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ハーレムウィーク2017(写真30点)

ハーレムウィーク 2017 (写真集)

 

毎年8月におこなわれるストリート・フェスティバル。

ハーレムの過去・今・未来。

楽しい・美味しい・音楽とダンスだらけ。カラテなんかもあったりする。

来年はぜひ来てください。

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揚げ物屋:白身サカナ、チキンウィングス、エビ、ポテト

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定番コンボ:フライドチキン&ワッフル

 

チキンウィング!

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BBQグリル

 

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レッドヴェルヴェット・カップケーキ

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踊る

踊る

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特設ステージでのコンサート。ほんとうはトリオ。

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 銃がいかにコミュニティを脅かすかについてラップする少年

 

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ハーレム・マザーズ:銃で息子を亡くした女性たちの会


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ラッパーもここまで進化:メタリカのTシャツとダメッジド・ジーンズ

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いつもはメインストリートで叩いているドラマー。ご近所さん

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ラテンで踊る〜前日のドミニカ共和国パレードの勢いでやってきた山車

真似のできないスーパー・コーディネイト

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「ブラック・ライヴズ・マター」

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「サンキュー、オバマ大統領とファーストレディ」(右)

「めっちゃブラック。文句あるか」(左)

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「トランプを弾劾せよ」

 

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「ハーレム:移民の街」 画家もパナマからの移民

これも反トランプ・メッセージ

 

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海兵隊リクルート・トレイラー

(この翌日にアフガン増兵が発表された)

 

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本流から分けられ、しかし米国史を作り上げた黒人たち

黒人野球リーグ:ニグロ・リーグ

黒人飛行隊:タスキージ・エアマン

黒人部隊:バッファロー・ソルジャーズ

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西アフリカ製の生地で作るアクセサリー。お見事

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アフリカ大陸をモチーフにしたイヤリング


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西アフリカの生地で作るドレス、ブラウス

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ジェイ・Z 〜 ラッパー、プロデューサー、実業家(1965 – )

アイダ・B・ウェルズ 〜 黒人女性ジャーナリスト(1862 – 1931)

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アフロピック(アフロヘア専用の櫛)型のヘアバンド

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人種を超えて〜新しいハーレム

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ダンス・シアター・オブ・ハーレム:未来のバレリーナ  ↑

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「ちゃんとつけろよ!」〜NY市が無料配布するコーンドーム

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アポロシアターのテント

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四角いブームボックス。欲しい

 

美味しかったね、楽しかったね。また来年!






 

 



ハーレム・ツアー(ブラックカルチャー100%体感!)
ゴスペル・ツアー(迫力の歌声を全身にあびる!)
スパニッシュハーレム・ツアー(ラテンカルチャー炸裂!)
ワシントンハイツ・ツアー(スペイン語の街 "In the Heights"はここで生まれた!)

 

 

 

 

 


 

 

 

author:堂本かおる, category:ハーレム, 07:31
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ハーレムにユリ・コウチヤマの壁画完成〜マルコムXの最期に居合せた日系アメリカ人活動家
ハーレムにユリ・コウチヤマの壁画完成〜マルコムXの最期に居合せた日系アメリカ人活動家

10月23日、日曜の午後。ニューヨークのハーレムでユリ・コウチヤマの壁画完成の記念イベントがあった。




ユリ・コウチヤマは日系二世でありながら1960年代のハーレムに家族と共に暮し、社会活動家となってマルコムXとも親好を結んだ人物。マルコムX暗殺の場にも居合せ、ライフ誌に掲載された瀕死のマルコムの頭を両手で支える写真はあまりにも有名だ。

ユリは日本からアメリカに移住した両親のもと、カリフォルニア州で1921年に生まれている。少女の頃から活発で聡明だったユリは短大でジャーナリズムとアートを専攻するが卒業の半年後に真珠湾攻撃が起り、父親はFBIに連行された挙げ句に亡くなってしまう。その後、父を欠いた一家は日系収容所に暮らすこととなる。

戦後、収容所を出たユリと、やはり日系二世の夫、ビルはニューヨークで新生活を始める。ハーレムの公営団地(通称プロジェクト)に落ち着いた夫婦は子どもを6人もうけ、同時にさまざまな地域活動、社会活動にのめりこんでゆく。

今回の壁画お披露目のイベントで、ユリとは古い知り合いだったというハーレムの男性がスピーチをした。 「ある時、ユリに『ジャパニーズなのになぜ黒人運動にかかわるのか?』と聞いたことがあります。ユリの返事は『私は日系収容所にいたの』でした。その言葉だけで十分でした」

"Aisians 4 Blacklives"


マルコムXもユリの熱心な活動に感服し、ユリ主宰の集会に顔を出したり、旅先から何通も絵はがきを送るなどしている。(参照:『ユリ 日系二世NYハーレムに生きる』著:中澤まゆみ)

高齢となった後も911テロ事件についてのコメントを発し、その内容が論争を呼ぶなど様々な活動を続けたユリも2014年に93歳で他界した。今年の誕生日(奇しくもマルコムXと同じ5月19日)には拡声器で演説する若き日の写真がグーグルのトップページのイラストにもなった。

日系人としては破格の生き方をしたユリだが、そのユニークさは家族にも及ぶ。ユリの6人の子どもたちはユダヤ系、アフリカン・アメリカン、インド系ブラック・トリニダード人、中国系、日系ハワイアンなど様々な伴侶を得た。その子どもたち〜今回の壁画プロジェクトの中心となったユリの孫たちもまた多様なパートナーを得ている。その結果が以下の写真だ。日系アメリカ人として生まれた自分の子、孫、ひ孫たちがこんなふうに世界を繋ぐとは、ユリ自身も想像だにしなかったに違いない。


壁画の前でマルコムXの言葉を読むユリのひ孫たち

ユリの親族と壁画プロジェクトの関係者たち


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ヒューマン・バラク・オバマ 第1回:父親としてのオバマ大統領〜「私はフェミニスト」

ヒューマン・バラク・オバマ 第2回:バラク・オバマは「黒人」なのか〜人種ミックスの孤独

ヒューマン・バラク・オバマ 第3回:マイ・ブラザーズ・キーパー〜黒人少年の未来のために

ヒューマン・バラク・オバマ 第4回:“二重国籍疑惑”の大統領候補たち〜「生まれつきのアメリカ人」とは?

ヒューマン・バラク・オバマ 第5回:ドナルド・トランプを大統領にしてはいけない理由




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author:堂本かおる, category:ハーレム, 00:40
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200ドルの札束〜ハロウィンパーティ

以下、ハロウィンパーティに関するツイートのまとめ + ハーレム定番ダンスソング


1)息子の小学校のハロウィン・パーティで腰を抜かした件。ブロンクスのプロダクション協賛のダンス・コンテストがあって息子が優勝した。賞金は200ドル(ここでまず「え!小学生に!」と驚く)


2)プロダクション所属のラッパーのお兄さんに呼ばれて息子は会場中央に。そこで渡されたのは、1ドル札ばかり200枚を束ねた「札束」だった!


3)驚く息子本人と、本人以上に盛り上がる子どもたち。たくさんの子が、ギャングスタ・ラッパーがビデオでやってるアクション、札束を片手に持って、もう一方の手で札を手裏剣みたいにバラまく、をやれやれ!と囃し立てる。


4)この全容をおそらく知らされていなかった校長先生(おっとりした白人男性。トイストーリーのウッディの仮装・笑)は息子の背後で目を白黒。親の私も目を白黒。あぁ、ハーレム…、あぁ、ブロンクス……


5)DJのかけた曲、エレクトリック・スライド、チキンヌードルスープ、ハーレム・シェイクは定番なれど、今日はBobby Shmurda かけたから、これもびっくりした。


6)200ドルの札束 for 小学生 at ハーレム。



7)ハロウィン札束事件。なんだかんだ言いながら、あれが黒人社会の一部の反映。「あれにどっぷり、あれしか知らない」は困るけれど、メインストリーム文化も教えることで、黒人の子どもはアメリカ文化の二極バイリンガルになれる。


蛇足)黒人の子が文化バイリンガルになれるのと違って、白人の子がギャングスタラップをBGMに札束撒いても「タダの黒人ワナビー」となる。#ダブルスタンダード


↓ ハーレムでは小学生も踊る定番ナンバー

Webstar, Young B 「Chicken Noodle Soup」 ft. AG aka The Voice of Harlem

Cali Swag District 「Teach Me How To Dougie」

Marcia Griffiths 「Electric Boogie (The Electric Slide)」

Mr. C The Slide Man 「Cha-Cha Slide」




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author:堂本かおる, category:ハーレム, 21:55
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礼を言わない母親と席を譲る男〜ハーレムにて

土曜の夜7時頃、ハーレムのスターバックスで友人とコーヒーを飲んでいたら、テーブルの脇に若い母親と6〜7歳くらいに見える女の子が立った。満席だったから、母親は女の子に立ったままで買ったばかりのクッキーだかパウンドケーキだかを食べなさいと言った。

それを見た私は女の子に席を譲った。女の子は素直に座って大人しく食べ始めた。母親は礼も言わず、立ったままコーヒーを飲み始めた。私も立ったまま友人と話し続けた。ニューヨーク、特にゲトーに住んでいると、これくらいのことではいちいちムっとしなくなる。とても丁寧にサンキューを言う人と、全く礼儀知らずのぞんざいな人間が同居するからだ。

すると私の逆隣りに座っていた男性が私に席を譲ってくれた。「大丈夫」と断ったけれど、「ボクはもう出るから」と言うのでサンキューと言ってイスを引き寄せ、そのまま友人と話し続けた。女の子は同じテーブルの私の隣りでケーキを食べている。

ふと見ると、母親がいなくなっていた。表でタバコを吸っているのがガラスのドア越しに見えた。やがて母親はいったん店内に戻ってきて、娘を連れて出て行った。私への礼は当然無しである。

普通に考えると、母親がとんでもない人間で、私に席を譲った男性が善人に思える。多分そうなのだろう。いや、そうだろうか。

ハーレムにはシングルマザーがとても多い。子どもの4人に1人くらいはシングルマム家庭育ちではないかと思う。これはつまり、子どもを持つ男の圧倒的多数が子どもと同居していないことを示す。別居だけならともかく、養育費を払わない父親も多い。取り立てのために家庭裁判所に通う母親も少なくない。

そんなことも含めてたくさんのストレスを抱え、本来は善人なのに無作法になる母親もいる。一方、自分の責任を果たさず、けれど他人には親切な男たちもいる。

あの2人の私生活は知る由もないし、全くの見当違いかもしれないけれど、帰りの地下鉄でふとそんなことを考えた土曜の夜。




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author:堂本かおる, category:ハーレム, 05:22
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ゲトーのスーパースクール
来る9月。アメリカでは新年度。息子に転校の誘いがあった。なんとキンダー(小学校付属の幼稚園)入学時に申し込んで順番待ちリストに載った学校から、5年振りに電話がかかってきたのだ。そこはオバマ大統領がモデル校として全米に広めようとするハーレムのチャータースクール。簡単に言えば、公立として授業料無料、しかしカリキュラムは民間に完全委託の半官半民の学校。ハーレムのメインストリートにある第一校舎に続き、去年、悪名高い大型プロジェクト(低所得者用公団)6棟のど真ん中に新校舎がどどんと建った。

この学校は授業時間が長い。7時半に朝食を出し、授業終了は4時。放課後はそのまま学童保育が学年によって5時または7時まで続く。夏休みは70日以上あるニューヨーク市にあって、なんと8月の30日間だけ。その間も学校提供のサマーキャンプがある。子どもによっては生まれてすぐの親子育児教室から始まり、小中高の一貫校。

ハーレムのチャータースクールの目的は子どもを大学に入れること。大卒でなければまともな職が無く、良くてワーキング"超"プア、もしくは福祉頼り、刑務所行きかホームレス。そうした層が子どもを作ると親同様に教育を受けるのが難しく、同じサイクルを繰り返してしまう。だから大学入学が学校の使命なのだ。

しかし勉強をガリガリやるだけでは足りない。放課後や長い夏休みに子どもがストリートをうろうろするとギャング、銃、ドラッグ、セックス(10代の妊娠)の誘惑がある。そこでゲトーでは子どもをストリートから遠ざけておくことも命題になる。しかし低所得の親は習い事や学童保育、夏休みの間のキャンプの月謝が出せない。だからこの学校では「無料」で子どもを校内に長時間留めておく。

プロジェクト(低所得者用公団)はどこも問題山積。この学校があるプロジェクトも銃撃で若者(20代前半で子持ちだった)が死んだこともあり、なかなか評判は悪い。そこに敢えて校舎を建て、住人の子どもを優先的に入学させるのは、創設者の目的が「ハーレム・コミュニティを良くすること」だから。ハーレムに住む成績と素行の良い子だけを厳選し、鍛えて良い大学に入れ、優秀校の栄誉を得ることが目的ではない。ゲトーの子どもに安定した将来を得る準備をさせ、引いてはハーレム・コミュニティ全体を向上させることが創設者のゴールなのだ。創設者自身がサウスブロンクス出身の黒人男性であり、だからこその強い理念と使命感だと言える。

私の息子は本人の資質から学校に長時間居ることが益になるとは思えず、夫と話し合った結果、入学を断った。しかし黒人低所得地区に於けるこの学校の意義は大いに讃えて止まない。

 

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author:堂本かおる, category:ハーレム, 04:50
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ハーレムの風景。
author:堂本かおる, category:ハーレム, 14:22
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ニューヨークの風景。
GAP シンディ・ローパー/ビリー・ポーター


GAP Qティップ/ハリー・ベラフォンテ



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author:堂本かおる, category:ハーレム, 15:25
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ハーレムの風景。
author:堂本かおる, category:ハーレム, 17:16
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ハーレムの風景。
author:堂本かおる, category:ハーレム, 16:25
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ハーレムの風景。
警官に撃たれて死んだラマーリー・グラハム。
警官は無罪に



●ハーレムツアー(ブラックカルチャー100%体感!)
●スパニッシュハーレム(ラティーノ&マルチカルチャー)
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author:堂本かおる, category:ハーレム, 16:24
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