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「新外国人」……なんとかならんか、これ。
ハイチ関連のニュースで「ヤクルトの新外国人エウロ・デラクルス投手(25)」というのを見つけた。ハイチの隣国、ドミニカ共和国の人。ハイチ地震のためにアメリカ経由日本行きのビザが降りず、フランス経由で来たらしい。って、日本ではみんな知ってるニュースなのかな。


それにしても、この「新外国人」という言葉、とてつもなく違和感がある。日本のプロ野球には「外国人選手枠」があるから、日本人選手と区別する必要があるのかもしれないけれど、ドミニカ人であろうが、中国人であろうが、アメリカ人であろうが、みんな「外国人」と呼ばれてしまうのね。しかも「新」付きで、すごくヘンな言葉になっている。


そもそもこの言葉、差別的とは思わないけれど、疎外感全開だ。


さて、こちら本日はスーパーボウルでございます。アメフトには全く関心のない私も、今回はニューオリンズ・セインツに勝ってほしいと思う。ニューオリンズの人にとって、ハリケーンカトリーナ後、もっともエキサイトな出来事らしい。しかもセインツ、チーム発足以来、スーパーボウル進出は初めてだそうな。




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author:堂本かおる, category:その他, 20:26
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ハイチ:アメリカ人による「人さらい」事件
予想どおり、「ホープ・フォー・ハイチ・ナウ」のオンエアと共にハイチ報道が減ったけれど、その前から CNN が熱心に(しつこく)追っていたのが、養子問題。少し前に書いたけれど、地震以前に養子をもらう手続きを始めていて、どの子どもを引き取るかも決まっていた養親の元には速攻で子どもがやってきた。非常時ゆえに、いちばん最後の手続きをすっ飛ばし、子どもを軍用機に乗せてアメリカに連れてきたのだ。


それをニュースで観たたくさんのアメリカ人が「ハイチの孤児を養子にしたい!」と申し出た。けれど混乱の極みにある今のハイチでは、地震で親を亡くした子、親とはぐれただけの子、孤児となってはいても親戚が引き取るかもしれない子……がいっしょくたになっている。つまり、どの子が本当に養子に出るべき境遇か分からないので、新規の申し込みには対応していない。(状況が整理され、養子に出るべき子どもが早く出られるようになれば良いとは思う)


……このネタを、CNNはやたらとしつこくやっていた。ちょっと嫌な言い方だけど、地震直後の「10日振りにガレキの下から救出されました!」系の感動ネタが終わった時、かわいい子どもネタに飛びついた感がある。それをさらに煽る事件が起きた。


アイダホ州にある、ある教会のメンバー男女10人がハイチにやってきて、子ども33人を隣国のドミニカ共和国に連れ出そうとした。ところが政府の許可は取っていない、子どもたちの多くは孤児ではなく親がいる、本人たちがドミニカにあるという孤児院はただのモーテル……つまり、災害時の支援、孤児の扱いに関してまったく知識のない一般個人が勝手に子どもを外国に連れ出そうとしたわけで、誘拐罪で逮捕されてしまったのだ。


本人たちいわく、可哀想な「孤児」を救いたかったとのことだけれど、実際には極貧の村に行き、「ちゃんとした施設で、きちんと育てるから」と親を説得して子どもを手放すように仕向けたと言う。インタビューされた親の一人は「食べる物すらない生活だから、辛いけど子どもの幸せのために承諾した」と言っていた。


この事件、「善意でしたことだから許してあげれば」とはいかない。おそらく本人たちは自覚できていないと思うけれど、とても深刻にして重い罪を犯したのだ。彼らは子どもの将来を確約できる法的立場も、施設も、資金も、知識も持ち合わせていない。しかも国内ならまだしも、外国に連れ出そうとしたわけで、子どもたちは「不法滞在者」となってしまう。そもそも実の親にウソをついて子どもを連れ出している。


これ、「アメリカ人」であること、「クリスチャン」であることの、それぞれ最悪の部分が組み合わさった行動だ。大国と宗教の、まさに「上から目線」なのである。「貧しく可哀想な子どもたちを、豊かで博愛な私たちが救ってあげる」。理性のカケラも見当たらない。


彼らは今、ハイチの刑務所にいる。ハイチ政府は当初、地震で司法制度も機能不全となっていることから10人をアメリカに返すことを検討していたけれど、最終的に自分たちで裁くことに決めた。今のところ、オバマ大統領はこの件に関して発言していない。(てか、「とほほ、ただでさえ忙しいのに」とか思ってるんだろうな。いや、ほんと、彼は今、おしりに火がついているので)




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author:堂本かおる, category:ハイチ地震, 19:50
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PR:米国「チャータースクール」とは何ぞや?
先週もお知らせしましたが、記事がウエブにアップされたので再度。

在米邦人対象の日本語雑誌 U.S. FrontLine にチャータースクールに関する特集記事を書きました。

チャータースクールとは、今、アメリカで非常に注目を浴びている「公立でもない、私学でもない」新しい形態の幼稚園〜高校です。オバマ大統領もその増設策を進めています。

雑誌のウエブサイトより PDF 無料ダウンロードができますので、興味のある方、教育関係の方、ぜひご一読くださいませ。(こんな記事も書いてるんですよー。実はこれもびみょーに黒人関連だったりするのですが)

U.S.フロントライン ウエブサイト
February 5 th「教育未来形チャータースクール」

FrontLine




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author:堂本かおる, category:アメリカ文化・社会, 18:08
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「プレシャス」アカデミー賞6部門ノミネート
プレシャス(Precious: Based on the Novel ‘Push’ by Sapphire)
アカデミー賞6部門ノミネート

作品賞
監督賞:リー・ダニエルズ
主演女優賞:ガボーリー・シディベ
助演女優賞:モニーク
脚色賞:ジェフリー・フレッチャー
編集賞:ジョー・クロッツ

黒人監督による作品としては初の快挙


「Precious」公式サイト(英語)

「プレシャス」公式サイト(日本語)


ベストセラーとなった原作小説「PUSH」の邦訳版



原書





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author:堂本かおる, category:-, 00:28
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ハーレムの爺さん。凄いんだ。タフなんだ。でも死んだ。
忙しいんだけど、こんなこと書いている時間はないんだけど、実はハイチの養子の続きを書きたいんだけれど、でも、あまりにもハーレムな話なので。


受刑者が難病、または余命幾ばくもないという状態になったら特例として出所させるという法が出来、その第一号になりそうな受刑者がいるという記事を、数日前に読んだ。


現在89歳で、おそらくガンに罹っている。本人が拒否してテストを受けていないのだけれど、医者はおそらくガンだと。で、25年の刑だと言う。89歳で25年の刑期がいまだに終わっていない……? それにしても、ベッドに横たわる写真を見る限り、とても89歳には見えない。70代前半くらいに見える。しかも頑丈で健康そう。ガン末期なのに。


この爺さんは、ハーレムの高利貸しだったそうだ。69歳の時に襲って来た相手だか、強盗だかを撃ち殺して正当防衛を主張するも認められず、有罪に。


いくら犯罪者であっても、89歳の高齢で、ガンで死にかかっている人間を爺さん呼びわりはないと思うだろうけれど、いるのだ、ある種の尊敬を込めて爺さんと呼ぶべき人間が。とはいえ、殺人を犯した、社会的には最低の人間であって、実は尊敬などしていない。そもそも爺さんの人間性も事件の詳細も知らないし。


けれど、この爺さんほど極めれば、なんと言うか、これもまた、ひとつの人生だったのではないかと思う。いや、人間の暗部をロマン化することこそ罪悪なのだけれど。


今、その爺さんが亡くなったというニュースを見たのだ。





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author:堂本かおる, category:ハーレム, 15:49
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ツイッター。8年前にやってたよ(自慢)
最近、ツイッターを始めてみた。実は情報収集のために有用なツイッターをいくつか購読していた。アメリカの若者カルチャーって、もうツイッターなしには語れないのだ。でも、というか、だから自分では何も書いていなかった。


書いてみて思ったけど、これ、昔しつこく書いたミニ・メルマガだ。当時、150文字の「ハーレム・ミニ・ジャーナル」なるメルマガで発行していた時期があって、それが2002〜2005年。なんだ、私、パイオニアじゃん。……とはいえ、やはり大きく異なる。


メルマガは発行が面倒。機動性がない。インタラクティブではない。他にもいろいろ違いがある。


でも、ま、今、読み返してみると当時のハーレムの、ミクロだけどリアルな描写になっている。
ハーレム・ミニ・ジャーナル





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author:堂本かおる, category:アメリカ文化・社会, 12:28
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すべては子どものためにあるべきなのか
"Young Forever" Jay-Z | Mr. Hudson (OFFICIAL VIDEO)


曲よりも、映像の美しさに惹かれるビデオ。

結局、すべては子どものためにあるべきなのか、と。
子どもがきちんと育つ社会環境、家庭環境をつくること。
健全に育った子どもたちは、必ず社会に貢献する人間となる。
社会に貢献とは福祉活動するとか、そういうことではなく、(もちろん、そういうことも含め)個々の人間がそれぞれの役割、やりたいことを全うすると、それが何であれ社会を健全に動かす基礎になるということ。



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author:堂本かおる, category:アメリカ文化・社会, 05:54
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「チャータースクールはゲットーの救世主?」特集記事書きました。
今、アメリカで注目を集めているのが「チャータースクール」。


授業料なし、入試なし、ただし抽選制。カリキュラムも授業時間も学校によってバラバラ。運営資金は投資で増やす。こんな公立でもない、私学でもない学校がアメリカで注目され、オバマ大統領も増設に取り組んでいる。ニューヨークではハーレム、ブルックリン、ブロンクスと、つまりゲットーに集中してガンガン新設されている新しいタイプの学校。


これまで教育面に於いてとことん放置され、荒廃をきわめたアメリカ・マイノリティ地区の学校・子どもたち・コミュニティを、さてチャータースクールは救えるのか?


こんなチャータースクール特集記事「教育未来形チャータースクール」を、アメリカ国内で発行されている日系雑誌 U.S.フロントラインに書きました。ニューヨークではそろそろ店頭に出ています。他の州も来週には出回ります。ぜひご一読ください。


日本の方は、来週になるとウエブサイトからPDFダウンロードにて読んでいただけます。
 ↓
U.S.フロントライン ウエブサイト




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author:堂本かおる, category:アメリカ文化・社会, 13:21
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メイド・イン・USA
ハイチには縫製工場があり、アメリカやカナダ向けの製品を作っている。今回の地震では幸運にも工場は崩壊を免れ、建物に入ったヒビをおそれながらも操業を再開している。(って、本当に大丈夫なのか。)


工員の賃金は時給4ドルで、ハイチの平均賃金よりも良いらしい。でも、以前インタビューしたハイチ系アメリカ人の女性は、この工場をよく思っていなかった。彼女はそもそもはファッション業界で働いていたものの、アメリカでかなり良いブランド品として売られている衣料がハイチで安い賃金で作られているのを知った時、愕然としたと言う。


さっきタンスを開けて、セーターやTシャツのラベルを見てみた。
メイド・イン・チャイナ、香港、カンボジア、バングラデシュ、ベトナム、コリア、インドネシア、フィリピン……縫子さんたちの賃金はどれほどなのだろう。


アメリカ国内で縫製していることをウリにしているアメリカンアパレルの製品は、質の割りに値段が高く思える。だから買わない。「賃金が高い=売値が高い」は仕方ないことだけれど、一般消費者としては安い商品を買ってしまう。(ところで、縫ってる人は「アメリカ人」なのだろうか。それとも移民?)


今日、オバマ大統領の一般教書演説があり、「輸出を増やす」と言っていた。農業のことを言っていたみたいだけれど、アパレルはちょっと無理か。




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author:堂本かおる, category:ハイチ地震, 18:01
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「ハイチ千羽鶴」事件
日本ではケンケンガクガクの大騒動になっているようで、
もはや「ハイチ千羽鶴事件」。


最初にミクシィで「千羽鶴を贈りたいが、ハイチへの送り方が分からない。教えてほしい」という書き込みを見た時には、かなり驚いて(正直なところ、「あり得〜ん!!!」と思った)、それでも、こんな騒動になりつつあるとは知らず、「今は止めておいたほうがいいのではないですか」と書き込みしそうになった。でも、結局しなかった。支援にも人それぞれの考え方があるだろうし、と思って。


でも、ちゃんと地震報道を見ていたら、多くの人が未だに充分な食料を得られていないことが分かると思う。ひもじい思いをし、そもそも最初から極貧国だけに、これから先いつになったら一日3回、安定して食事ができるのかも分からない時に送るべきものじゃないと分かると思う。


昨日、ハイチからの移民である知人に会ったら、向こうでは「トイレ、シャワー(の無いこと)が問題になっている」と言っていた。衛生問題。深刻。


今回の千羽鶴の主宰者は、すでに集まった鶴を少なくとも1年は手元に保管しておき、その間ずっとハイチの復興状態をフォローして、90%は崩壊したと言われる学校や病院が再開したら、その時、そこへ送ればいいのではないかと思う。


再開した学校で学ぶ子どもたちに、千羽鶴の意味や、日本のことも伝える資料を添えて贈ればどうでしょう。



日本赤十字社 ハイチへの支援金 寄付




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author:堂本かおる, category:ハイチ地震, 07:38
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