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連邦議事堂のインターンはメラニン色素で決まる〜マイノリティは資格なし?

 

連邦議事堂のインターンはメラニン色素で決まる〜マイノリティは資格なし?

 

 

今日、7月18日、オハイオ州で共和党の全国大会が始まった。この大会で正式にドナルド・トランプが共和党の大統領候補、マイク・ペンス(現インディアナ州知事)が副大統領候補に指名される。

 


過去2週間に全米各地で警官による黒人男性射殺、元米兵の黒人男性による警官射殺が4件も起り、共和党の全国大会はかつてないほどの緊張感に包まれている。オハイオ州には「オープンキャリー法」があり、装填した銃を他者に見えるように携帯することが合法。つまり大型銃を肩にかけてスーパーマーケットで買物をすることも許される。

 


言うまでもなくトランプはマイノリティの多くから支持をされないどころか、激しく嫌われており、一方、白人至上主義者はトランプを支持。党大会の会場周辺に集うトランプ支持派、アンチ・トランプ派がいともたやすく人種対立に結びつく可能性がある。その双方が全員ではないにせよ銃を所持するわけで、警備をおこなう警察もさらなるプレッシャーにさらされている。

 


 


この党大会の2日前、下院議長のポール・ライアンがインスタグラムにアップした1枚の写真が大きな批判を浴びている。

 


この夏、ワシントンD.C.の連邦議事堂(国会議事堂)でインターンとなる若者たちとライアンのセルフィー、自撮り写真だ。

 

 

 

 

今のアメリカでこの写真を見て驚かないわけにはいかない。この原稿を書いている時点で6,500ものコメントが書き込まれている。

 

「白人の海」(何かが大量にあることを "the sea of ~" と言う)


「冗談だろ?」


「共和党の反映」


「(インターンの資格に)メラニン色素以外に求められるものは無いのか?」


「これが全員黒人だったら問題になるだろう」

 


下院議長のライアンが共和党であることと、インターンたちの支持政党がどれほどリンクしているかは不明。しかし、国政に強い関心を持つ若者が貴重な経験を得られる場をマイノリティに提供せず、それを前回の大統領選に立候補すらした下院議長が臆することなく公表している。特に黒人と警官の射殺事件が続き、人種問題が非常な緊張状態にある今、である。

 


ライアンは「ポリティカリー・コレクトネス」としてマイノリティも採用する、仮にこの写真の中にマイノリティが1人か2人でも含まれているなら(最後部にアジア系男性?)、自分に近い場所に座らせるなどの配慮を一切おこなっていない。そうした配慮がマイノリティの若者を勇気付け、来年インターンに応募するきっかけになるかもしれないのだ。しかし、アメリカ合衆国下院議長という国政のトップにある人物は、人種的マイノリティの国政参加を望んでいない。

 

 

一枚の写真が、アメリカの人種問題の根深さをかくも雄弁に物語っているのである。

 

 

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author:堂本かおる, category:ブラックカルチャー, 06:49
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