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The Wire 最終回、近し!
OmarChris

↑テレビドラマ「ザ・ワイアー」の凄腕殺し屋オマー(左)と、
ライバルでいつもシャツの第1ボタン留めの殺し屋クリス(右)

ここ数年でいちばん熱中したドラマ「ザ・ワイアー」が5シーズン目にして、とうとう最終回を迎える。あと2週で終わり。……淋しい。(ちなみに、オバマもこのドラマのファンらしい。)

写真(左)は、ショットガン撃ちまくりの恐ろしい殺し屋、オマーを演じるマイケル・K・ウィリアムズ。ブルックリンのイーストフラットブッシュ出身で、そもそもはジャネット・ジャクソンのバックダンサーだったしい。トゥパック信者でもある。

顔の見事な傷痕は、なんと本物。昔、バーでもめ事を起こした時に相手にヤラれたらしい。なんでも、傷が出来てから仕事が増えたとか。ギャングスタラップの影響か、アメリカでも一時、メディアにゲットーブームがあったからだと思う。

「ザ・ワイアー」では、自分の中にある独特なモラルに沿って人殺しをやる複雑なキャラクターを見事に演じきったヒト。「ザ・ワイアー」終了後も楽しみな役者だけど、なんせ顔にスカーだからギャング以外の役が付くのか?

写真(右)も先が楽しみな Gbenga Akinnagbe。名前からも分かる通り、両親はアフリカのナイジェリアからの移民。サラリーマンを経て、シェークスピア舞台劇から役者を始めたらしい。彼も忠誠心の強い寡黙な殺人者役で、良い味出してました。

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さて、私はちょうど雑誌の銃特集を書き終えたところ。そもそも、かなりの銃反対派で、とは言え、記事は中庸な立場で書いたつもりなのに、読み直すといかにも「アンチ・銃暴力!」なトーンになっている。その度に銃擁護派の視点も考えて書き直し。やれやれ、苦労しました。

そんな私が、ボルティモアのゲットーで上の2人が銃を撃ちまくり、お互いを殺そうとするドラマを毎週、手に汗して観てるわけで。銃撃シーンにエキサイトするために観ているわけじゃないけれど、それでも銃がいかに人を興奮させるシロモノかは取材を通して少し分かったような気がする。結局、射撃場には行かなかったので実体験はないままだけど。


このドラマ、日本ではオンエアされてないけれど DVDで観ているファンがいるみたいですね。ラストシーズン、「あぁっ〜!?」と驚く事態になってます、ほんと。最終回は一体、どうなるんだろう?

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author:堂本かおる, category:映画, 07:48
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今さらだけど、一応アカデミー賞。
「ノー・カントリー(No Country for Old Men)」は良い作品だった。独特の世界に引き込まれて2時間あっと言う間だったけれど、映画館を出てから「異常にシンプルな筋書きだった」と気付き、「よくもまぁダルダルにならず、2時間もの長丁場に仕立てたな」と思ったのだった。あとで友だちが短編小説の映画化だと教えてくれた。なるへそ。そう聞けば、いかにもそんな感じ。監督sの力量とセンスか。

主演のジョシュ・ブローリンは「アメリカン・ギャングスター」の悪徳刑事役がお似合いで、「見たことない顔だけど、一体誰なんだ」と思ってたら、「ノー・カントリー」主演。どうしていきなり、こんなにあちこちに? チャールズ・ブロンソン似(顔が大きいし)だから、もしかしてメキシコ系なのか?とか。いや、全然そうじゃなかったんだけど。これからがとても楽しみな俳優さん。

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」はタイトルがかっこいいし、面白そうだと思ったけど、ダニエル・デイ・ルイス節がまたもや全開なのでパスしたから未見。いや、好きな俳優なんだけど、ちょっと疲れることもあって。彼は怒鳴るシーンではアル・パチーノと良い勝負、血管切れそうで。アカデミー賞の時、大きなピアスを両耳にしてたのはオシャレなのか?

ジョージ・クルーニーの「フィクサー」はとても面白かった。タイムズスクエアのシネコンで 11.75ドル、十分に元を取れた娯楽スリラー。(すごく値上がりしたけど、日本に比べるとまだまだ安いか。)これも2時間、あっと言う間。社会派メッセージが込められているように見えて、実は全然なくて(笑)、上質のエンタメに徹しているところが○。

決してアカデミー・タイプではないのにノミネートされたのは、それでもちょこっと社会派フレイバーだから? それは「ボーン・ウルティメイタム」に対してちょっと不公平か。そういえば、シドニー・ポラックはまたしても同じような弁護士役で出てた。金太郎アメのような人だ。

最後に作品賞のプレゼンターとして登場したデンゼル・ワシントンは、なんというか、もう超大物の風格で。そういえば、デンゼルは大統領役はやってないなぁ。モーガン・フリーマンなんて黒人初の大統領(オバマを遡ること、何年前?)を演じてびっくりさせてくれたし、神様も演ってるし。デンゼルも天使はやってるけど。

ヘレン・ミレンの赤いドレスは上品で綺麗でしたねー。

ま、こんなテキトーな感じで。

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author:堂本かおる, category:映画, 13:43
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移民ウェルカム! by ブッシュ&チェイニー
Chenet←チェイニー院政

ちょっとした用事で移民裁判所に行って来た。このビルに来るのは2回目なのに、すっかり忘れていた。入り口で念入りな荷物検査&身体検査をパスすると、突き当たりの壁にブッシュ&チェイニーの写真が飾ってあることを。


移民裁判所なもんで「移民の皆さん、アメリカへようこそ」ということなのだろう。思いっきり建前だけど。

だってチェイニーの写真が、映画で悪いヤツがニヤリと笑う、いかにもそんな表情。やってくる移民の皆さんの気をくじくためか。
「おまえら、アメリカにいたいか? グリーンカードや市民権が欲しいか? へへへ、そうは問屋がおろさないぜ」。

この政権もあと10ヶ月の我慢だ。すでにやることなくなっちゃったらしいブッシュはアフリカ漫遊でヒマつぶしてますが、ニュース見てるとなんだか楽しそうだ。「やり残したことはチェイニーとかコンディがやってくれるし、アフリカで皆に大歓迎されて、ローラも一緒だし、楽しいや」みたいな?

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author:堂本かおる, category:アメリカ文化・社会, 17:50
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銃・刑務所・アメリカの大家族
最近、取材と個人的な件が重なり、「アメリカの家族」について考えさせられることが続いた。

ここで言う「アメリカの家族」には移民の一家も含まれるのだけれど、とにかく家族構成が複雑なのだ。

たとえば友人の一家。友人は子供の頃、両親と共にカリブ海の島からニューヨークに移住した。その後、両親は離婚してそれぞれ再婚、あらたに子供をもうけているから、友人には母方、父方それぞれに半分だけ血のつながった弟妹がいる。友人は全員と血のつながりがあるものの、弟妹同士は血縁ではない。それでも子供たちは全員がことあるごとに会いながら育ち、お互いを兄弟姉妹として認識している。顔は全然似てないけれど(笑)

こんな風に「家族」である以上、一家の誰かに災難が降り抱えれば、皆でそれをサポートする。もちろん複雑で微妙な家族構成だから、問題の質によってはもめることもあると思う。たとえば、お金がからむ場合は誰が負担するのか、とか。

それでも「たくさんの家族が自分をバックアップしてくれている」という大きな安心感が、問題の渦中にいる者にはあるだろう。

取材の件で言えば、銃撃の流れ弾に当たって死んでしまった女の子の両親。嘆き悲しむ両親を支えたのは、やはり血縁が無い者も多数含まれた「大家族」だった。

別の件。罪を犯して長年、刑務所に入っていた男性を支えたのは母親だった。その母親が刑期中に亡くなり、出所した男性を迎えたのは、男性が逮捕された日に生まれ、すでに成人している娘だった。男性には他の女性との間にも子供がいて、孫もいる。だから男性は今、「おじいちゃん」として孫と遊ぶこともある。

入籍しないことも多いけれど、アメリカ人はとにかく結婚・出産・離婚を繰り返す。複雑すぎて自分の家系図が書けない人も多いと思う。たとえば、兄弟だと思ってたら実は叔父と甥っ子だったり。それもヘタすると叔父よりも甥が年上だったり(笑)。

それ自体はいいんだけど、それに至るまでの親の男女関係の複雑さ=もめ事がありまくったってことで。それって子供にとってどうだかなぁ……と常々思ってたんだけど、これはこれで機能しているんだな。

と言うより、核家族よりよほど良いのかも?

アメリカで各地の住人の「幸福度数」を調査した結果、もっとも幸福度数が低かったのはマンハッタンのアッパーイーストサイドと呼ばれるエリアだったらしい。そこはマンハッタンでもっともお金持ちなエリア。世界的に名を知られるセレブもいっぱい住んでいるところ。やはり幸せってお金じゃ買えないのね。

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今回はニューヨーク・オリジナル無料コンドーム、クールなビデオクリップまで作ってただいま配布中の巻。(保健所よ、↓これ作ってるの。)
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author:堂本かおる, category:アメリカ文化・社会, 17:58
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オバマ&ヒラリー「1億ドル」を使い切る。
毎晩、夫婦でCNNの視聴率アップに貢献している今日この頃。だって選挙関連のニュースが気になって。これが正に「選挙特需」であって、我が家はまんまと加担させられているのだ。

今回の大統領選は長い。11月の本戦まで、げー、まだ9ヶ月もある。気が遠くなりそう。その分、各候補者も選挙運動に多額のお金をつぎ込まざるを得ない。ヒラリーもオバマもすでに1億ドル(100億円)をはるかに超える資金を調達していて、その8〜9割は使ってるんじゃないかな。オバマは先月、1日平均100万ドルも稼いでたし。

共和党のマケインや、すでに戦線離脱した候補者の分も合わせると、天文学的な金額が使われている。その使い道はテレビCM、DM、演説の会場設備費といった直接的なものだけではなくて、周辺の瑣末なものまで含まれている。


↓唐突に、共和党候補ジョン・マケインの妻シンディ、ミシェル・オバマの失言に対して嫌みを言うの図。大統領選と並行してファーストレディ選も進行中なのだ。


それだけのお金、実は国民のために使ったら、かなり使い出があると思うのだけれど、この選挙特需もそれなりに景気回復に貢献しているような気もするなぁ。

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author:堂本かおる, category:2008大統領選・政治, 11:56
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オバマの営業トーク。売り上げグラフ急上昇。
今日はウィスコンシン州の予備選だけど小さな州だし、事前予測でオバマ勝利と出ていたので、オバマは今、次の大票田テキサスで演説ぶってる。ヒラリーも負け確実の州にいてもしかたないので、さっさとオハイオに移動してスピーチ中。かわいそうなウィスコンシン。ちなみにハワイは時差5時間で、まだ結果不明。

それにしても投票締切後5分、開票率1%で勝者が分かるって一体どういう仕組みなんだろう???

オバマはテキサスでの演説を「まず最初にビジネスを片付けましょう!」から始めた。いきなり営業トークだ。投票用紙らしき紙切れを持ち出し、「3月4日まで待つ必要はありません! これ(投票用紙)で明日から「早期投票」ができます! ややこしいれど、もうひとつお願いがあります! 早期投票した上で4日当日は党集会に行ってください。それでさらなる票が入ります!」

アメリカの選挙、もうワケわからんです。お手上げ。

相変わらず、演説はお上手。でも具体的な公約はあんまり語らない。いや、今日はいつもより細かいことをしゃべってるか。でも、全体的には雰囲気盛り上げスピーチ。

で、これに意味がないかというと、そうでもない。このスピーチに感動した人たち、特に会場でナマで聞いている人たちは、オバマが大統領になってからも熱狂的に支持し続けるだろう。自国の大統領を「マイ・プレジデント」と呼ぶのだ。「意味なく大好き」はどうかと思うけど、「政治に感心ゼロ」より良いと思う。

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author:堂本かおる, category:2008大統領選・政治, 12:16
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オバマ は ハワイアン♪
ヒラリー、本当にマズい状況になってきましたなー。最近の予備選、8州連続でオバマに負けちゃって、オバマの奥さんのミシェル、発言のトーンが「次期ファーストレディはあたしにキマリでしょ」になってる。

オバマと同じくハーバード卒の弁護士で、いちおう「ストリート」で働いたこともあるオバマとちがって大病院の専属ロイヤーだった人。上院議員の年収しらんけど、ミシェルがオバマを養ってたんだろうなぁ。だって年収212,000ドル!

アメリカでそういう仕事をしている人って、自分の能力を全面にガンガン押し出して成果をもぎとるって感じなので、ミシェルもしゃべる、しゃべる。いやー、オバマが大統領になったら彼女も絶対に国政参加です。

こんな状況にイライラしてるのはヒラリーだけじゃなくて、ビル・クリントンもキレてる模様。目論んでいた「ホワイトハウス復帰プラン」を台無しにされつつあるわけで。

さて、明日はハワイとウィスコンシン。ハワイはオバマの生まれ故郷。そう、彼はハワイアンなんですなー(笑) 今もハワイに暮している妹さんがキャンペーンを仕切っているみたい。

それにしても不思議な一家。オバマはアメリカ白人ママとケニア人パパのミックスなので、いちおう黒人。妹はアメリカ白人ママの再婚相手、インドネシア人パパとのミックスなので兄と妹、全然似てない、とうか、つまりはアジア系。残念ながらママはすでに亡くなっているのだけれど、一家勢揃いのインターナショナルな写真を見てみたいものです。

一方、クリントン一家は娘のチェルシーをハワイに送り込んでいる。チェルシーもすっかり大人の女性っぽくなってる。

さて、明日の結果やいかに。

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author:堂本かおる, category:2008大統領選・政治, 12:44
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AK-47だってショッピングできちゃうアメリカ。
アメリカには、一般人がこんな銃を自由に買える州がたくさんある。そういう「権利」がアメリカ市民にはあるのだと言う。


2月に入ってからアメリカ各地で銃の乱射事件が続いている。自分が経営する会社に対して市から業務違反キップを切られまくって「市長を殺してやる」と市議場に乗り込み、警官や議員4人を撃ち殺した男(市長は重体)、ブティックで女性客5人を射殺した強盗犯、そしてイリノイ州の大学で講義中に学生5人を撃ち殺した若い男は、同大学の卒業生だった。

アメリカでは銃の問題はとてもセンシティブで、政治家はタッチしたがらない。銃擁護団体がスーパーリッチで政治パワーもあり過ぎて、「銃はダメ」と言ったが最後、自身の政治生命を危機にさらすことになるから。

だから今月6件もの乱射事件(つまり複数の犠牲者が出て、その多くはたまたまその場に居合わせた人であって、犯罪者同士の撃ち合いとは異なるシチュエーション)が続いたにも関わらず、大統領候補者たちは誰も何も言わなかった。

けれど先週の大学での乱射はイリノイ州、つまりオバマの地元で起こったから、オバマはとうとうコメントする「はめ」になってしまった。内容はお決まりの「銃の規制はきびしくしなければならない。しかし人々が銃を持つ権利は保障されなければならない」。

今、こんなアメリカの銃事情についての特集記事を書いている最中。

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話変わって……
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寒い2月もへっちゃら。タイムズスクエア駅とグランドセントラル駅でチープに音楽とご飯を楽しむ方法!

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author:堂本かおる, category:2008大統領選・政治, 04:02
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みんな楽しいバレンタイン in ハーレム
Antony Santos任侠系角刈りラティーノ・シンガー、アンソニー・サントスのバレンタインデー・ライブのポスター。

ツアーでワシントンハイツに行ったら、街中どこを歩いても、このポスターだらけだった。青い空と赤いポスターが妙にマッチしてロマンチック? ははは。


こちらは昨日がバレンタインデーだったのだけれど、ハーレムでも、ラティーノの街ワシントンハイツでも、みんな赤いハート型の風船やらハート型の箱に入ったチョコレートやら赤いバラの花束やら赤いリボンを付けた白いテディベアやらを抱えて、子供から大人まで楽しそうに歩いていた。

ドラッグストアに行ってもプレゼントやカードを買う人でごった返してたし(当日に買うのだな、みんな)、ストリートにもバレンタイン・プレゼント専門ベンダー(露天)が出てたし。

日本と違って告白の日ではなく、年齢や性別に関係なく大好きな人にプレゼントをする日。でも男性から女性に贈るほうが多いかな。孝行息子はママにもプレゼントしなくちゃ、だし。

なんだか街中がうきうき楽しい一日だった。
ハーレム良いとこ、一度はおいで。


Akiko Nishimura※写真家の友人、Akiko Nishimura さんからは、こんなにすてきなバレンタインカードをもらいました。

ニューヨーク、コニーアイランドの写真集。ドライなセンチメンタリズムがかっこいいです。

写真ではなく、ここをクリックしてくださいませ。


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author:堂本かおる, category:ハーレム, 00:18
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戸籍と住民票について考える in アメリカ
juryまた陪審員のお誘いの手紙が届いた。2回目だ。せっかくだけど、ガイジンには資格がない。なので丁重に辞退のお知らせをしなくてはならない。


ちなみに外国人以外に、以下に該当する場合は資格なし。

 18歳未満
 マンハッタン以外の住人(マンハッタン区の裁判所からのお誘いなので。)
 重犯罪歴のある者
 英語がよく分からない人

上記にあてはまる人は、それを証明する書類のコピーを送らなければならない。

めんどくさい。

書類が不要で、届いた手紙を返送するだけでいいのは「英語がわからない」場合だけ。これに○して返送しようかな。実際、裁判でのやりとりを全て正確に理解する英語力なんてないぞ。

裁判所での傍聴は何度かしたけれど、検事と弁護士は正面壇上の判事に向かってしゃべるから彼らの背後の傍聴席に座っていると、聞き取れない部分が多い。しかも判事なんてジョークも飛ばすし。最初は「え? 本気で言ってるの?」って驚いたけど、1年中、犯罪の詳細に付き合ってるわけだからジョークのひとつも言わんとやってられないんだろう。

具体的に言うと、弁護側が準備不足を理由に裁判の延期を「●月●日にお願いします」と言ったら、判事が「私の誕生日だからダメね」と言ったのだ。弁護士は仕方なく、「あぁ、そうなんですか、それはおめでとうございます」と苦笑いでおつきあい。

家庭裁判所勤務の知人も、とんでもない崩壊家庭を相手に毎日働いているからこそ、「ユーモアを見いださないとやってられないのよ」と言ってた。

 * * * * * * * *

話を元に戻すと、なぜ該当しない人間に手紙がじゃんじゃん来るかというと、アメリカには住民票がないからだ。……ん? 日本の住民票には外国籍であることの記載があるのかな。いずれにせよ、英語が話せるかどうかは住民票つくっても分からないか。あ、犯罪歴も分からないか。

でも選挙登録とか、学校区とか、こっちもいろいろあるし、住民票はあってもいいかも。戸籍はいらんけど。

いらんと言うより、ガイジンだらけなので作りようがないし、アメリカ人にしても「家族で1枚」の戸籍に収められてしまうことには、かなりの抵抗を感じると思う。こちらでは個々人の「出生証明書」がいちばんコアになる書類。日常の身分証明は運転免許証だけど。

以前、夫に戸籍とはなんぞやを説明した時、「どうして皆で1枚?」と、全然ピンと来てなかった。「血統主義だから」と言ったら、「なるへそ」と言いながら、それでもまだ分かってなかった。

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author:堂本かおる, category:アメリカ文化・社会, 08:37
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