仲良し4人がカラオケバーで歌っているように見えるけど、皆、かなり歌えるルーツ・シンガー(笑)。イーストヴィレッジのクラブの日曜レゲエナイトの模様。
日曜はニューヨーク郊外のロングアイランドへ。ホンジュラスからの移民の夫婦へのインタビュー。移民がいわゆるアメリカンドリームを達成した、典型的な成功例だった。まじめに働き、子供を育て、ブルックリンの賃貸アパートから郊外の一戸建てへ。そして来年には退職してフロリダで悠々自適の生活。
彼らはホンジュラスのマイノリティ・エスニックグループであるガリフナ族。アフリカの血を色濃く受け継いだ人たちで、人種的には黒人。けれど本人たちのアイデンティティーは「アフロ・カリビアン」であって、「アメリカン・ブラック」とは異なる。
とはいえ、アメリカ白人にはその違いは分からず、若い頃に「アメリカン・ブラック」としての人種差別も体験している。受けた差別の内容がとてもねじれていて、差別そのものよりも白人の対アメリカ黒人観、対移民観に驚かされた。(その後、差別した白人たちよりも安定した暮しを手に入れているわけで、ここがアメリカン・マジックか。)
……あとは記事本編で。
夜はヴィレッジのクラブへレゲエを聞きに。
上の写真の4人の出身国はジャマイカ、アンティグア、セント・ヴィンセント。(サングラスの人は不明。背後に写っているギタリストは日本人。)なので、全員やはりアフロ・カリビアンまたはカリビアン・ブラック。
ちなみにガリフナ族は、そもそもはセント・ヴィンセント発祥の民族といわれているので、インタビューした夫婦と、写真左端のシンガーには、もしかすると薄〜いつながりがあるのかもしれない。
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