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メキシコ違法移民版「ニュー・シネマ・パラダイス」
under the same moon「Under the Same Moon」同じ月の下で

「ニュー・シネマ・パラダイス」のメキシコ移民バージョンと呼ばれている映画を観た。

場所はアッパーウエストサイドの、年寄り専門映画館(?)として知られるリンカーンプラザ・シネマ。ここ、いつ行ってもリッチ&カルチャー系のじじばばでいっぱい。場所柄、引退する前は文化・芸術系の第一線で活躍していた人たちなのだろう。だから、このテのインディー映画をせっせと観に来るのだ。あなどれないじじばばなのだ。


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それはさておき、映画。


メキシコに住む9歳の少年、カリトスの母親は違法移民としてロスで家政婦をしている。毎週、日曜日に母からかかってくる電話を何よりも楽しみにしているカリトスは、明るくて誰とでも友だちになれる、健気で良い子。でもマミーの不在は淋しくしょうがない。ある日、とうとうカリトスは意を決し、たったひとりで国境を渡ることに……。

「母を尋ねて三千里」の現代バージョンか。旅のお供は、おさるのアメデオじゃなくて、やはりイリーガルのメキシコ人男性。この相棒を演じているコメディアンが良い味を出している。

ほのぼの。笑いと涙。感動。
登場人物、全員が善人。
なるほど、「ニュー・シネマ・パラダイス」っぽい。
サンダンスで絶賛されただけあって、良い作品。

ただ、わたし的にはちょっとスウィートすぎるかな……という気も。
「ニュー・シネマ・パラダイス」は、最後に成人した主人公の痛みが描かれていて、あれがよかったのだなぁ……と思う。


ただし、メキシコからの違法移民の苦しい生活が描かれている。違法移民としてアメリカに渡ることが「当たり前」なメキシコ人のメンタリティも。

違法移民はとうぜん法律違反。正論で言えば良くないこと。ただ、メキシコに限らず、貧しい国に生まれた者が、「ビザ無くてもアメリカに出稼ぎに行くのは当然でしょ」と考えてしまう背景が今の地球にはあるのだな。実際、そんな違法移民が全米に1,200万人もいるのだ。

この作品でも、カリトスの母と友人、母をアメリカに送り出した祖母、コヨーテ(不法越境斡旋業者)の誰も違法移民を問題だと思っていない。そんな環境で育ったカリトスも然り。だからカリトスも越境を決意する。唯一の問題は、彼がまだ子供だということ。それだけ。

これってグローバル規模の経済問題なのよ、要は。
そんなことを改めてしみじみと考えさせられた作品でしたマル

↓Under the Same Moon トレイラー



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author:堂本かおる, category:映画, 11:50
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