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映画「ブラインド・サイド」〜ゲットーの黒人少年と南部のリッチマダム
Blind Side 1ブラインド・サイド公式サイト

サンドラ・ブロック主演
この冬、思わぬ大ヒットで映画会社自身がびっくり


映画「ブラインド・サイド」を観た。


実話を元にした話。テネシー州の貧しい黒人ゲットーのティーンエイジャーをリッチな白人女性が引き取る。少年は困難を乗り越えてアメフトに専念し、やがて NFL にドラフトされて今やプロ選手。


皮肉な言い方をすれば、例によってココロの広い白人が黒人を救う話。でも、そういう言い方は良くないですね。実話だし、映画を観れば分かるように舞台はニューヨークや LA ではなく、人種に関してとても保守的な南部。並大抵では出来ないことを、主人公の女性はやったわけで。


そう、主人公は黒人少年ではなく、サンドラ・ブロック演じるリッチな白人女性、レイ・アン。南部のリッチ層。当然、共和党員で、熱心なクリスチャンで、ライフル協会のメンバーで、つまり一般的にはブッシュの熱烈な支持者であり、アンチ・オバマである層。(白人の民主党員が肩身が狭そうに振る舞うシーンがあって興味深かった)


そんな女性が、寒い雨の日に行き場を無くして彷徨っている身長2メートルの黒人ティーンエイジャー、ビッグ・マイクを自宅に泊めるところから話は始まる。


サンドラ・ブロック、いい女優さんになりました。彼女が演じるキャラクターは、サザンベルと呼ばれる派手好きな南部のおばさま系。でも、「あらまぁ、可哀想な少年!」とベタベタになるタイプではなく、テキパキと実務的に「本当に泊まるところはあるの? 私にウソ付くのはやめなさい」と詰問してしまうところが、逆にクール。そんなキャラクターがビッグ・マイクを指して、「私の息子」と言い切るシーンがあって、そこに小さく感動。

Blind Side 2
本物のビッグ・マイクと、レイ・アン(素晴らしい女性だけれど、ファッションセンスにやや難あり・笑)


これも劇中のセリフで、レイ・アンの有閑マダム友だちが「黒人を引き取るなんて、ホワイト・ギルティでやってるの?」と言う。ホワイト・ギルティとは、白人が黒人に対して感じる罪悪感のこと。「昔、白人が奴隷制度を作ったから、黒人は今も貧しく、差別もされてるのよね、なんだか申し訳ないわね」という感じ。


けれど映画は、白人が観てもそれほどのホワイト・ギルティを感じることなく、家族で楽しめるライトな作り。サンドラ・ブロックのキャラクターが魅力的な一方、黒人少年ビッグ・マイク(現 NFL/the Baltimore Ravens の Michael Oher)のキャラクターは掘り下げ方が足りなくて、そこが残念。


ビック・マイクを演じたクイントン・アーロンは、17歳を演じるにはちょっとキビしい25歳ながら、それなりに健闘。がたいが大きいので、これまではボディガードの役ばかりやっていたそうな。ちなみに彼はブロンクスのゲットーの出身で、ビッグ・マイクほどではないにせよ、実家は「料金未納で電気やテレビを止められたり、もう少しでアパートから追い立てを喰らうところだったり」な暮しだったらしい。今後に期待。




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author:堂本かおる, category:映画, 03:21
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