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- バイバイ、ジュリアーニNY市長
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2008.01.31 Thursdayフロリダ州の予備選の結果、来週のスーパーチューズデーを待たずして脱落者続出。
ジュリアーニ元ニューヨーク市長
9.11で大活躍、「アメリカの市長」の異名を取って当初は共和党のトップランナーと言われたにもかかわらず、本日、選挙戦から脱落。
資金不足から戦略を大失敗。最初に予備選のあった州を「どうせ、ここでは勝てないから」とキャンペーンせず、州民だけじゃなく、他州の有権者にも「ダメじゃん」な印象を振りまく結果に。いくらお金がなくても、それは無茶だと素人にも分かった未曾有の大大大失策。
市長時代にいじめられたブラック・ニューヨーカーたちは「ざまぁみろ」と言ってますが。
ジョン・エドワーズ
貧乏人の味方路線を貫くも、ヒラリーとオバマに挟まれ、どうにも票を取れなかった、さわやか二枚目。と言うか、「初の黒人」「初の女性」が取りざたされる中、「白人男」という大基本王道さが裏目に出たか。可哀想、良い人だったのに。
ただし、副大統領として敗者復活の可能性あり。
ということで、今後、民主党はヒラリーVS.オバマの一騎打ち。
その一方、フロリダでも3%しか得票なかったのに、なぜか選挙戦離脱をしない謎のロン・ポール。
共和党候補の中では比較的まともなことを主張してるんだけど、気の毒なことに雰囲気・態度・話し方が人に嫌われるタチ。アメリカの大統領選は、ある意味、人気投票なので絶対に勝てない。でも離脱しない。がんばれ、頑固親父!(銃擁護派なのが、かなりイヤだけど)
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- ハーレムの新ドミトリー&ツアー
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2008.01.30 Wednesday←ルナ・ネグラ・ダンス 今週、行くので楽しみ。
ダンスファンに穴場インフォ。タイムズスクエアにあるニューヴィクトリーシアターは、良質のダンス公演が安い料金で見られる穴場。子供&ファミリー向け劇場なので時間も短めで飽きない。で、トリックは「子供向け」と言いながら、とんでもなくクオリティーが高く、大人も300%満足できる演し物をやってること。
←これ、子供向け?
クリック! New Victory Dance Theater
さてさて、最近は政治ブログのようになっていますね、ここ。実は昨日もフロリダで予備選があり、ヒラリー復活なれど……今日は止めておこう(笑)。
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そろそろ2月。毎年2月は黒人史月間で関連イベントもいろいろありということで、ハーレム情報。
先日、ハーレムに新しくオープンしたドミトリー I Love Dormitory を見学させてもらった。日本人経営のきれいなお宿です。ブラウンストーンというロマンチックな建築様式の家を改装したて。男女別に6ベッドの部屋がそれぞれ2つずつ。一泊30ドル〜。団体さんだと貸し切り割引もあるそう。詳しくは以下。
クリック! I Love Dormitory クリック!
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で、ですね、毎年2月のニューヨークは異常に寒くて私のウォーキングツアーはまるで耐寒修行のようになってしまうので、今年は休もうと考えていたのです。ところが予想に反する超暖冬。雪なんか12月に一度ちょろっと降っただけで、淋しいこと限り無し。やはりニューヨークの冬には雪があって欲しいものです。
でも、ツアーには絶好の天候なので、2月もツアーやります。詳細は以下。
他社のツアーに比べて、ちょっとお値段高めと感じる人もいるかも。でも、お値段以上の充実した内容であることは絶対保証なので、ブラックカルチャーにほんとうに興味のある方にはお勧めです。春休みの学生さんもお待ちしていますよ。
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- オバマ、油断大敵よ。敵はヒラリーだけじゃない。
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2008.01.28 Monday←迫る来るブルームバーグの影!
オバマ&ヒラリー、油断は禁物よ。
サウスキャロライナはオバマ55%の得票で大勝利。黒人の8割はオバマに投票。キャロライン・ケネディ(JFKの娘)、テッド・ケネディ上院議員(JFKの弟)がオバマ支持を表明。ヒラリー、やばし。
しかし政治評論家たちは、20州以上で一斉に予備選が行われる2月5日のスーパーチューズデーは読めないと言ってる。そもそも拮抗しているうえに、「女性はやはりヒラリー」「ラティーノはオバマには入れないね」とか、予想の嵐。
そんな予想はもういいから、候補者には大統領になった暁には何をするか、もう少し具体的に話してほしいものです。
そして、ここからは私の予想。
スーパーチューズデイの結果が出て、両党の勝利者がおおよそ見えた段階で、ブルームバーグ・ニューヨーク市長が呼ばれて飛び出てぼよよよ〜んと、独立候補として名乗りを上げるのではないかと。
彼はブルームバーグ社の創設者で、個人資産「イレブン・ビリオン・ダラー」って、もう米ドル表示だろうが、日本円に直そうが、いったいどれくらいなのか全然ピンとこないくらいのお金持ち。だから市長としての給料も、自ら願い出て1年に1ドルしかもらってない。
それだけリッチだからこそ、今から立候補しても出遅れをカバーするだけの全米規模キャンペーンを怒濤の勢いでやることが出来る。つまり「金にモノを言わせる」わけだけど、私は彼のこと、かなり買っている。
金脈やスポンサーに気兼ねすることなく何でもやりたいことができる(と言ってもブッシュと違って戦略を練って実行するってこと。)という強みがある。そのやり方が、一代で企業を興して成功させてシャチョーならではのビジネス流儀。例は「何がなんでもニューヨークから違法な銃を閉め出してやる」=「腑抜け議員が何も出来ないなら、市長の分際だけどオレがやってやる」キャンペーンや、「成績の良い子にはキャッシュでお小遣い」制度。(公立学校で、だよ。)
さて。
ヒラリーと、オバマと、ブルームバーグ。私は一体、誰を応援すべきなのか。
ちなみにブルームバーグはユダヤ系なので、実はこれもすごいチャレンジなのだ。過去にユダヤ系の大統領はいない。キッシンジャー国務長官はユダヤ系移民だったから大統領になれなかったという説もあるくらい。
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- 週末クイズ 6と7の関係
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2008.01.26 Saturday最近、流行っているらしいクイズ。
以前、友人に聞いたクイズ、今日は、あるお店でレジの列に並んでいたラティーノの小さな女の子が、おばさんらしき女性に「ねぇ、ねぇ、答え分かる?」と披露。「I have no idea!」だったおばさんが答えを知って「まぁ! おもしろいわねぇ!」「月曜日に職場で言ってみるわ!」と言うと、女の子はとっても得意そうだった。
So, why is Six afraid of Seven?
答えは、すんごい単純なんだけど、日本語で考えると絶対に分からないです。脳みそを英語に切り替えて考えてみてくださいませ。
ヒント:Eight と同じ発音だけど、綴りも意味も全然違う単語
回答は一番下に。
ではでは、良い週末を〜。
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Becuase Seven ate ( Eight ) Nine!
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- アメリカの銃〜JRライターからのお誘い
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2008.01.25 Friday今、「銃」に関する記事を書いている。リサーチして、銃の写真をたくさん見て、それだけで気持ちがヘタる。ニューヨークって、かなり安全になったとは言え、まだ夜中には銃声が聞こえる都市なので。
けれど乗りかかった船だから、いっそ射撃場に行って銃を撃つという行為を実体験してやれ、と考えた。ところがニューヨークではライセンスを持っていないと射撃場に行っても短銃(ピストル)には触れなくて、ライフルしか撃てない。いや、別に狩猟するわけじゃないんでライフルって、どうよ。……いやいや、実はこのライフルの存在が曲者なわけなのですが、アメリカに於ける銃シーンでは。(詳細は記事にて。)
そんなこんなで射撃場はいったん止めて、土曜日に銃が山ほど見られる場所に取材に行く事に。実際に銃に関わっている人たち(合法的に。)にインタビューできるので、良い記事になるかなという期待感。けれど憂鬱でもある。つまるところ、銃、特にピストルとは人を殺すために開発された道具だから。
そんな折も折、ハーレムのヒップホップユニット、DIPSET のメンバー、JR WRITER からマイスペースのお誘いが。ま、本人じゃなくてウエブまわりをやってるスタッフがハーレムつながりで私を見つけたんだと思うけど。
とりあえず見にいってみると、銃を持ったこんな写真が。
JRライターのマイスペース Click!
……ため息。
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携帯サイト「ソウルトレイン/ニューヨークの壷」金曜が更新デー。
今回は銃なんてもってのほか、超平和主義者だったキング牧師(なのに凶弾に倒れてしまったわけで。)の祝日について。祝日にも苦難の歴史あり。そして、今年のキング牧師デーの出来事などなど。
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- エイミー・ワインハウスよ、何処まで行くのか?
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2008.01.24 Thursdayエイミー・ワインハウス、今度はクラック吸ってるところをビデオに撮られて世界中で閲覧されている。あえてリンクしないので、気になる人は YouTube で探してみてくださいませ。
彼女の「リハブ Rehab」を初めて聴いた時には驚いたなぁ。リハブ(リハビリ)なんていう単語が歌のタイトルになってることに。
それから顔立ちもワインハウスという姓もユダヤ系なことにも、ちょっと驚いた。音楽さえ良ければ人種やエスニックは関係ないとはいえ、あんなに60年代ソウルな曲を歌いこなしているシンガーが、例えばアジア系の顔立ちで、エミコ・スズキなんていう名前だったら、やはり「え?」と思うでしょう、たとえ日本生まれではなくて、英国生まれの日系人であったとしても。
いろんな意味でユニークで才能ある人なのに、どうなるんでしょうか、この先。
ビデオクリップ:エイミー・ワインハウス「リハブ」 かなりかっこいい。Click!
それでもエイミーはまだ生きてるけど、ヒース・レジャーは死んじゃいましたね。とてもいい役者だったので残念。リバー・フェニックスが死んだ時のことを思い出した。
エイミーの件も、ヒース・レジャーの件も、デジカメ、ビデオ、携帯、ネットの連帯プレーで「あっと言う間に世界中に広まった」ことが指摘されている。
ヒース・レジャー、アパートの場所こそ SOHO だけれど、かなりフツーに暮していたらしく、ビルの管理人も「一般人みたいな人で、役者だとは気付かないくらい」と言っていた。なのに遺体が搬出される頃には結構な人だかりになっていた。
セレブはおちおちドラッグもやれないし、ひっそり死ぬ事もできないご時世になってしまったようで。
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- オバマとヒラリー、つかみ合いのケンカ
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2008.01.22 Tuesdayオバマ「ビッチ!」
ヒラリー「マザファッカ!」
21日、サウスキャロライナ州で大統領選・民主党のディベートがあった。
上記は、そのディベートの要約・意訳(by 堂本)でございます。
今日は「キング牧師デー」だったので、オバマは冒頭でキング牧師のことを語り、ヒラリーは「もっとも重要な問題」として経済の立て直しを語り……だったのに、何故かいきなりオバマ vs. ヒラリーのすごい罵り合いになってしまって、もうディベートとは呼べない状態に。
あのまま誰も止めなかったら、ほんとうにつかみ合い、殴り合いになっていたかも(笑)、いや、笑ってる場合じゃなくて、これが大統領になる人たちだと思うと、かなり情けなかったなぁ。
ヒラリー「あんたとディベートするのは大変なのよ、ちゃんと責任あることを言わないから」
オバマ「オレがシカゴのストリートで(低所得者のために)働いていた頃、あんたは一流企業付きの弁護士だったじゃないか」
ヒラリー「そういうあんたも、ゲットーの悪徳不動産屋とツルんでたじゃない!」
ついに、もう1人の候補者エドワーズが、「あのぅ、ボクもここにいるんですけど……」
ふたりとも、すっかり値打ちを下げてしまいましたなー。明日以降、新聞の風刺マンガやら、YouTube やらで叩かれまくることでしょう。もう何が何やらの、混沌のアメリカ大統領選でございます。
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- シズラ in ニューヨーク「キング牧師リスペクト」
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2008.01.21 Mondayシズラ
1月19日ニューヨーク(と言っても、ショーが始まったのは明けて翌日の午前1時、終了4時半)
ニューヨークのジャマイカという地区にあるクラブであったショー。21日がキング牧師デーなので、ショーのタイトルは、それに引っ掛けて「Kings in Action」
なので、トリのシズラもキング牧師をリスペクトなスピーチ。
「すべての人種が連帯しよう! 黒人も、白人も、中国人も、インド人も!」
これ、ジャマイカの人種構成なのだ。「アジア人」という概念はないみたいだな(笑)
ついでにセレクターの人だったか、アメリカ黒人とカリビアンの違いにこだわってた。ま、お互いにガイジン同士なので。
それにしても帰り道は寒かった。マイナス10度。まがりなりにも「ジャマイカ」なのに。
sizzla - subterranean homesick blues
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- ネバダ州、オバマ敗戦。
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2008.01.21 Monday1月19日 ネバダ州の党集会(予備選とは違う方法で候補者を決める。ややこしいので統一して欲しいと、日本人的画一性を好む私などは思う。)
今回はヒラリーの勝ち、オバマ敗戦。
次は26日のサウスキャロライナ州。こてこての南部。白人65%、黒人30%、ラティーノ少々、アジア系は皆無と、黒人人口の多い州。
黒人の、特におばさまたちは安定を求めて強固にヒラリー支持ながら、若者たちは変化を求めてオバマ支持。なので、きつきつの拮抗状態。
若者はオバマが黒人だから支持しているのではなく、大統領として「new」「fresh」だから。オバマが new & fresh である理由には彼が黒人(=マイノリティ)であることも含まれてはいるのだけれど、決して「黒人有権者が黒人候補を『黒人だから』という理由で支持している」のではない。ややこしいけど、人種戦ではないのだ。
とは言いつつ、オバマが黒人であること自体は事実なので、黒人人口の多い州で負けると、メディアが騒ぐので痛手になると思う。
そして、2人から大差を付けられての3位をキープしているジョン・エドワーズの出身地でもある。
共和党は相変わらずの混戦状態。
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- オバマとヒラリーの「人種でケンカ」
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2008.01.19 Saturday大統領選も2月5日のスーパー・チューズデイが近づき、かなり白熱してきた。っていうか、白熱し過ぎ。ヒラリーとオバマがキング牧師の業績をめぐって議論、いやケンカになって、それをメディアが人種摩擦と煽ったり。最後は党のエラい人にいさめられたんでしょうね、「私たち(民主党員)は皆ファミリー」なんて、仲直りディベートやってましたが。
それでも出し抜き戦は続くわけで。
オバマは若者に人気があるので、さらなる若者票をねらって、こんなに Rock なビデオを。
■バラク・オバマ YouTube より Click!
一方、ヒラリーはスーパーモデル、タイラ・バンクスのショーで「ビル・クリントンとモニカ・ルインスキーの浮気をどう乗り越えたか」と、女性票ゲット作戦。
■ヒラリー・クリントン@タイラ・バンクス・ショー Click!
どちらもがんばってください。私はどちらを応援べきか、まだココロが決められていません。
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携帯サイト「ソウルトレイン/ニューヨークの壷」更新デー
真夜中のハーレムで起きた強盗殺人事件は、不思議な人生の巡り合わせ。
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