RSS | ATOM | SEARCH
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

author:スポンサードリンク, category:-,
-, -
赤ちゃんポスト? 当たり前でしょう。in ニューヨーク
ニューヨークには16,000人の里子がいる。総人口830万人、20歳以下の人口605万人なので(アメリカは21歳で成人)、子ども1,000人中7人が里子ということになる。当然、貧しい地区に集中しているので、ゲットーだと1クラスに何人もの里子が存在する。


貧困、アルコール中毒、麻薬中毒、育児遺棄、失踪、病気……理由がなんであれ、実の親に育ててもらえず他人や親戚に引き取られた子どもにトラウマの無いはずがなく、里子は精神的、心理的、肉体的、学業的に問題を抱えていることが多い。したがって里親は大変な苦労をすることが珍しくない。


けれど里親とはテンプで子どもを預かっているだけ。里子は市の児童福祉局および里子事務所に属しており、どんな問題であれ里親の単独判断は許されない。たとえば引き取った里子の行動に問題があり、カウンセリングが必要だとなると、里子事務所のソーシャルワーカーに依頼してカウンセリングの手配をしてもらうことになる。自分で良い医者を探して連れて行くことはできない。


ところがソーシャルワーカーが機能しないのだ。山ほどの仕事に囲まれ、手続きは一向に進まない。里親は、反抗的で、時にはリストカットまでする子どもを抱えて、なのにカウンセリングを受けさせることができない。


里親はフラストレーションを抱えながら孤軍奮闘することになる。


こんな里親のおかあさんたちの話を聞いていると、低所得地区が生み出した問題児を、その内部で志のある人間が救おうとしている図式が見えてくる。里子システムの全体は一応、行政が管理しているとはいえ、まるで「ゲットーの問題はゲットーで内部処理せよ」と言われているようなもの。低所得コミュニティの抱える、これほど深刻な問題が外部に漏れることはあまりない。


なぜ、里子の於かれている状況が「深刻」なのかと言うと、この子たちはトラウマを抱えたまま、やがて大人になる。そして自身の子どもを産み始める。ティ−ンエイジャーなら明日にでも妊娠出産をしてしまう。実の親との関係に問題を抱え、健全な家庭の在り方を知るチャンスの無かった、精神的にも未成熟な人間、または子どもが子どもを産み、育てる。生まれた子どもたちの多くには、やはり多大な困難が待ち構えている。


ちなみにニューヨークでは赤ちゃんを育てられない場合、病院、警察、消防署などに匿名で赤ちゃんを託すことができる。このシステムの善し悪しを論じることに意味はなく、そうせざるを得ない状況がある。もちろん行政は赤ちゃんを置き去りにすることよりも、養子に出すべく正式な手続きするよう推奨しているが。




↓ 今日のブログ、面白かったらバナーをクリックお願いします!

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ    

************************************************************

★ブロンクス HIP HOP ウォーキングツアー
7月2日:グラフィティ展オープニング・パーティ付き特別ツアー

★ハーレム(ブラックカルチャー)ウォーキングツアー
★スパニッシュハーレム(ラティーノカルチャー)ウォーキングツアー

ブラックカルチャーを100%体感できるスペシャル・ウォーキングツアー。ハーレム在住10年のガイドが黒人史からヒップホップ、レゲエ、差別問題までストリートを歩きながらじっくり解説。

●詳細はここをクリック


************************************************************
author:堂本かおる, category:-, 13:05
-, -
スポンサーサイト
author:スポンサードリンク, category:-, 13:05
-, -