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君が黒人で男なら、マリファナをやってはイケない。
息子を公園で遊ばせている時に読んだニューヨークタイムズの記事。非常に興味深かった。


黒人、ラティーノの若い男性は白人に比べるとマリファナ所持による逮捕率が異常に高い。これはよく知られた事実。マイノリティのほうがマリファナ吸引率が高いわけでは決してなく、実際は白人の方が高い。けれどマイノリティは警官にマークされる率が高いから逮捕率も上がる。警官は逮捕数に関して表向きにノルマはないものの、実際はある程度の数をこなさなければならない。


ニューヨーク州では、マリファナに関して個人使用の少量所持なら逮捕されない。交通違反のようにキップを切られて罰金。しかし、ここに落とし穴がある。「公の場でマリファナを見せる」と軽罪犯として逮捕される。警官は不審尋問をした相手をうまく誘導し、ポケットからマリファナの小袋を出させる。その瞬間に「公で披露した」として違反キップから逮捕へと扱いが変わる。


と言っても軽罪なので、大した罪にはならない。ところが逮捕回数が増えるなどすると、大学進学の奨学金やローン、住宅支援などいろいろな公的援助の受給資格を失う。親が子を経済的に援助できない低所得家庭出身であれば、何らかの政府支援は必須になる。それが得られないと、つまり、学歴→就職、まともな住環境を得られず、結果的に貧困スパイラルから抜け出す道を断たれてしまうのだ。


こうして男性が貧困にどっぷりだと、結果としてコミュニティ自体も荒廃する。


記事の著者はマリファナ吸引自体の善し悪しには触れていない。しかしマリファナ逮捕に起因するマイノリティの貧困スパイラルを断つために、マリファナ合法化を示唆している。時々、ハーレムやブロンクスのストリートや駅で警官に不審尋問されていたり、手錠を掛けられている若者を見掛ける。気付かないうちに、この貧困スパイラルに取り込まれてしまっている彼らを救うのはマリファナ合法化なのか?


私の息子も含めて公園で遊んでいる小さな子どもたち。子どもを連れて来てベンチに座っている父親。隣りのバスケ・コートでボールを追っている若者たち。彼らが災厄と、その後、永遠に続く貧困に足をとられない方法のひとつはマリファナに手を出さないことなのか。少なくとも合法化されるまでは。


Smoke and Horrors By CHARLES M. BLOW
http://www.nytimes.com/2010/10/23/opinion/23blow.html?scp=1&sq=smoke%20and%20horrors&st=cse



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author:堂本かおる, category:アメリカ文化・社会, 16:20
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