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- マルコムXは道の名前
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2007.05.30 WednesdayNYPD(ニューヨーク市警)に黒人やラティーノの男性が殴られた、撃たれた、死んだ、という事件が相次いでいる。そのおかげで、ある取材が難航しているのだけれど、それはまた次の機会に。
今日もお天気が良くて気持ちいいので、どうでもいいコネタをあえて。
↑ 展示物は完備しているものの、資金難で開館できない「マルコムX博物館」にある男前な銅像。警備の女性にお願いしてこっそり入れてもらって撮影した秘蔵の1枚。ふふふ。
マンハッタンを東西に横切るバスをクロスタウンバスと呼ぶ。セントラルパークの北端、つまりハーレムの入り口110丁目を走るクロスタウンバスに乗った。
ハーレムでは道や公園、広場にいちいち黒人偉人の名前が付けられている。
←アックレは元牧師、後に議員、金使い放題でクビになりかかってもハーレム民に愛された豪傑。
8番街はフレデリック・ダグラス・ブールバード
7番街はアダム・クレイトン・パウエル・ジュニア・ブールバード
レノックス・アベニュー(6番街に相当)はマルコムX・ブールバード
名前が長いぞ、どれもこれも。
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バスの運転手は、8番街はサークルになっているので、ぐるぐると迂回し、それに忙しかったのか、何も言わなかった。
7番街では突如「アックレ! アックレ!」と叫んだ。最初、何を言っているのか分からなかった。あぁ、「アダム・クレイトン・パウエル・ジュニア・ブールバード」を略して「アダム・クレイトン」で、それがさらに縮まって「アックレ」なのか。
レノックス・アベニューでは「マァエッ! マァエッ!」だった。「マルコムX・ブールバード」→「マルコムX」→「マァエッ」だ。
アメリカ人であっても地元民以外には意味不明だと思うが。そもそもバスの運転手はバス亭の名前を告げる義務はないはず。無言の運転手の方が多い。そう考えると、この運転手さん、黒人偉人の名を連呼するのが楽しいのかしらん。
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- フライドチキン屋に車激突 in ハーレム
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2007.05.29 Tuesdayアメリカはメモリアルデーという祝日を迎え、これで夏本番。今年のニューヨークは春がうすら寒かったので、暑くなって何となく嬉しい。皆、そう思っているのではないかな。
そんな今日の夕方、ハーレム145丁目にあるフライドチキン屋に車が突っ込み、客4人と車内の2人がケガ。全員、軽症。
運転していた女性の足が攣り、誤ってアクセルを踏み込み、コントロールを失ったとか。
でも、ホンダのアコードで良かった。これがヒップホップ or ギャングスタなお兄さんの大型SUV(四駆)だったら、店内の客は軽症では済んでなかったと思う。
明日、事故現場を通る用事があるので、なにげに野次馬してこよう。
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- 宣伝:ショーン・ポールとジャークチキン
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2007.05.26 Saturday金曜に「ソウルトレイン/ニューヨークの壺」更新。ショーン・ポールとジャークチキンの関係とは? 単にジャマイカンというだけじゃないよ。奥はもっと深いのであった。
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- アメリカは戦争中。
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2007.05.26 Saturday2003年3月19日に始まったイラク戦争の犠牲者(2007年5月24日現在)
イラク民間人の死者:64,333〜70,471人
※報告数にバラつきがあるため
http://www.iraqbodycount.net/
連合軍の戦死者:3,711人
うちアメリカ軍の戦死者:3,435人
アメリカ軍の負傷者:25,378人
2001年10月7日に始まったアフガニスタン進攻の戦死者(2007年5月24日現在)
連合軍の戦死者:575人
うちアメリカ軍の戦死者:386人
by CNN
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- ハーレムの消防士さん
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2007.05.25 Fridayハーレムの消防署を取材した。特にハーレムである必要はなかったのだけれど、わざわざ遠くまで行くこともないので自宅からいちばん近い署にした。(ラクな仕事してますね、私。)
ニューヨークの消防署にはイタリア系とアイルランド系が圧倒的に多く、黒人、ラティーノ、アジア系は少ない。だからハーレムとはいえ、白人のファイヤーファイターが多いことは知っていた。それでも地元とのコミュニケーションを考えてのことなのか、他の署に比べると黒人署員が多く配置されている。
もっとも取材のテーマは、現在、FDNY(ニューヨーク消防局)内部でもめている人種差別雇用問題ではないので、逆にその問題は持ち出さないように気を付けなければならない。(アメリカって人種問題から逃れることは絶対に出来ないのだな。)
最初にたまたまアポ取り対応をしてくれたのは黒人の大ベテラン(葉巻片手の、愉快な人だった。)で、インタビュー予定だったのは、これまた大ベテランのイタリア系。当日はその人が訓練に出ていたので、代わりに別の黒人消防士と、アイルランド系の署長さん(「私にも話を聞きたい? いいよ」)にロングインタビュー。肩書きのある人は、普通はこう簡単にはいかないものなので、びっくり。
途中、火災通報があって全員出動し、私は署内にひとりで留守番状態! やがて戻ってきた別のイタリア系消防士がふらっと室内に入ってきて、「何してるの? 取材? ふーん」という感じで、世間話っぽくミニインタビュー。そこへ当初、インタビュー予定だった署員が「やー、遅くなっちゃって!」と登場。「人生、火消しに捧げてるぜ!」というタイプだった。
皆とてもオープン、カジュアルに、いろいろと話してくれたので、これまた驚いた。とはいえ、やはり特殊な職業であることに変わりはなく、それぞれの消防士がそれぞれにユニークなエピソードを持っていた。まさに「人に歴史あり」なのである。これだからインタビューの仕事は楽しい。(FDNYと9.11は切っても切れず、これはちょっとヘヴィな話題だったけれど。)
よく考えたら私のアパートもここの管轄内。万が一うちが燃えたら消火に来てくれる人たちだ。そう思うと妙に親近感もわいた。その時はよろしくお願いしますと言ったら、「君の家は燃えたりしないさ。ハハハ!」と言ってくれた。
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- ↓「街で俳優をよく見掛ける。」の追記
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2007.05.23 Wednesday↓の枠にアップしてあるドラマ「ロウ&オーダー SVU」の写真。
主要キャラクターが勢揃いしてますが、いつもドラマを観ている者としては、あるコトに気付く。
顔の色が皆、同じに写ってるのだ。
左端の男優は中国系。その隣りのブロンドの女優さんは、白人の中でも特に色白なタイプ。準主役なのに、なぜか真ん中に陣取っているアイス・Tは黒人だけどライトスキン。とはいえ左隣の女優さんよりは濃い。いちばん背の高い主演男優は白人だけど結構、日焼け系。昨日ベーカリーで見掛けた署長さんは、テレビとは全然違ってすごく色白な人でびっくりした。そして右端は黒人女優さんだけど、パッと観ると、全員、横並びで違和感なく収まってる。
映画やテレビの全員集合ポスターは、だいたいこんな風に作られる。メイク、照明、フォトショップを駆使して全員の肌色を限りなく近くするのだ。
- 街で俳優をよく見掛ける。
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2007.05.23 Wednesday←ニューヨークを舞台にした刑事司法ドラマ「ロウ&オーダー SVU」
SVUとはスペシャル・ヴィクティム・ユニットの略で性犯罪課のこと。
このドラマに出ている役者を街で時々見掛ける。実際にニューヨークに住んでいる人も多いのだ。
昨日、アッパーウエストサイドというエリアにあるベーカリーでスープとパンを買ってテーブルに付くと、隣りにいたのは署長を演じているダン・フロレックだった。(写真、右から2番目のハゲてる人)
知り合いらしい女性と話をしていた。私は有名人を見掛けてもあまり話し掛けない。相手は街を歩くたびにそれでは面倒だろうなぁと思うから。でも、いつも観ているドラマだし、ヒトコトくらい何か言おうかしらんと思ったら、後ろのテーブルにいた白人のおばあさん3人組が「あらまぁ!」とガヤガヤ話し掛け始めた。
有名人は大変だ。ちゃんとフレンドリーに受け答えしている。しばらくして彼は「じゃあ」と出ていった。するとおばあさんたちは、テーブルで食事をしている知り合いの女性にまで「彼は本当にナイスね!」とか言っている。女性もちゃんと返事をしていた。有名人の知り合いも大変なのだな。
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かなり以前、やはりアッパーウエストサイドの銀行でお金を下ろしていた時、となりのATMでガチャガチャやっていた男性に「キャッシュカード、どっち向けに入れたらいいのかなぁ?」と訊かれたことがある。顔を見ると、刑事を演じているリチャード・ベルツァーだった。(左から3番目のサングラス)
タイムズスクエアでは解剖医役のタマラ・チューニーを見掛けたことがある。すんごい華やかなオーラを振りまいていて、芸能人であることは一目瞭然だった。役柄上、テレビでは地味目だけど、女優さんってキレイなものなのだな、と思った。
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そして極め付け。
ハーレムでこのドラマのロケに遭遇したことがある。ツアー中、ハーレムの中にある高級住宅地を歩いていた時のこと。1軒の豪華な家の前に救急車が停まっていて、ちょうど病人が担架で家から運び出されていた。病人は白人だった。あれ?と思っていると、私の目の前を主役の刑事2人、マリスカ・ハガティーとクリストファー・メロニーが歩き過ぎて行った。(右から3番目と4番目) 我に返って周囲を見回すと、カメラやらのロケ機材に囲まれていたのだった。
ハーレムはこんな風に、ニューヨークを舞台にした映画やテレビのロケに使われることが多い。テレビを観ていて、「あ、あれ、あそこ!」となることも珍しくない。ゲットー地区はゲットーとして使われるし、瀟洒な住宅エリアは、この時のようにリッチな白人の邸宅として使われる。それほど建物が美しいということなのだ。
こうなったら全メンバー制覇を目指そう。取り合えず見てみたいのは刑事役のアイス・Tと、精神科医役のB.D.ウォン(左端)か。
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- ジュリーンの合格報告。
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2007.05.21 Mondayアメリカはそろそろ卒業式シーズン。今は各校でプロム(卒業記念ダンスパーティ)真っ盛り。
年の初めにインタビューした女子高生のジュリーンからメールが来た。晴れて志望大学に受かり、卒業生総代にも選ばれたと言う。すごいなぁ。
彼女は9歳でジャマイカから移住し、今はブロンクスに住んでいる。ジャマイカンはほとんどいない地区で、クラスメートにはラティーノが多い。「みんなから『パトワ喋れるの?』なんて聞かれるけど、別に気にならないわ」と朗らか。
ジュリーンが通った中学はパフォーミングアートのクラスが充実していて、「歌とダンスは私のパッション」と言いながら、将来は検事を目指している。検事になるには、まず4年制大学に行き、それからロースクールに行かなければならない。勉強も大変だけれど、学費の工面も大変なのだ。
全てを親に頼れないジュリーンはインタビューした頃、奨学金ハンターだった。優れた大学に受かるためには課外活動も必須で、勉強、課外活動、奨学金リサーチに遊びと本当に忙しそうだった。
努力は報われるものなのだな。彼女は18歳だけれど、そのへんのオトナよりよほど真剣に、時間を大切に生きている。もちろん、私よりも。けれど大学合格のメールをもらって、なんだかカシコイ姪っ子を持った伯母さんのような気になった。
将来、何か法でもめることがあったら彼女に相談に行こう。。。
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- マルコムXの誕生日/ハーレムツアー
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2007.05.20 Sunday5月19日はマルコムXの誕生日。
この日、ハーレム125丁目では毎年恒例の「店を閉めんかい! マルコムXにリスペクトを示す為に!」のマーチが行われる。
←そのフライヤー
ネオブラックパンサー(オリジナルのパンサーとは別団体)とか、その賛同者などが旗を振って125丁目を練り歩く。マーチが行われる午後1時から4時はすべての店を閉めるように強制する。本当は終日のクローズをやりたいのだろうけれど、店主がまったく賛同していないので無理なのだ。
ただし、マーチの間に店を開けていると店の前で裏切り者扱いのシュプレヒコールを繰り返されるので、店主はイヤイヤながら店を閉める。大手チェーン店なら「白人資本の搾取」と言われてしまう。
そして、行列が行き過ぎると、あっと言う間にガラガラとシャッターを開け、ビジネス再開となる(笑)
今年はたまたま土曜日に当ったので、私のハーレムツアーはなかった。去年はツアー中、店がたくさん閉まっていた。店主にとっても、買い物客にとっても、そして私にとっても迷惑な団体なのだ。ツアーのお客さんは珍しい光景を見られて喜んでくれたけど。
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ハーレムツアーの宣伝です。
ハーレムで新しい展覧会が始まりました。
「ステレオタイプ vs. ヒューマンタイプ:19〜20世紀の黒人イメージ」
メディアに於ける黒人のステレオタイプな描写と実像との比較をビジュアル展示したものです。
チビクロサンボとか、もっと強烈な黒人キャラクターが昔は商品の広告などに使われていたわけです。顔は真っ黒、顔の下半分はすべて真っ赤で分厚いくちびる、そして耳環。
それらのイラストに対して、当時の黒人たちの写真を展示。たとえば同じ結婚式風景でも、白人によって描かれたイラストと、実際のウエディング写真……。かなり興味深い内容です。
現在、「ブラックカルチャー100%体感ツアー」にこの展覧会も含まれています。
詳しくは以下をご覧下さいませ。
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- モスリム vs.クリスチャン
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2007.05.18 Friday3月にブロンクスで火事があった。西アフリカ移民2家族が暮らす家が燃え、10人が亡くなった。この火事は普段ひっそり暮らしている西アフリカ移民の暮らし振りを世間に大きく広めることとなった。
その時に書いた記事はここ
その続報があった。
亡くなった10人のうち9人が子どもだったこともあって世間の注目と同情を集め、義援金を集めるためのロックコンサートが開かれ、今週はバウワウとロイドのコンサートも行われる。
ところが、一家の主人は義援金を受け取ることを断った。
理由は、一家は敬虔なイスラム教徒であり、開放的な男女関係やセックス描写のある西側の音楽を受け容れることが出来ないというもの。(ただし心遣いには感謝し、義援金は他の困窮者(つまりセックス描写を気にしないアメリカ人=クリスチャンか。)のために使うよう提案。)
このエピソード、イスラム教徒に馴染みがないとちょっと信じにくいと思う。
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実はイスラム教徒だけではなく、無信仰者には「???」となる言動はクリスチャンにもある。この国は世界に名だたるキリスト教大国なので、私など、「けっこう、キテるな〜」と思うことが多々ある。
日本に伝わっているアメリカのクリスチャンのイメージは、壮麗な教会や、熱唱ゴスペルなど、まったくの「イメージ」のみで、その実態はほとんど知られていないと思う。
どんな宗教であれ、もっとも熱心な人たちは、第三者から見ればかなり極端な思想を持ち、それに基づいた行動を起こす。
実はアメリカでこんな発言をすることすら、ちょっと怖かったりする。それほどの宗教国家なのだ。アメリカは今、来年の大統領選に向けて「初の女性大統領 or 黒人大統領の誕生か!?」で盛り上がりまくっているように見えるけれど、選挙戦の実態もクリスチャンの世界観を知っておかないと、実はまるで理解できない。詳しくは、そのうちに書きますわん。
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さてさて、そんなややこしい話とは全くカンケーないですが、「ソウルトレイン」金曜更新デーです。
今回は地下鉄、しかも車両の中のミュージシャンとラジカセのお話。キラクなもんです。