RSS | ATOM | SEARCH
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

author:スポンサードリンク, category:-,
-, -
人が死んで思うこと。
一昨日、ハーレムYMCA の入り口前の歩道で男性が撃たれて死んだ。午後8時20分。こういう事件が起きるには早過ぎる時間。


翌日、その付近で知人にばったり出会った。30歳前後の黒人男性。「久しぶりだね」「元気?」と言い合ったところで、知人に「YMCA で銃撃があったって知ってる?」と訊くと、なんてことのない顔付きで「あぁ、その時、YMCA の中にいたんだ」と言う。


YMCA の体育館ではメンバーなら誰でも参加できるバスケットボールの時間があって、チーム制などではないけれど、常連がやってくることが多い。犠牲者もその1人だった。途中で抜けてYMCA を出た途端に待ち伏せしていた犯人に撃たれたとのこと。


ハーレム育ちの知人にとって、これくらいは特に珍しいことではないのである。知人は淡々と事態を説明してくれて、それから「じゃ、家族のみんなによろしく!」と歩き去っていった。


* * * * * * * * * * * *


その翌日、仕事でつながりのある人に、近々ニューヨークに行くので安いホテルを教えてほしいと頼まれ、特にハーレムYMCA を薦めたわけではないけれど、「マンハッタンにはミッドタウンやハーレムも含めてYMCA が複数あり、個室の割りに安い」といった旨の返事をした。その時、2日前に起こった銃撃事件のことは全く考えていなかった。


なぜなら、ハーレムも含めて黒人コミュニティ(というより低所得者コミュニティ)なら、事件はある一定の頻度で起こる。しかし、その多くが深夜から未明にかけて起こる。午後8時に起こることは少なく、まして昼間にはほとんど起こらない。だから事件現場を歩くことを私自身、今もまったく躊躇しない。さらに言えば、自分が銃撃のターゲットになることはあり得ない。


だから「2日前に殺人があったから、ハーレムYMCA は止めておくほうがいいですよ」という思考に至らなかったのだ。


ある意味、ハーレム育ちの知人と感覚が似てきたのだと思う。


ただし、人が死ぬことによって周囲の人間が破滅する事態には慣れることができない。犠牲者には16歳の息子がいるそうだ。その少年の今後の人生を思う。



↓ 今日のブログ、面白かったらバナーをクリックお願いします!

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ    

************************************************************
★ブロンクス(HIP HOP)ウォーキングツアー

★スパニッシュハーレム(ラティーノカルチャー)ウォーキングツアー

★ハーレム(ブラックカルチャー)ウォーキングツアー

ブラックカルチャーを100%体感できるスペシャル・ウォーキングツアー。ハーレム在住10年のガイドが黒人史からヒップホップ、レゲエ、差別問題までストリートを歩きながらじっくり解説。

●詳細はここをクリック

************************************************************

author:堂本かおる, category:ハーレム, 15:38
-, -
スポンサーサイト
author:スポンサードリンク, category:-, 15:38
-, -