女の作る音楽は、いかにもしゃれたフレンチポップ・ジャズ風。これからはミュージシャンであるお父さんが手伝ってくれるというから、どんなフレイバーが加わっていくのか、かなり楽しみ。


kimora火曜日は人形にまつわる記事からキモラ・リー・シモンズのことをリサーチ。いわずとしれたゴージャス女王さま、ベイビーファットを仕切っている方でございます。

彼女は母親が日本人で、父親がアフリカンアメリカン。顔はいかにもアジア系と黒人のミックスなのに、身長は子どもの頃から驚くほど高かったらしい。で、当時はそのコンビネーションを他の子どもたちから、からかわれていたとか。

↑身長183cm
Kimora Lee Simmons


その後、モデルとして大成し、「子どもの頃にいじめの理由だった資質(ミックス+長身)によって成功した」ことを、本人も不思議に思うというようなことを語っている。



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author:堂本かおる, category:エスニックカルチャー, 14:30
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オバマ、奥の手で巻き返し。ヒラリーまたも危機!
obamaedwards


オバマ大統領 & エドワーズ副大統領 ???
異常にサワヤカなコンビだが果たして?


ウエストバージニアでヒラリー圧勝して気を良くするも、オバマが奥の手を繰り出してきた。オバマとヒラリーに大差で3位だった民主党候補のジョン・エドワーズが今日になって「オバマ支持」を表明したのだ。


なぜ今?


一昨日のブログに書いたように、ヒラリーは白人労働者階級に人気がある。逆を言えばオバマは白人労働者階級にまるで人気がない。白人のオバマ・サポーターには高等教育を受けた人が多い。つまり、受けた教育と生活環境によって黒人に対する抵抗感が少ないリベラルということ。


そこで、白人労働者階級に根強く支持されているエドワーズのバックアップが必要になったのだ。エドワーズにすれば、公式支持の見返りは「副大統領」のポジション?
「オバマ大統領&ヒラリー副大統領」説を唱える政治家もいるけれど、どうなんだろう?


オバマとヒラリー、どちらもナンバー2に甘んじるキャラじゃないから無理だとう声もあるけれど、この取り合わせが無理な本当の理由は「黒人&女性」だからだと思う。アメリカは今、心底、変化を求めている。だからこそ史上初の黒人または女性大統領の誕生が現実味を帯びているわけで。けれど政界を仕切っている多数派は「白人男性」だ。彼らが「黒人&女性」政権を手放しでウエルカムするほどには、まだ社会(政界)は成熟していないと思う。


いずれにせよ、見ているこっちが息苦しくなる選挙でございます。マケインの、ぼよよんとした影も不気味だしねぇ。


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author:堂本かおる, category:2008大統領選・政治, 16:21
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ニューヨークは捨て子 OK!?
ニューヨークのクイーンズ区で、民家の軒先に生後間もない赤ちゃんがおきざりにされているのが見つかった。


ニューヨークには子どもを育てられない親が山のようにいて、その理由は貧困、病気、アル中、ドラッグ、犯罪……及び、そういった環境にある親から子どもへの虐待などなど様々。


その結果、ACSという市の児童保護局に一時預かりされている子どもが、約17,000人。この子たちは里親の家に預けられていたり、施設に入っていたり。親が死亡、または育児能力ゼロと判断されると、子どもは養子に出される。(実際は引き取り手の見つからない子どものほうが多いのだけれど。)


その17,000人の圧倒的多数が黒人とラティーノ。


なので今回の捨て子の赤ちゃんがアジア系と知って驚いた。そういえば、フラッシング地区といえば、台湾系、韓国系などアジア系の大きなコミュニティーがある街。


翌々日には、あっさりと親が見つかり、逮捕されてしまった。若い中国系の女性だった。彼女は赤ちゃんの側におむつとミルクの入ったバッグを残していた。やはり心苦しかったのだと思う。母親として出来る、これが最大のことだったのだと思う。


身元が割れた理由は、赤ちゃんの手首に親の名前を書いたビニールのブレスレットが巻かれたままだったこと。出産した病院で着けられたものだ。それと、軒先の監視カメラに顔が映っていたこと。


ブレスレットに書かれていた名前は中国語だったのだろうか、それとも英語表記だったのだろうか。英語だったとしたら、それが読めない移民ということになる。違法移民の可能性も高い。けれど赤ちゃんはアメリカ生まれ=アメリカ人(米国籍保持者)なので、アメリカに住む権利がある。


この件、もしかすると親は中国へ強制送還、赤ちゃんはACS保護下で里親か養親に引き取られることになるかもしれない。親子が中国とアメリカで生き別れとなる。これが母親が望んだことなのだろうか。


ちなみにニューヨークには条例があって、生後5日以内であれば赤ちゃんを病院、警察、消防署に置いていくことができ、逮捕はされない。どうしても子どもを育てられない親がニューヨークのような都市には確実に存在する。だから親を責めるよりも子どもの命を優先するために作られた法だ。病院、警察、消防は24時間体制なので、赤ちゃんは無事に保護される。


けれどアメリカに来たばかりで、英語も読めない移民は、こんな法律があることを知るよしもない。



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author:堂本かおる, category:アメリカ文化・社会, 07:58
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予備選・ウエストバージニア州!
明日はウエストバージニア州での予備選。

ある政治家が「ポリティカリーコレクト的には言ってはいけないことだが、ウエストバージニアは『教育のない貧乏白人』が多い州」と大胆発言。ていうか、国勢調査で「州民の人種・最終学歴・年収」がはっきり数値として出ているわけで、でも、それを言葉で端的に要約するとマズいという、難しい世の中だ。


話を元に戻すと、そういう州民構成なのでヒラリーの圧勝が予測されている。でも代議員数はたったの39だから焼け石に水。ちなみに現在の獲得数はオバマ:1869 ヒラリー:1697


来週のケンタッキー&オレゴンが最後の山場で、その時点でのヒラリーの戦線離脱を予測する声も多いけれど、ヒラリーはその次のプエルトリコに娘チェルシーを飛ばして事前キャンペーンをするらしい。鋼鉄の女は最後まで諦めないのだ。なんだか判官贔屓も出てきちゃって Go! Go! ヒラリー!と言いたい気分。いや、オバマ大統領でも全然問題ないんだけれど、ヒラリーも良い大統領になると思うんだよねえ。未練っぽいけど。


ところで携帯サイト「ソウルトレイン/ニューヨークの壷」とっくに更新しています。もう、どうにも止まらないハーレム再開発。MLBまで来ちゃうってか?
st


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author:堂本かおる, category:2008大統領選・政治, 13:38
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チキン・ディベート
マンハッタンのリッチ地区、アッパーウエストサイド、土曜の午後。2〜5歳児対象の小さなストリートフェアをやっていた。金魚釣りじゃなくてラバーダック釣り(黄色いアヒル)とか、ボール投げとか、フェイスペイントとか、親に見守られてちびっこが楽しそうに遊んでいた。


そのうちに芸人が登場して、歌い始めた。七変化の歌声、ギター、物まね、トーク。ひとりで八面六臂の大活躍。最初はバカっぽい兄さんだと思ったけれど、芸の奥が深い。突拍子もない子どものリアクションに即座に倍返しで応じる臨機応変力もすごい。


それにしても、何度も書いてるけどアッパーウエストサイドの子どもは、こましゃくれている。兄さんが「海賊の宝箱」から黄金のコインを取り出して子どもたちに向かって投げた。大興奮で拾った子どもたちは、即座にブーイングを始めた。

「これ、チョコレートじゃない! プラスチックだ!」

言っとくけど2〜5歳児よ。


「チョコレートはさ、溶けるからさ」と子どもをなだめた兄さんは次の演し物に進む。なのにコインを拾い損ねたトロい子どもが進み出て「コイン、もらってない」と手を差し出す。チョコレートじゃないって言ってるのに。


次に兄さんは被り物でニワトリに化けて歌い始める。すると2〜3人が「あなたはチキンじゃない!」と言い出す。言っとくけど2〜5歳児よ。もっと素直に楽しめっての。


でも兄さんはプロだ。「じゃあ、ボクがチキンかどうか、ディベートしよう!」と切り返す。子ども1人1人に「ボクのこと、チキンだと思う? 思わない?」と聞いていく。いくら医者や弁護士の子どもであっても所詮2〜5歳児。さすがにディベートという言葉は分からない。でも後ろに控えている親たちには大ウケ。これも重要なポイントだ。なんといっても兄さんの雇用主は子どもではなく、親なのだから。


で、子どもが知らない言葉であってもどんどん使ってシチュエーションで理解させる。これが教育上のポイントでもある。この子たちのボキャブラリーが異常に発達しているのは、家庭で親がそういう言葉を使って会話しているからなのだ。


その後も兄さんは子ども心をつかむ技を披露し続け、最後はませた子どもたちが兄さんにむらがって足に抱きつき(全員、身長が兄さんの膝の高さ)、兄さんは身動き取れない状態に。


兄さんの名前はデイブ・ジェイ。肩書きは「チルドレンズ・エンターテイナー」。どんな分野であってもプロというのは大したものだ。


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